2006年07月

2006年07月28日

「手話にチャレンジ」〜夏休み親子体験(その1)〜

歌でおぼえる手話ソングブック―ともだちになるために
歌でおぼえる手話ソングブック〈2〉きみとぼくのラララ


実は私は、現在、観光関係のご案内のお仕事をしております。
そして、これまで何度か、耳の聞こえないお客様がいらしゃる事がありました。その時は、筆談と、身振り手振りでご案内をしたのですが、手話が、少しでも話す事が出来たら、もっと、丁寧に、ご案内が出来たのでは…?と、心の中で、申し訳ない気持ちをずっと、持ち続けていました。

それから、自分で、手話の本を買って、少し勉強したりしていたのですが、たまたま、市の公民館で、手話教室の募集があったので、思い切って申し込み、一昨日の水曜日に小3の娘と一緒に参加して来ました。

小3の娘は、学校の音楽発表会で、手話を使って「世界中の子供達」という歌を習ったので、一緒に行ってみると言って参加しました。

内容は、あいさつの仕方、気持ちのあらわ仕方、自己紹介の仕方、そして、「大きなのっぽの古時計」の歌を手話をしながら歌いました。歌で覚えると覚えやすいですね。

それから、手話通訳という、ボランティアの方がいる事を、初めて知りました。でも、考えてみれば、極もっともな事ですね…。知らない事が沢山ある…。ちょっと、恥ずかしいです…。

それから、耳の聞こえない人の、オリンピックがあり、それをデフリンピックという事。2005年オーストラリアで開かれた時は、日本はメダルを金3個、銀7個、銅1個とったそうです。この事も知らなかったです…。パラリンピックは知ってましたが…。

ファックスも、携帯電話のメールも無い昔、急ぐ時は、電報を打ってしらせたり、寝ている時に、赤ん坊の手とお母さんの手を紐で結んで赤ん坊の様子を知る工夫をしたりしていた事も知りました…。

出来たら、又、参加して、もう少し、手話が上手になれたらいいなぁ…と、思っています。
下の娘が、極自然に、耳の聞こえない方達と、手話を一生懸命習っていた姿が、とても印象に残りました…。



naru153 at 22:35|PermalinkComments(16)TrackBack(0) 親子タイム | 小さなボランティア

2006年07月23日

欽ちゃん球団

人生の歩き方 2006年6-7月 (2006)

欽ちゃん球団の解散ニュースを聞く、1週間ほど前に本屋さんで、何気なく手にとって、NHKの「知るを楽しむ」という放送の「人生の歩き方」という本を買いました。
実は、私は個人的に、萩本さんとチャップリンにとても興味があるのです。その生き方に…。(そんなに、詳しくないです…。)

今回の件は、欽ちゃんに好意的な意見が多いように思います。
私もその一人ですが…。
でも、下の毎日新聞の記事にもある様に、存続するとしても、3つのやるべき事が残されていると思います。
是非、この事を胸に応援している人、社会人野球でがんばっている人達に、又、夢を運んでほしいと思います。

そして、欽ちゃん球団に、エールを送るつもりで、この本から、抜粋した文章をここに、書きます…。(欽ちゃん、自分で自分にエールを、送る事になるみたい…。)
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〜「応援してくれる人がいたからこそ」の部分より抜粋〜…家の火事が原因で、親父の面倒を僕が見なければならなくなり、コメディアンを辞めようと思った事がありました。
…師匠が、封筒を出して、「おい、これは劇場のみんなが集めた金だ」って。
…「おまえ、この5万円で分だけコメディアンを続けろ。ひとつ言っておくぞ。掃除のおばちゃんが5百円出してくれた。」

その言葉で泣きました。「掃除のおばちゃんが5百円」という言葉がとくにうれしくて、屋上に上がってずっと泣いてました。掃除のおばちゃんとは僕が朝早く舞台を磨いている時にいつも顔を合わせてて、一人で大きい声を出す稽古をしているところなんかも見ててくれたんですね。…
…こんな事があったら、もう辞めません。…

劇場で教わったのは、自分ひとりではコメディアンにはなれないという事です。
止める人、支える人、押す人、道を作ってくれる人…そういう人達に会っていなければ、コメディアンどころか、人前に出る事もなっかたでしょうね。
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欽ちゃん球団 解散回避…問題にしっかりけじめを  
 社会人野球の人気クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」の解散が回避されることになった。後援会やファンから存続を求める声が多数寄せられたことを受け、萩本さん自身が22日、前言を撤回した。
 「やめることにしました」。3日前の萩本さんの解散表明は、野球を愛するがゆえとはいえ、あまりにも唐突で、選手やファン、後援者に対しても説明不足だった。
 茨城GGは、萩本さんが個人の熱意と努力で設立したチーム。しかし、2年足らずの間に、野球界や地域社会にしっかり根付き、「萩本さん個人のチーム」から、「地元のチーム」「ファンのチーム」「選手のチーム」になっていたことを、萩本さんも今回の騒動で痛感したのではないか。
 存続する茨城GGにはもちろん、やらなければいけないことがある。
 第一に、警察による山本圭一さん(極楽とんぼ)への捜査の結論を待って、問題にしっかりけじめをつけることである。
 既に茨城GGは山本さんの除名(選手登録抹消)と、当夜の食事の席に同席していた2選手の当面の謹慎を日本野球連盟に報告しているが、関係者へのさらなる謝罪も必要だし、再発防止策などもきちんと打ち出す必要がある。
 「人気球団」ということで、選手に浮ついた気分がなかったか。社会人としてどう行動すべきかから、選手教育のあり方を考え直すべきだろう。
 
第二に、本拠地球場を整備するなどバックアップしている地元自治体やスポンサー、後援会にきちんとこの間の経緯を説明することだ。「やめます」「またやります」では済まない。しぼませてしまった夢を再びふくらませるべく、一から出直す覚悟が必要だろう。 第三に、傷つけてしまった社会人野球のイメージを修復させなければならない。忙しい仕事の合間を縫って野球に打ち込む仲間たちが全国におり、その一途な思いに水を差した。クラブチームの模範となれるよう、さらなる努力を望みたい。
 解散表明の際に、「野球に失礼しちゃった」と涙した萩本さん。その思いをチーム全員で共有することからすべてが始まる。
【大矢伸一】
(毎日新聞) - 7月23日10時16分更新
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追伸:各地で、特に、長野、九州地区では、大雨による災害が、発生しております。お亡くなりになられた方がたへ、心より、ご冥福をお祈り申し上げます…。
避難されている方達へは、心よりお見舞い申し上げます。

naru153 at 23:44|PermalinkComments(10)TrackBack(0) 心に残った一言集 | 人生で大切な事

2006年07月22日

2010年 W杯南アフリカ大会への課題

「なぜ、ジダンはあんな事をしたの?」
という、子供の素朴な疑問に、「暴力はいけない事」だけでは、この問題は終わりにしてはいけないと思いました。
 心無い「言葉の暴力」もいけない事、そして、背景にある、歴史的な事実も、きちんと伝えたいと思い、昨日のFIFAの結論を待ちながら、いろんな人の意見を知りたいと思い、今日まで、あちこちブログを見て歩きました。

そして、たどり着いたブログを今日は、ご紹介させて頂きます。皆さん、ご自分の意見をしっかりともち、物事の本質をきちんと捉えていらっしゃいます。私には、少し難しい、サッカーの民族的な歴史や、レイシズム(人種差別)について、わかりやすく、参考になる事が書かれています。

もしよろしければ、ご一読されると、今回のジダンの問題が、これほど、世界的にも注目される事になったのか、その訳も、理解できると思います。

そして、次回のアフリカ大会では、今回の様な、残念な事が二度と起こらない様に強く願ってやみません…。

(ブログをご紹介するにあたり、皆さん、快くご了解いただきまして、本当にありがとうございました。ちょっと、難しい事柄だけど、子供にも、メッセージ、何とか伝えられたと思います。ジダンも、子供達には、きちんと謝罪してくれましたし…。)

〜S氏の時事問題さんのブログより抜粋〜ワールドカップ(以下、W杯)終了後も世界中に波紋を呼んでいたジダン選手の「頭突き問題」であるが、FIFA(国際サッカー連盟)がジダン選手とマテラッツィ選手の双方から事情聴取を行った結果、両者に対して国際試合の出場停止と罰金が課される結果となった(ジダン選手は社会奉仕活動に変更)。この出来事がここまで社会問題化した背景には、マテラッツィ選手がジダン選手に対して人種差別的な発言をしたのではないかという疑念が持たれていたことがあったのだが、両者ともこれを否定し、FIFAも発言内容を一切明らかにしなかったので、真相が明確とならないまま幕引きされたともいえる。しかし、もし発言の内容が明かされていたりすれば、再び深刻な問題を引き起こす恐れもあっただけに、このような幕引きの仕方は妥当なものだったといえるのではないだろうか。そして、ジダン選手に授与されたW杯最優秀選手賞(ゴールデンボール賞)が剥奪されなかったことも評価できよう。ただ、今回のW杯で「Say No to Racism」をスローガンとして人種差別(レイシズム)と対決する姿勢を示していたFIFAにとっても、この出来事が衝撃的だったことには変わりは無いだろう。今回の問題はひとまず収束したとはいえ、FIFAをはじめとして世界のサッカー界に突きつけられた課題は極めて重いのではないか。
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〜ファミリーメンタルクリニックさんのブログより抜粋〜貧困と差別と戦い、家族を愛するジダンがどんな風に感じたのか、
その苦痛はジダン本人しか分からないのでしょう。
切れやすい性格だったのであんなことをやったのさ。そんな意見も多いでしょう。

何が言いたいかというと、
行為による(目に見えて分かりやすい)暴力には日本人は素早く反応するが、言葉での暴力には甘い面があるようだ。それが言いたいだけです。

話しを広げると、児童相談所職員でさえ、身体的な暴力からの児童虐待は虐待と認めるが、心理的な虐待やネグレクトに対しては判断が甘くなってしまうことも関連しているように思われます。

ジダンはその行為で大舞台から退場させられました。罰を受けました。愚かなジダンと言えるでしょう。
イタリア選手にはめられたと思うと、何とも可哀想なジダンとも言えるでしょう。
暴力に訴えたジダンは哀れな人だと責められることでしょう。

身体への暴力はいけない。
ただ言葉での暴力もいけないのだと、もっと強く(特に現在の日本では)主張すべきだと、なんどもblogで叫んでいるのです。

・・・・ボクはフランスが優勝は出来ないけど、華麗なサッカーをしているプラティニの頃のサッカーが大好きでした。
当時ドイツに闘い延長で負けてしまったけど感動しました。
優勝するチームだけが素晴らしいわけではないことは、ワールドカップファンなら十分に理解していることでしょう。
勝つために、相手への心理的な攻撃(要するに試合中に相手へ暴言を吐くこと)も大事な戦術だと言ってしまう、イタリアリーグで活躍した選手のインタビューがありました。
そんなこととユベントスなどのチームが八百長で降格したことと、今回のマテラッツィの暴言も根っこは同じだろうと思います。
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〜「とりあえず」さんのブログより、抜粋〜村野瀬玲奈さまより(お客様エントリー記事より)
 私はサッカーファンである以前にフランスチームのファンです。移民の子どもたち、肌の色も出自もばらばらな「フランス人」で成り立っているコスモポリタンチームが、「こんなのはフランスチームじゃない。国歌も歌えないくせに」と右翼から人種差別攻撃をされながらサッカーで勝ち、フランス国民に幸福な一体感を与えるという事実に私は深い敬意を払っています。

 この事件についての私のコメントは、「ファミリーメンタルクリニック」というブログに7月10日から11日にかけての夜にすでに書きました。
問題のイタリア人DFの暴言のうち「テロリスト」という単語だけしか表に出ていない段階ですが、「ジダンには、試合を犠牲にしても守りたい何かがあった。ジダンが我慢すればよかった、とも言えるが、ジダンは怒りをその場で表現することを選んだ。決してほめられないが、誰も彼を責められない。この試合には、罰を受けた暴力と、罰を受けなかった暴力があったが、罰を受けが暴力の方が罰を受けなかった暴力よりも卑劣だったと考えるのは表面的な見方である。」という趣旨です。
「ファミリーメンタルクリニック」さんの7月13日のエントリー↓もこの件の本質を突いていると思います。ぜひ読んでください。m(__)m
 もう少し私が付け加えるとしたら、ジダンは自分が傷つく覚悟で人種差別的暴言に頭突きという形でノンを言ったのです。暴力はほめられることではありませんし、現にジダンは退場処分という形で罰を受けました。しかし、「どんな場面でも暴力はいけません」などという幼稚園児への注意みたいなことだけ語っているだけではこの問題の本質を見失います。ジダンは、人種差別思想と人種差別的暴言に体をはって立ち向かった、と私は読み解きます。ジダンに「暴力はいけない」とコメントしたテレビ出演者の何人がイタリア人DFの「人種差別的暴力」を同じウェイトで糾弾したでしょうか。今回のW杯のテーマはまさに「人種差別撲滅」だったではありませんか。
ジダンのオフィシャルサイトで昨晩のフランスのTV局カナル・プリュスでのインタビューを見ました。「世間をお騒がせした」という調子の無責任な日本式謝罪がはだしで逃げ出すようなりっぱな謝罪でした。一般の人、子どもたち、子どもたちに善悪を教える教育者の三者に謝罪したことが、この謝罪が本物であることを示しています。それと同時に、あの行為を後悔することはできない、なぜなら、そうしたら相手の人種差別的暴言を認めることになるから、と訥々と繰り返していました。このインタビューを見たフランスの子どもたちは、暴力と人種差別の両方が悪いことであることをジダンの表情と口調と言葉からすぐに悟ったはずです。このインタビューが放送された7月12日は、ヨーロッパでの反人種差別の闘いの記念すべき一日になるでしょう。
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<ジダン>「けんか両成敗」原因はマテラッツィの侮辱
2006年7月20日(木) 23時35分 毎日新聞

 
【ジュネーブ澤田克己】4年に一度のサッカーの世界最高峰の大会の、しかも決勝という世界中が注目する中で起きた前代未聞の騒動は20日、「けんか両成敗」の形で決着した。原因はマテラッツィのジダンに対する侮辱に基づくものと認定し、一部で憶測が流れた人種差別に関する発言はなかったと判断した。
 同日、スイス・チューリヒにある国際サッカー連盟(FIFA)本部で開かれた規律委員会で、ジダンからの聴取後、処分が発表された。ワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝で頭突きによって退場処分を受けたフランスのジダンは、暴力行為を重視し、罰金に加え、現役を引退したため3日間の社会奉仕活動、イタリアのマテラッツィには、侮辱発言があったとして2試合の出場停止処分と罰金を科した。
 W杯決勝後、一部メディアが原因として、マテラッツィがジダンを「テロリスト」呼ばわりしたと伝えるなど、アルジェリア系移民を両親に持つジダンへの人種差別の意識が背景にあるのではとの憶測もあった。
 人種差別はなかったとの判断となったが、欧州各国では移民労働者の大量流入により失業者の増加や所得格差の拡大が深刻化。併せてアフリカ系サッカー選手への人種差別で不満を解消しようとする動きが社会問題となっている現状は依然として変わらない。人種差別行為の徹底した撲滅とともに、競技場から「言葉の暴力」をどう排除していくか。2010年南アフリカ大会に向け、サッカー界に課題を残した。

naru153 at 01:27|PermalinkComments(18)TrackBack(1) 心に残った一言集 | 人生で大切な事

2006年07月13日

…きみのおかげでぼくたちは、自分たちとは違っているものを認め、尊重し、愛することを知ったんだ。

今日は、飯村和彦さんのHPの最近の記事から、とても、「感動した内容」と「素敵な本」をご紹介させて頂きます。もし、共感された方は、ぜひ、飯村さんのHPへご訪問してみて下さい。
人として、とても大切なものを見つける事が出来ると思います…。
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カモメに飛ぶことを教えた猫


「…きみがぼくたちのようになりたいと思ってくれることが、
うれしかったからだ。
でもほんとうは、きみは猫じゃない。
きみは僕たちとは違っていて、
だからこそぼくたちはきみを愛している。……

…きみのおかげでぼくたちは、
自分たちとは違っているものを認め、
尊重し、愛することを知ったんだ。
自分と似た者を認めたり愛したりすることは簡単だけれど、
違っている者の場合は、とてもむずかしい。
でもきみといっしょに過ごすうちに、
ぼくたちにはそれが、できるようになった。…」
    **********

自分達とは違っているものを認め、尊重し、愛する事は、やはりとっても難しい事だと思う…。国境、人種の違い、障害のある事、ない事…、考え方…。
でも、そうした事に気づき、人として大切な事は、いつも忘れないでいたいと思う…。子供たちと夏休み、ぜひ読みたいと思っています。皆さんも、ぜひ!
飯村さん、素敵な本のご紹介、ありがとうございます!

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★日航幾墜落事故、御巣鷹山の記憶 より

>これまでの21年間、
>折に触れてこの葉書を思い出す。
>取材者として、人にどうあるべきか…。
>この葉書がなかったら、
>御巣鷹山での取材経験が、
>自分の「原点」になっていたかどうか、
>…疑わしい。
       *****
日航幾墜落事故、御巣鷹山の記憶を風化させない為の、遺品やメモの展示がされており、その紹介と飯村さんの報道マンとしての原点が書かれています。
21年前の、飯村さんの原点を知り、報道に携わる人のあるべき姿だと…。本当に尊敬と感動の気持ちで一杯になりました…。

それから、世界が見渡せるような、沢山の素敵な記事、子育てに関した記事も満載なので、まだ、ご訪問していない方がいらしたら、ぜひ一度、いらしてみて下さい。

naru153 at 11:31|PermalinkComments(12)TrackBack(0) 心に残った一言集 | 人生で大切な事

2006年07月12日

ジダン問題〜FIFAが動く

ジダンの問題で、FIFAが、動き出しました。

★ジダン問題、ついにFIFAが動く〜ライブドア ニュースより〜
ジダン、頭突きの真相は母入院が原因か〜ライブドア ニュースより〜

沢山の、サッカーを愛する人達の為にも、そして、スポーツを愛する人達の為にも、そして、スポーツに夢を持つ、沢山の未来ある子供達の為にも、きちんと、真相を明らかにして、誠実に、心ある対応を強く、望みます…。

子供達に、きちんと、話が出来るように…。

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★上川主審が帰国「幸せです」〜ラブドアニュースより〜

日本人としては、やっぱり、嬉しい事でした。
このニュースで、暗い気持ちも、少し明るくなりました…。

中田選手の事も含めて、沢山の学ぶべきもの、考えさせられる事が多かった、W杯でした…。




naru153 at 09:36|PermalinkComments(2)TrackBack(2) 人生で大切な事 

2006年07月11日

ジダンに何が?〜サッカー界に願う事〜

こんにちは。
サッカーには、余り詳しくはない私ですが、決勝戦のあのジダン選手の件では、なぜ?と言う気持ちと、とても残念な気持ちで今一杯です。

たとえ、どんなひどい言葉を言われても、あそこで頭突きをする事はやってはいけない事だったと思うのですが、そこまで、怒らせるほどの「心ない言葉」を言う事も、やはりやってはいけない事だと思います。

まだ、真相がはっきりしないので、憶測だけで、ものをいうのは、良くないとはおもうのですが、今現在、ニュースで報道されているものを幾つか、載せておきます。

★ジダンに何が?退場の理由に世界が関心
★仏の人権団体が「汚いテロリスト」発言調査求める
★ジダン、近日中に真相を発表へ

サッカーは、沢山の子供たちも夢を持って見ています。そのスター選手達やサッカー関係者には、その影響力を今一度、かみしめてもらい、これからのサッカー界が、より良くなる為に、そして、子供たちの為にも頑張ってもらいたいと、強く願ってやみません…。

それから、上川さんと言う、審判の方は、素晴らしいですね…。


naru153 at 14:09|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 人生で大切な事 | 祈り・願い

2006年07月09日

「あなたが世界を変える日」〜リオの伝説のスピーチ〜

あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ

こんにちは。
一昨日は、七夕さまでしたね。みなさんは、どんな願いを星に祈られたでしょうか…。我が家でも、毎年、ささやかに子供と一緒に七夕飾りを作ります。
今年は、いつも、ご訪問している、アナグラムさんのブログで、「100万人のキャンドルナイト」という素敵な企画を知り、改めて、子供と一緒に過ごす時間の大切さをしみじみと感じ、折り紙を折ったり、絵本を見たり、しばし、夜空を見上げて天の川を探したり…。でも、残念ながら、今年は、雲が厚くて天の川は、見る事ができませんでしたので、空に向かってお願い事を心を込めて祈りました…。
「世の中が平和で、みんなが幸せでありますように…。」

この本は、その時、子供と話題にした本の一つです。
七夕の夜にそういえば、お母さんと、こんな本について読んだり、話をしたっけ…と、いつか、思い出す時があれば、嬉しいなぁ…と。
そして、12歳で、こんなにも、素敵で、素晴らしいスピーチをするなんて…!!
それも、11年も前に…。(私も、今まで知りませんでした。お恥ずかしい…。)
小学校の読み聞かせにも、ぜひ、読んであげたいなぁ…と。

*************************
 こんにちは、セヴァン・スズキです。エコを代表してお話しします。エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼェーション)の略です。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。あなたがた大人たちにも、ぜひ生き方をかえていただくようお願いするために、自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をして来ました。・・・略・・・

 どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。
・・・略・・・

 ここでは、あなたがたは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。でもほんとうは、あなたがたもだれかの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばであり、おじなんです。そしてあなたがたのだれもが、だれかの子どもなんです。

 私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。・・・略・・・
 
 2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。

 「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」
・・・略・・・
 
 これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じぐらいの年だということが、私の頭をはなれません。どこに生れついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。私がリオの貧民窟に住む子どものひとりだったかもしれないんです。ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドでこじきをしてたかもしれないんです。

 もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子どもだけどこのことを知っています。

 学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたがた大人は私たちに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。たとえば、

* 争いをしないこと
* 話しあいで解決すること
* 他人を尊重すること
* ちらかしたら自分でかたずけること
* ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
* 分かちあうこと
* そして欲ばらないこと

 ならばなぜ、あなたがたは、私たちにするなということをしているんですか。

 なぜあなたがたがこうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。そしていったい誰のためにやっているのか。それはあなたがたの子ども、つまり私たちのためです。あなたがたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。
・・・略・・・
(翻訳:ナマケモノ倶楽部)〜「あなたが世界を変える日」より抜粋〜 *************************

もう一冊、「ともだち」という本を読んだ小3の下の娘が、
「おかあさん、この本、いい本だよね。」と言ったのを聞いて、自分の事だけでなく、周りの事を見つめる目が、少しずつ、育っているのを感じ、嬉しくなりました…。世の中のいろいろな事に、目をむけ、考える事の出来る人に育って欲しいと思います…。この本も今度、詳しく記事に書きたいと思います。
ともだち


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