スケベ道奥義・人生スケベに楽しくいきましょう。
その160、SM編45、結婚はSMだぞ~!?
SMは人間存在のあらゆるところで根底を成している。男と女の愛から、戦争に至るまで、世はSMだらけだ。
描きたいことはいっぱいあるけど、今回は、SMを通じて見える“男女の区分け”について述べてみようと思っています。
それに繋がる結婚についてのお話だよ。
ある20代後半の女性―――
ワシの上に騎乗位で乗り、腰を激しくピストン、グラインドさせながら、
「わたしね、男の上に乗って、快感で男の顔がゆがむのを見ながらすると、すごく満足なの」
「わたしは、ほんとは男なのかもね」
「こうしてやっていると、アソコがオチンチンになったみたいで、わたしがあなたに挿入しているとしか思えないの」
「そうか。ペニスとバギナが逆に感じる“皮相逆転現象”(注※)だよ、それは」
<注※ 男のペニスがバギナに挿入されている断面図を頭に浮かべてください。
見ると確かに出っ張ったものが凹んだものに入っている。
しかし、要はお互いの性器が皮を境目として擦り合っているだけの話。擦り合う部分に関しては凸ていようが凹んでいようが、快感には関係がない。
女の側が自分のバギナが男性性器のように出っ張っていると頭で思えばそのように感じる――事実、そういう妄想をする女性がいる。
同じように、上から女に攻められているときに、男側が女の出っ張った性器で突かれていると妄想して責められる快感を得ている男も事実存在する。これは実に面白い現象だ>
「わたしは攻めるほうが感じる、女の体をした男なのよ」
「世の男たちは“女は女である”と頭から想い込んできたんだよ。ワシもずっとそう思っていた」
セックスを終わり、ワシは汗をかいた体を拭きながら、話の続きを彼女にした。
「男と女の体の形態のちがいはあるけど、本質的には男女に区分けはないのさ。あるのは能動(S的)人間か、受身(M的)人間かだよ」
「そうでしょう~~、わたし、女に生まれてきたからといって、なんでナヨナヨしなくっちゃならないのか、疑問に思っていたのよ」
「同じように男に生まれたから、ことさら男らしく振る舞う必要もない」
「うんうん!」
「わたしの結婚相手は女のような男じゃないとだめ」
「優しくて気がきいて、料理上手で、わたしはS的人間だから相手はM的じゃないと・・・」
「きみがS的で負けず嫌いの男と結婚したら、想像するに・・・」
夫は正常位で妻をガンガン攻める。“どうだ、気持ちいいか!どうだ、ん――、どうだ!”
攻められるのが嫌いな妻は“クッソォ~~~~ッ!!”なんて思うだろう。
「どちらも強気、ちょっとしたことでお互い譲らず、口喧嘩が耐えないだろうね。」
「は、張り倒す~~~!!」
「気が短いし、グチャグチャ言われるの嫌いだからね。早くすっきりしたいじゃない」
ワシもあわてて服を着た。
ラブホを出ると、
「センセ、じゃね、バイバイ!」
そういうと、颯爽とワシの前から去って行った。このアッサリした所作はまるで男だ(笑)。
「どこから見ても、外見上は美人で最高の女やけどなァ・・・・」
離婚のほんとの原因は男と女の、この読み違いからきているとワシは思うんだよなァ。
世の男女はS的人間とM的人間という、“隠れた区分け”が厳然とあることを知らなさすぎるんだよなァ。
さっきの彼女のようなS的女を、S的男が、あの手この手で口説き落として結婚したら、こりゃ、悲劇やで――。
さて、次回からは、ワシが行った温泉を振り返り、懐かしみながら、書いていこうと思っています。日本全国の温泉巡りですよォ~~。
次回、日本全国温泉巡り、『女と湯巡りの旅』その1、北海道、二股ラジウム温泉 だよ。
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