梨本塾2月レポ 3 K-RUN-GP Aクラス
いよいよ2月梨本塾K-RUN-GP、Aクラスの決勝である。
「まさに神風、いや、梨風が吹いた………」
と塾長にまで言わしめたほど、2011年2月最終週の奇跡的な好天になり、タイヤウォーマーさえ必要ないほどの暖かさとなった。そんな中で、20LAPのレースがスタートする。
3-2-3-1というグリッドから、レーススタート。
まず好スタートを決めたのはポールの篠塚CBR、セカンドからの中尾CBR。
中尾が踏ん張って篠塚のインにマシンをねじ込ませる。早くも接触しそうなほどの攻防がスタート。
その後方3番手には山中CBR、そして初参加の人見CBR、八木R1と続く。
1コーナーでの激しい陣取り合戦………八木R1のインを狙う佐々木GSXR600。
さらにその後方から濱原颯道BROS、海老沼GSXR600と続く。予選6番手だった藤澤CBR1000RRはやや遅れる形となってしまう。
1コーナーでギリギリの駆け引きを行う篠塚、中尾のCBR600RR二台。
しかしベストラップ、及び走行量に勝る篠塚CBRが1コーナーアウトからS字に飛び込んでトップを奪取。
帝王コーナーを経て、グループは一列となる。
1周目のホームストレート。すでにトップ篠塚CBRには余裕さえ感じられるのは気のせいだろうか。当然二番手以降は混沌としている。
序盤場内を沸かせた6番手争い。佐々木GSXRを追う濱原BROS、そして海老沼GSXR。
若干16歳ながらミニバイク経験などがある濱原が、ストレートでのビイハンドをコーナーで詰めて積極的にパッシングしていく。ティーエイジャーvsアラフォーの戦いが始まった。
首位篠塚CBRが一気に後方を引き離しにかかる。それを懸命に追う中尾CBR。
さらに今回はそこに割って入らんとする山中CBR、そして人見CBR。
6位争いはペースアップして5位の八木R1にも追いついた。
不本意ながら最後尾となっている藤澤CBR1000RR。なんとか早く前に出たいところだ。
高校生に負けじとストレートから1コーナーにかけて勝負を仕掛けていく佐々木GSXR。濱原をかわして6位に浮上する。
9位藤澤CBRまで、その差はあってないに等しいものでしかない。
インフィールドでは面白いように差を詰めてくる濱原。しかし梨本塾が誇るアラフォーライダーもこれをうまく阻止する。今春全日本選手権に出場する16歳と、久しぶりの梨本塾参加で気を吐くアラフォーの真っ向対決。
どうやらベストタイム26秒4はフロックではないようだ。これまでよりも明らかにスキルレベルが向上している。
コーナリングスピードは上がり、その前後のつなぎも格段によくなった。今後はどうやって高いラップアベレージをキープできるか、またタイヤライフをどう向上させるかということがテーマとなるだろう。
篠塚と同じく最近メキメキと力をつけ、気付けばAクラスTOP3に入ろうとしているのが、いつもニコニコ自走参加の山中CBR600RR。なんとかして前の中尾CBRを攻略したいところだ。
7位争いを繰り広げる濱原BROS、海老沼GSXR。
1位篠塚CBRから6位佐々木GSXRまではすでに結構な差が開いてしまった。
そんな中で動きがあったのは5位争い。
八木R1のインサイドにマシンをねじ込む佐々木GSXR。ほどなくして佐々木GSXRが5位に浮上する。
こちらは8位争い。6位濱原BROSから遅れ始めた海老沼GSXRに対し、猛然とこれを攻め立てる藤澤CBR。
使用マシン、CBR600RRホワイトベースの購入先であるハルクプロでのオーバホールも済ませ、好調なマシンフィーリングを取り戻した中尾。
少しでもトップ篠塚との差を詰めるべく粘走する。
一歩ずつ着実にレベルアップを果たしてきた山中は3位を走る。「自走でタイヤウォーマーがなくてもここまで出来る」ということを証明している。
それでも見据える先は、まだ彼方である。
初参加ながら4位という好ポジションを走る人見CBR600RR。関東圏では相当な有力ショップでもあるハニービーのレーシングスーツがトミンモーターランドに映える。
今後、まだまだ伸びそうなポテンシャルを秘めている。
久しぶりの梨本塾参加ながら、持ち前のブレーキングで5位まで浮上した佐々木GSXR。
果たしてさらなる浮上なるか。
ツイート
いよいよ2月梨本塾K-RUN-GP、Aクラスの決勝である。
「まさに神風、いや、梨風が吹いた………」
と塾長にまで言わしめたほど、2011年2月最終週の奇跡的な好天になり、タイヤウォーマーさえ必要ないほどの暖かさとなった。そんな中で、20LAPのレースがスタートする。
3-2-3-1というグリッドから、レーススタート。
まず好スタートを決めたのはポールの篠塚CBR、セカンドからの中尾CBR。
中尾が踏ん張って篠塚のインにマシンをねじ込ませる。早くも接触しそうなほどの攻防がスタート。
その後方3番手には山中CBR、そして初参加の人見CBR、八木R1と続く。
1コーナーでの激しい陣取り合戦………八木R1のインを狙う佐々木GSXR600。
さらにその後方から濱原颯道BROS、海老沼GSXR600と続く。予選6番手だった藤澤CBR1000RRはやや遅れる形となってしまう。
1コーナーでギリギリの駆け引きを行う篠塚、中尾のCBR600RR二台。
しかしベストラップ、及び走行量に勝る篠塚CBRが1コーナーアウトからS字に飛び込んでトップを奪取。
帝王コーナーを経て、グループは一列となる。
1周目のホームストレート。すでにトップ篠塚CBRには余裕さえ感じられるのは気のせいだろうか。当然二番手以降は混沌としている。
序盤場内を沸かせた6番手争い。佐々木GSXRを追う濱原BROS、そして海老沼GSXR。
若干16歳ながらミニバイク経験などがある濱原が、ストレートでのビイハンドをコーナーで詰めて積極的にパッシングしていく。ティーエイジャーvsアラフォーの戦いが始まった。
首位篠塚CBRが一気に後方を引き離しにかかる。それを懸命に追う中尾CBR。
さらに今回はそこに割って入らんとする山中CBR、そして人見CBR。
6位争いはペースアップして5位の八木R1にも追いついた。
不本意ながら最後尾となっている藤澤CBR1000RR。なんとか早く前に出たいところだ。
高校生に負けじとストレートから1コーナーにかけて勝負を仕掛けていく佐々木GSXR。濱原をかわして6位に浮上する。
9位藤澤CBRまで、その差はあってないに等しいものでしかない。
インフィールドでは面白いように差を詰めてくる濱原。しかし梨本塾が誇るアラフォーライダーもこれをうまく阻止する。今春全日本選手権に出場する16歳と、久しぶりの梨本塾参加で気を吐くアラフォーの真っ向対決。
どうやらベストタイム26秒4はフロックではないようだ。これまでよりも明らかにスキルレベルが向上している。
コーナリングスピードは上がり、その前後のつなぎも格段によくなった。今後はどうやって高いラップアベレージをキープできるか、またタイヤライフをどう向上させるかということがテーマとなるだろう。
篠塚と同じく最近メキメキと力をつけ、気付けばAクラスTOP3に入ろうとしているのが、いつもニコニコ自走参加の山中CBR600RR。なんとかして前の中尾CBRを攻略したいところだ。
7位争いを繰り広げる濱原BROS、海老沼GSXR。
1位篠塚CBRから6位佐々木GSXRまではすでに結構な差が開いてしまった。
そんな中で動きがあったのは5位争い。
八木R1のインサイドにマシンをねじ込む佐々木GSXR。ほどなくして佐々木GSXRが5位に浮上する。
こちらは8位争い。6位濱原BROSから遅れ始めた海老沼GSXRに対し、猛然とこれを攻め立てる藤澤CBR。
使用マシン、CBR600RRホワイトベースの購入先であるハルクプロでのオーバホールも済ませ、好調なマシンフィーリングを取り戻した中尾。
少しでもトップ篠塚との差を詰めるべく粘走する。
一歩ずつ着実にレベルアップを果たしてきた山中は3位を走る。「自走でタイヤウォーマーがなくてもここまで出来る」ということを証明している。
それでも見据える先は、まだ彼方である。
初参加ながら4位という好ポジションを走る人見CBR600RR。関東圏では相当な有力ショップでもあるハニービーのレーシングスーツがトミンモーターランドに映える。
今後、まだまだ伸びそうなポテンシャルを秘めている。
久しぶりの梨本塾参加ながら、持ち前のブレーキングで5位まで浮上した佐々木GSXR。
果たしてさらなる浮上なるか。
ツイート