成田アキラのキン言チン言集
その3
・オンナ三日会わざれば、アソコを刮目して舐めよ
昭和60年にテレクラが誕生してから今年で約37年。昭和、平成、令和と3つの御代を股にかけ、実に1000人以上とセックスしてきた私は、おかげで女体についてのいろんな発見をしてきた。
中でも最大の発見が「処女膜は伸びる」ということだろう。
“膜”と名のついてることから、処女膜は「鼓膜」のように全体を覆ってピンと張りつめて、突けば破れる類のものと思われがちであるが、実際は真ん中に穴の開いた不完全膜である。
しかも、この膜は「伸びる」のである。
このコペルニクス的発見のきっかけとなったのは、ある処女のアソコを舐めているときで、彼女の小陰唇がやたらと伸びることに気づいた。
クンニをしているとなにやら口の中に紐のようなものがまとわりついてくる。よく見ると、彼女の小陰唇が、まるで貝の足のようにだらんと伸びているではないか。
いったいどれくらい伸びるのだろうと左右の陰唇を引っ張ってみると、かた結びができるほどだった。
小陰唇が伸びるなら、処女膜も伸びるのではないか。
慎重に処女膜の穴へ指先を差し込み、時間をかけて穴を広げてみると、なんと1時間ほどでポコチンが挿入できる大きさにまで拡大したのである。
この発見で編み出したのが「処女膜無痛貫通法」で、これにより処女でも痛みを感じさせることなくセックスができるようになった。伸びた膜は時間とともに半分ほどは元に戻っていく。処女膜そのものは残る。大事な人のために処女膜をとっておくことができる。女性にとってもまさに一石二鳥の秘技である。
発見といえば、付き合っている男によって「形が変わる」ということも女性のアソコの特性のひとつ。
女性のアソコは、いわば「形状記憶金属でできた鋳型」のようなもので、好きな男と何度かセックスしていると、相手のポコチンの形をそっくり記憶してしまうのである。女だってピッタリ密着したほうが気持ちいいからね。
これを教えてくれたのが「アサヒ芸能」の取材で出会ったある40代の人妻だった。ぽっちゃりした肉づきのいい美人で、取材で意気投合し、いざホテルへ。
だが、どうもアソコの感じがしっくりこない。彼女もそれに気づいたようで、
「最近、彼と別れたばかりだから、まだ彼の形を覚えてるのね」
と妙なことを言いだした。
「えっ、オンナのアソコって、男によって形が変わるの?」
「そうよ。だから感覚の鋭い人には挿入しただけですぐに浮気したのがバレちゃう。幸い、ウチのダンナはぼんくらで助かってるけど」
言われてみれば確かに、やってるうちに段々とアソコが馴染んできて、最終的にはぴったりとポコチンに密着してきたのだった。
原文の「男子三日会わざれば刮目して見よ」は「三国志演義」が出典。呉の武将・呂蒙が学識のなさを笑われたことに発奮して学問に力を入れ、しばらく会わないうちに見違えるように成長したという逸話から。
人間は三日あれば変わるもの。女だって浮気もすればセックスもする。だから、久しぶりに会った女のアソコは刮目して舐めなければいけません。
アソコを舐めただけで違いがわかる――そんな男になりたいものですね。