なんか鼻の奥がムズムズするなー、と、

フン!

ってやったら

ブッ!

って、真っ赤な毒霧。



…。

読んでたたまごクラブに紅いドット模様がついたがな。

妊娠してから鼻血がスグにバブーシュカバブーシュカと迸るんですよ。

元々鼻粘膜が弱くて、例えば春先なんかも同じように鼻をかむ度に鼻血をぶっ放しては、鼻の穴に捻じ込んだティッシュを隠す為にマスクして出勤してましたよ。

妊娠すると粘膜が更に敏感になるし血液量は増えるし、まぁこういう事になるのはわかってましたけど。

ほんと、妊娠ってズーーーッと何かしらのトラブルがあるよなぁ。







土曜日。

回診もなく退屈な週末…も今日は少し違うぞ?

なんたって安静度が下がったからな!

ウキウキとNSTをつけて、いつも通り殆ど張らないのを確認したら、ひっさしぶりのシャワ〜

電話ボックス型のシャワー室より、ちゃんとバスタブに浸かりたいな〜と思ったりもしたが、シャワーを浴び始めてスグに、バスタブになんか浸かれないな…と痛感した。

妊娠性痒疹に、お湯があたると痒くて痒くてしょーがない。

前にシャワーを浴びたときにはこんな状態ではなかったのになぁ。

本当に、数日で一気に悪化した感じである。

ステロイド含有の強力レスタミンコーチゾンコーワクリームなるものを塗っても、ベタつくだけで効かない。
で、もう少しだけベタつきがマシなレスタミンコーワクリームなるものを新たに処方して貰ったが、やっぱり効かない。

石鹸でよく洗い、冷水で流すのが一番効いた。

手足はそうやって冷やしまくって対処したが、腹はそうもいかない。

赤みが引いた腕と、変わらず真っ赤な点々の散らばった腹が、何ともビョーキっぽくて怖い。

産んだら治ると言うが…はてさて、どうなる事やら。

髪も売店で売っていたトラベル用メリットで3回洗い、何とか指が通るようになった。

腹は最中に1〜2回、張ったか張らないかで、まぁフツーに乗りきった感じである。

これでウテメリンをやめたら、やっぱりガンガンに張ったりするのだろうか?

ちょっと怖いが、とりあえず、今日のシャワーは終了。

久しぶりに見た素っ裸の自分は、妊娠前の面影が殆ど無くなっていた。

96cmまで膨らんだ腹は地図のような妊娠線が浮き上がり、乳は今までにないレベルでお碗型に膨張し、ビーティクはヤケにやわらかくなって、タオルで拭くだけで母乳のリハーサルみたいな雫が滲んでくる。
体幹部は上記のとおり膨張の一途を辿っているのに、寝たきり安静生活のおかげで手足は萎びて、でも下半身は浮腫んでいるのか細くならず、顔面は吹き出物で荒れ果てて、ムダ毛は伸び放題。
トドメの如く、ところどころに痒みを伴う斑点が点在している。

体の内側から、何もかもが書き換えられている気分だ。



これが臨月なのか。

これが、臨月なのだ。







で、臨月に入ったので。

恒例の転院希望先へのNICU空き情報問い合わせTEL。

もう正産期は目前、子供も超音波検査で何ら問題はない。

ぶっちゃけ、NICUが空いていないとしても、大丈夫そうな気がしないでもない。

しかし私はどーしても主治医が気にくわないのだ!

あと、やっぱり無痛分娩がしたいのだ!!

何度も書かせて貰うが、本来なら私は大学病院レベルじゃないと出産できないぐらいヤバ目の筋肉に関する疾患(しかも新生児に影響が出る確率が10〜30%)を持っているハイリスク妊婦。

切迫早産のオマケつきである。

転院希望先は小児科医療と私の持病を共に管理できるスタッフと設備がある。

受け入れねぇとは言わせねぇぞ。



で、電話で。

もう臨月入ったからMFICUが空いてなくとも外来管理OK

子供の経過も今のところ全く問題ない

子宮頸管と子宮口も妊娠の経過に伴い短くはなってきているが、もう正産期の妊婦なら珍しくないレベルになってきた

体力的にも精神的にも無痛分娩したい。※無痛分娩に微弱陣痛になって吸引や鉗子分娩リスクが高まる事は知っている。だが、そもそも私の病気自体が陣痛が弱まったりいきむ際に筋力が尽きる確率が高いので、そこらへんはやろうがやるまいが医療処置リスクは似たようなもんだ。

とにかく産むだけで良いからそっちで産ませてくれ!

と、情熱的に語る。



電話に出た助産師も助産師で、既に私の名前とか覚えちゃってますからね。

どんだけ必死に電話し続けてきたのよ自分。

とりあえず、医師に判断をして貰います。との御返事。

受け入れ可能か否かの最終通告は、週明け月曜日の午後、という事になった。



…どうなんだろう?
少しは、いつもより手応えがあっただろうか??



月曜日は恒例の内診と妊婦検診がある。

主治医は、その結果次第で、退院させると言っていた。

で、転院希望先の初診受付曜日が火曜日と水曜日。

相当に都合良く物事が回ってくれないと困る。

願わくば、転院希望先からOKを貰い、主治医が内診でOKを出し、ついでに無痛分娩を依頼する紹介状を書いて貰って、火曜日中には退院して、水曜日の朝イチに初診枠として転院希望先を訪問し、計画無痛分娩の予定やら説明やらを受ける、という具合にトントントントントン!トントン拍子!!に展開して頂きたい。

無痛分娩に関しては、事前に説明会に出なければならなかったりするのだが、転院希望先から転勤してきた産科医を見つけたので尋問したところ、とりあえず無痛分娩を希望する紹介状持って転院して初診まで漕ぎ着ければ、無痛分娩し慣れている病院だから応対してくれる筈だ、とのこと。



兎にも角にも、月曜日に転院希望先からOKを貰わねばならない。



ここまで頑張って持ち堪えたのだから、それぐらい許してくれても良いじゃないか?







つーか。

本当いきなりだよね退院の話とか。

まぁ、いきなりっつっても、相当な期間入院していたワケですが。

入院前に買い込んでいた新生児用の肌着などの水通しは、義母がやってくれた。

ベビーベッドの組み立てや、陣痛タクシーの予約、医療保険の手続きなどは夫が。

私は身体中を謎の斑点に覆われつつも、人間保育器として我が子を育成中。

正産期まで、あと5日。

着々と準備は整っている。

あとは転院して、無痛分娩の予約をするだけなんだ!

頼む、我が子よ、今、外側の世界では君を快適に迎える為にテンヤワンヤのてんてこ舞いなんだ。

くれぐれも、ウッカリ早目に産まれてきたりしないでおくれよ。

なに、今日も無事に乗り切れたんだから。

私達が万全になるそのときまで、きっと大丈夫。