2012 第6回梨本塾 レポ② タイムアタック

薄曇が幕を張り涼しい風が舞う水無月のトミンモーターランド。
この絶好のコンディション下でベストラップを更新するものが続出した。

ポールポジションを獲得したのは#1山中CBR600RR。先月の自身のタイムには僅かながら及ばなかったものの、セカンドベストまでまったく同じ”26秒250”であり、アベレージは格段に上がっている。この高いレベルでもスキルとスピードが合致した安定感が素晴らしい。もちろん今回も自走参加。タイヤはフロントにディアブロコルサSC1、リヤにレーステックK1という異色の組み合わせ。

続いて2番手には#2篠塚CBR600RRモトバムレースベースで26秒609。
この一ヶ月間でコンピュータにも手を入れるなど試行錯誤が続いている。さらに今回はタイヤをミシュランに換装しての走行となった。先月よりもコンマ1秒ほどタイムを更新したが、ベストの5秒9には未だ遠い。

3番手には今回も26秒台に乗せてきた中尾CBR600RRハルクプロレースベース。実は直前の筑波スポーツ走行においていつもと違うメーカーのタイヤに換装して走行、しかし結果的に1コーナー立ち上がりで大転倒という代償を払うこととなった。
今回は来週末に控えた筑波レースへの調整リハビリ的な意味も兼ねての参戦となったのだが………なんとアタック中に最終コーナーでまさかのスリップダウンを喫してしまう。幸い大事には至らなかったものの、一抹の不安を残す結果となった。タイヤは前後ディアブロコルサ。

4番手にはいよいよ26秒台が現実のものとなりつつある中村デイトナでタイムは27秒062。先月よりもコンマ2秒ほどタイムを引き上げトップ4入りを果たした。着せ替え人形のように毎回出で立ちが異なるのも中村デイトナの特徴だ。タイヤは前後レーステック。

5番手には前後連動ABSブレーキシステム装着CBR600RRを駆る坂垣内で、タイムは27秒188。
ファイナルレシオをよりショート化したことでマシンレスポンスは向上したが、逆に神経質になったアクセラレイションなどに苦戦。しかし先月とほぼ同レベルのタイムをマーク。タイヤはディアブロコルサSC2。

6番手にはついに帰ってきた元チャンプ、生駒デイトナでタイムはCBR954RR時代のものを含み自身のベストを更新する27秒296をマーク。「1年かけてようやく寝かすことが怖くなくなってきた」とコメント。
当初の予測よりも乗り換えには時間がかかったが、ようやくデイトナの良さを実感し始めたようだ。タイヤはディアブロコルサSC2。

7番手には初参加となる岩根GSXR1000でタイムは27秒500をマーク。筑波アクティブ&セーフティライディングスクールの常連でもある。トミンモーターランドはほとんど走っていないということだが、ストックマシンで筑波4秒台の実力がしっかり反映された結果となった。午前フリーでは27秒前半えおマーク、タイヤはディアブロコルサ。

8番手には国内仕様CBR600RRで孤軍奮闘する渡辺(裕)でタイムは27秒688。直前走行で転倒を喫しているようだが、影響はない様子。先月よりもコンマ1秒ほどタイムを上げてきた。タイヤはディアブロロッソ。

9番手には久しぶりの参加となった690DUKEを駆る澤田でタイムは27秒766。午前1本目の走行では音量規制に抵触したが、トミンモーターランド製のバッフルを装着することでなんとかクリア。タイヤはディアブロコルサ。

そしてAクラスボーダーとなる10番手には、八木R1でタイムは28秒250、タイヤはブリヂストンS20。ツーリング系タイヤでのAクラス入りは立派である。

続いてBクラスポールを獲得したのは竹内CBR600F4でタイムは28秒359とベストを更新。先月は悔しい思いをしているだけに、今月は「初優勝」となるか。タイヤはディアブロSC2。

2番手には成長著しいオーバーフォーティ、加野GSXR1000。参加するたびにタイムアップしており、この予選でも28秒578をマーク。タイヤはディアブロSC。

3番手には初参加となる井口CBR1000RRでタイムは28秒641。前後ショーワ製のレースベースサスペンションにブレンボキャリパーなどかなり手が入ったRRだ。タイヤはD211。

4番手も同じく初参加、しかも紅一点となる押田CBR600RR。梨本塾には初参加となったがすでに下地がありいいペースで周回を重ね、タイムは28秒931をマーク。午前Cクラスからのジャンプアップ。まだまだ伸び代はありそうだ。

5番手には2度目の参加となる加藤CBR600RRでタイムは29秒016。前回よりも1秒以上もベストを更新することになった。やはり午前Cクラスからのジャンプアップとなる。

6番手には、5番手加藤とまったくの同タイムをマークした古溝GSXR600でタイムは29秒016。セカンドベスト差で6番手となった。
前回はFIエラーが出てしまっていたが、ようやく復活。事前練習では28秒前半までいっているだけに、決勝では期待したい。

7番手には先月よりもコンマ6秒以上タイムを詰めてきた笈川CBR1000RRで29秒281。少しずつだが着実に、新しい相棒との進化を遂げている。

8番手には今シーズンより乗り換えたZX10Rでペースアップしている山本でタイムは29秒328。事前練習では28秒台をマークしているという噂もあり、本人的にはやや不満足な結果となった。

9番手には装い新たに世にも珍しい(しかし未だ根強い要望はありそうな)ロスマンズカラーとなったF4を駆る皆藤で、タイムは29秒360。梨本塾でオーバーフィフティを牽引する第一人者である。

そしてBクラスボーダーとなる10番手には今回唯一のBMW、S1000RRを駆る池原でタイムは29秒672。エンジンパフォーマンスは折り紙つきの一台だが、トミンモーターランドでその特性を生かすにはそれなりのスキルが求められる名機。決勝では果たして。
次回7月15日(日)梨本塾、受付開始。
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薄曇が幕を張り涼しい風が舞う水無月のトミンモーターランド。
この絶好のコンディション下でベストラップを更新するものが続出した。

ポールポジションを獲得したのは#1山中CBR600RR。先月の自身のタイムには僅かながら及ばなかったものの、セカンドベストまでまったく同じ”26秒250”であり、アベレージは格段に上がっている。この高いレベルでもスキルとスピードが合致した安定感が素晴らしい。もちろん今回も自走参加。タイヤはフロントにディアブロコルサSC1、リヤにレーステックK1という異色の組み合わせ。

続いて2番手には#2篠塚CBR600RRモトバムレースベースで26秒609。
この一ヶ月間でコンピュータにも手を入れるなど試行錯誤が続いている。さらに今回はタイヤをミシュランに換装しての走行となった。先月よりもコンマ1秒ほどタイムを更新したが、ベストの5秒9には未だ遠い。

3番手には今回も26秒台に乗せてきた中尾CBR600RRハルクプロレースベース。実は直前の筑波スポーツ走行においていつもと違うメーカーのタイヤに換装して走行、しかし結果的に1コーナー立ち上がりで大転倒という代償を払うこととなった。
今回は来週末に控えた筑波レースへの調整リハビリ的な意味も兼ねての参戦となったのだが………なんとアタック中に最終コーナーでまさかのスリップダウンを喫してしまう。幸い大事には至らなかったものの、一抹の不安を残す結果となった。タイヤは前後ディアブロコルサ。

4番手にはいよいよ26秒台が現実のものとなりつつある中村デイトナでタイムは27秒062。先月よりもコンマ2秒ほどタイムを引き上げトップ4入りを果たした。着せ替え人形のように毎回出で立ちが異なるのも中村デイトナの特徴だ。タイヤは前後レーステック。

5番手には前後連動ABSブレーキシステム装着CBR600RRを駆る坂垣内で、タイムは27秒188。
ファイナルレシオをよりショート化したことでマシンレスポンスは向上したが、逆に神経質になったアクセラレイションなどに苦戦。しかし先月とほぼ同レベルのタイムをマーク。タイヤはディアブロコルサSC2。

6番手にはついに帰ってきた元チャンプ、生駒デイトナでタイムはCBR954RR時代のものを含み自身のベストを更新する27秒296をマーク。「1年かけてようやく寝かすことが怖くなくなってきた」とコメント。
当初の予測よりも乗り換えには時間がかかったが、ようやくデイトナの良さを実感し始めたようだ。タイヤはディアブロコルサSC2。

7番手には初参加となる岩根GSXR1000でタイムは27秒500をマーク。筑波アクティブ&セーフティライディングスクールの常連でもある。トミンモーターランドはほとんど走っていないということだが、ストックマシンで筑波4秒台の実力がしっかり反映された結果となった。午前フリーでは27秒前半えおマーク、タイヤはディアブロコルサ。

8番手には国内仕様CBR600RRで孤軍奮闘する渡辺(裕)でタイムは27秒688。直前走行で転倒を喫しているようだが、影響はない様子。先月よりもコンマ1秒ほどタイムを上げてきた。タイヤはディアブロロッソ。

9番手には久しぶりの参加となった690DUKEを駆る澤田でタイムは27秒766。午前1本目の走行では音量規制に抵触したが、トミンモーターランド製のバッフルを装着することでなんとかクリア。タイヤはディアブロコルサ。

そしてAクラスボーダーとなる10番手には、八木R1でタイムは28秒250、タイヤはブリヂストンS20。ツーリング系タイヤでのAクラス入りは立派である。

続いてBクラスポールを獲得したのは竹内CBR600F4でタイムは28秒359とベストを更新。先月は悔しい思いをしているだけに、今月は「初優勝」となるか。タイヤはディアブロSC2。

2番手には成長著しいオーバーフォーティ、加野GSXR1000。参加するたびにタイムアップしており、この予選でも28秒578をマーク。タイヤはディアブロSC。

3番手には初参加となる井口CBR1000RRでタイムは28秒641。前後ショーワ製のレースベースサスペンションにブレンボキャリパーなどかなり手が入ったRRだ。タイヤはD211。

4番手も同じく初参加、しかも紅一点となる押田CBR600RR。梨本塾には初参加となったがすでに下地がありいいペースで周回を重ね、タイムは28秒931をマーク。午前Cクラスからのジャンプアップ。まだまだ伸び代はありそうだ。

5番手には2度目の参加となる加藤CBR600RRでタイムは29秒016。前回よりも1秒以上もベストを更新することになった。やはり午前Cクラスからのジャンプアップとなる。

6番手には、5番手加藤とまったくの同タイムをマークした古溝GSXR600でタイムは29秒016。セカンドベスト差で6番手となった。
前回はFIエラーが出てしまっていたが、ようやく復活。事前練習では28秒前半までいっているだけに、決勝では期待したい。

7番手には先月よりもコンマ6秒以上タイムを詰めてきた笈川CBR1000RRで29秒281。少しずつだが着実に、新しい相棒との進化を遂げている。

8番手には今シーズンより乗り換えたZX10Rでペースアップしている山本でタイムは29秒328。事前練習では28秒台をマークしているという噂もあり、本人的にはやや不満足な結果となった。

9番手には装い新たに世にも珍しい(しかし未だ根強い要望はありそうな)ロスマンズカラーとなったF4を駆る皆藤で、タイムは29秒360。梨本塾でオーバーフィフティを牽引する第一人者である。

そしてBクラスボーダーとなる10番手には今回唯一のBMW、S1000RRを駆る池原でタイムは29秒672。エンジンパフォーマンスは折り紙つきの一台だが、トミンモーターランドでその特性を生かすにはそれなりのスキルが求められる名機。決勝では果たして。
次回7月15日(日)梨本塾、受付開始。
”特別開催でも早割”実施。早く申し込むほどお得です。
すでに参加者集結中。定員締め切りにご注意を!
どなたも楽しめるプチ耐久、定番超豪華賞品に、もちろん梨塾CGも来場!!
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「北の風からー2012」 8/13(月)~14(火)開催。
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今年は山形県へと向かいます。下道300kmを含む楽しい梨塾ツー。
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