プロローグ


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前年、日光二時間耐久レースを戦った後、GSXR1000というそれまでのスーパースポーツとはかけ離れたモンスターマシンの登場により、梨本塾でも一気に「レース参戦」への気運が高まった。

但し梨本塾とはそもそもレーシングチームでもなければバイクショップでもない。すなわち「母体」がないのだ。にもかかわらず、都合三台のGSXR(1000が二台、750が一台)を作り上げ、都合9名のライダーでもて耐へ挑戦することとなる。

ウィーク中に現地に入ったチーム関係者のみで30名以上、さらに決勝日に東京から走らせた観光バスによる大応援団まで入れると総勢70名以上というもて耐ではありえないような大所帯、しかもプロライダーはたった一人、メカニックも街のバイク屋さん店主のみという異色のド素人軍団。

まさに悲喜こもごも、その運命は―。

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決起集会から前哨戦の3耐出場、そして本戦であるもて耐へ―。

この様子を余すところなく収録した爆笑感涙梨本塾2002もて耐チャレンジは以下から閲覧可能です。

  >>2002梨本塾レーシングもて耐チャレンジ詳細レポへ

※ なお記事は一番下が始まりとなります。