オンナの本性を教えましょう。
その438、《114》尻焼き温泉で混浴、サオリさん(22歳)パート2
ところが、さらに1時間経った夜の10時頃、サオリさんはワシの布団に入ってきた。
「ハハハハ、寂しくなったか。ダッコダッコして朝まで寝ようか」
「オジサン、私、変なの・・・」
「ん?」
「抱いて・・・、エッチして、お願い・・・」
そう言うと、ワシにしがみついてきた。
「オジサンのムラサキ色の匂い・・・、このせいだと思う」
「ムラサキ色の匂い? なんだ、そりゃ??」
「なんか高貴なムラサキの花のような匂い・・・・、あああ・・・、オジサン、抱いて・・・」
まったく、意味がわからない。わかっているのはサオリさんが異常に発情していることだ。
「なんだかわからんが」
「あああああ・・・・・」
若鮎のような弾力性のある両脚を開き、正常位で、ワシはすでにグショグショに濡れているバギナに怒張した男根を(笑)を、すぐに挿入した。
前戯はまったく必要が無い。入れると括約筋が強力に締め付けてきた。すでに“出来上がっていた”のだ。
ズン、ズン、ズン、ズン、ズン、ズン、ズン、ズン、ズン・・・
「ハッフ、ハッフ、ハッフ、ハッフ、ハッフ、ハッフ・・・・・」
「オジサン~~~、気持ちいい~~~~っ!! ああっ、ウソ! ウソ! ウソォ~~~~~~!!」
大きく屈曲された両脚の中心部にクキッ、クキッ、クキッ、クキッっと、かなりの摩擦を伴ってビストンしていく。
その強さは膣痙攣とほぼ同等かもしれない。若い女がここまで締まる??すこし、ワシは疑問に思った。
突然、ヨガリ声が途絶える。
代わりに、ワシのペニスへのヒクヒクという、脈動が彼女の体から伝導してきた。
イッのだ。イッたと同時に目が半目になって焦点定まらず宙に浮いている。
「失神しちゃったよ」
ペニスを抜き、横向きになった彼女の体を見ると、目は半分見開いているが見えているわけではない。
腹部の腹筋だけが別の生きもののように、ヒクヒクと痙攣している。
この姿、最高にエロチック。絶頂直後の裸体を見るのはワシの一番の楽しみなのだ。
それから、ワシもこのトシ、急に疲れが出て、ハダカの彼女に布団をかけ、ワシも寝た。
トイレに行きたくなって、起きたら、なんとすでに夜中の12時過ぎだった。考えてみれば、夜の混浴露天風呂には行っていなかった。
実は、夜は怪しげなカップルなどが出没するのが、深夜の露天風呂なのだ。
まずい!、スケベ漫画家のワシ、漫画のネタ作りのためにも、出動せねばならない(笑)。
サオリさんは失神したまま、寝入ってしまって、熟睡していた。
ワシは彼女の肩をゆらし、
「サオリ、これから川の露天風呂に入りに行くよ」
「・・・・・・・・・」
「どうした?眠いの?」
「眠たい、寝かせて・・・・」
「仕方が無い。ボクひとりで入りに行ってくるよ」
「ひとりで?」
「うん」
「そんなにアキラさんは温泉が好きなの?」
ワシは漫画家であることを彼女に言っていない。ネタ探しに行くとは知らないのだ。
「ひとりで部屋にいるのもつまらないから、そうね、夜の露天も見たいわね」
ふたりで入りに行くことになった。
宿から歩いて2~3分の尻焼き露天風呂へ。
土曜日のせいか、湯客がちらほら。
中年のカップルが一組いて、湯気と暗さでわずかにしか見えないが、明らかにイチャイチャしている。
そのほか、中年のオッサンが一人と若い男連中3人がいた。
この温泉の夜は、上に走っている林道の所に、この湯に向けて外灯がひとつあるだけで、湯気と暗さで、5メートルも離れれば、どこにだれが入っているかさっぱりわからない。
外灯の光が差し込まない川岸の平らなところはまったくの暗黒地帯だ。ここに来た湯客は、そこで、衣服や浴衣を脱ぐ。
つまり、スッポンポンになっても、まったく抵抗感は生じない。
今日はカップルは一組だが、夏など最盛期の夜は、カップルが次から次へと湯を楽しみにやってくる。カップル天国なのだ。
ワシらは岩に囲まれた湯のなかで彼女の背中のほうから抱き締めてダッコしながらイチャイチャした。
「なんだか、わたし、夢の世界に入り込んじゃったみたい」
ほんとうに、ここは異次元にきたような、桃源郷といった趨きがある。
次回、パート3に続きます。
ムラサキ色の匂いの発情原理も解明したぞ。
今年も成田アキラのこのブログにご訪問いただきましてありがとうございました。
このブログをやっていけますのも、皆様のおかげです。
来年は、新たな連載をこのブログでアップしていくつもりです。
書き下ろしで「フリフリダムダム」を週に一回のペースで載せていきます。
二人の異次元からきたヘンテコリンなカップル、ヘン姫とテコ太郎がワシらの世界に旋風を巻き起こします。乞う、ご期待デス!
しかもテーマはリアルとバーチャルの色空融合、
あなたの前に未知の空界・非風揺葉界が
見えてくる。
この小説はSFではありません。
リアルだとわかってきますよ。
新機軸小説 第一弾
「ラビア・ソーイング」