2月レポ 4 K-RUN-GP Bクラス
続いてBクラス決勝。
まずは梨本塾恒例グリッドブリーフィング。ここで最終的なルール確認が行われる。ほんの数分、常識的なことを再確認するに過ぎないが、しかしこれがあるとないとでは転倒率、事故率も大きく変わる。梨本塾でもっとも貞節にしている決まりごとのひとつだ。
いよいよBクラス、スタート。イン側に250cc、真ん中、アウトサイドに600ccが居並ぶ。
ホールショットを奪ったのは三柴CBR600RR。
次いで坂垣内CBR600RR、樽井CBR250RR、景山R6と続く。
そこに榎本CBR1000RR、保知戸CB400SF、上尾R6、山田CBR600RR、梨本CB400SF。
序盤から三柴が飛ばしていく。
2位争いは坂垣内CBR600RR、樽井CBR250RR、景山R6、榎本CBR1000RR、保知戸CB400SF。
一周目から快調に飛ばす三柴。後続を引き離す形となる。
600、250、1000、400、と様々な機種が蠢く2位争い。動力性能はもとより、ライン、思惑、様々なものが交錯を始める。
梨本塾最古参といってもいい#24上尾R6が、先月より参加のニューカマー高校生保知戸CB-SFを追う。29秒台の攻防である。
20代と70代の戦い。
それぞれなんとかトップに食らいついていきたいところだ。
栃木スピードの若手を引っ張る存在となった三柴CBR。タイムアタックでは危うく「師匠」である海老沼栃木スピード総裁を食うほどまでに腕を上げた。
二番手を走るのは久しぶりの参加となった坂垣内CBR。皆藤CBを打ち破るために参加したとのことだったが、残念ながら当人はナゾの理由でタイムアタック、及び決勝はリタイヤとなる。
三番手を走るのは、ここで紹介するたびにオイル上がり量が増えているように思えてならない樽井CBR250RR。1990年頃から走っていたはずのこの超高回転バイクは、一体どれほどの爆発を繰り返し、そしてストロークを重ねたのだろうか。
四番手の景山R6に襲い掛かる「ニューカマー」CBR1000RRの榎本。NSRからの乗り換えは思った以上にスムースにいったようだ。
さらにそこに続く保知戸CB、上尾R6は6位、7位を走行。
今回は60代どころか50代さえ一人も走っていない中で、70代がCB400SFで堂々とBクラスを走っている。
初参加の山田CBR600RRはラップタイムで勝るものの、これを攻略できない。
快調にラップを重ねる三柴CBR。
ワンミスですべてが覆りそうな2位争い。
その中で上位進出を本気で狙っている三台。
CB400SF、CBR929RR、そしてR6と3台を乗り継いできた上尾。まだまだ元気である。
予選30秒台をマークしたことでBクラスで決勝を迎えた梨本CB400SF、そして珍しいカラーリングの600RRでなんとか前に出たい山田CBR。
師匠海老沼を筆頭に、三柴、景山、そして今回は参加していないが渡辺というのが栃木スピードの基本構成である。ここに近隣の保知戸も加われば、栃木スピードは5人の大所帯となる。
ちなみに「栃木スピード」とは「東京スピードの分派」である。トップ快走中の三柴は、やがてこれを牽引するようになれるか。
決勝では28秒台に放り込んできた榎本CBR1000RR。NSR250での苦労が報われ、大きく羽ばたこうとしている。
その榎本CBRに酷似したカラーリングである山田CBR600RR。とてもカッコいいスタイルだ。
CBR600RRに襲い掛かるCBR250RR。こんなシーンが生まれることを250RR開発者は絶対に予想しなかっただろうし、また、このCBR600RRの開発者も、この現実を直視することはなかなか出来ないのではないだろうか。人が操るスピードの世界において、道具の優劣は新旧に比例しない。
勢いはあるものの、しかしなかなか動きのないレース序盤~中盤。
そのバンク角の深さは若さのなせる業と片付けるには、保知戸の可能性を知らないものだけだろう。
2位争いの最後尾、7位上尾からやや遅れ始めた8位争い。
レース中盤以降、いよいよ動きが出始める。まずそれまで3位だった樽井CBR250RRを
榎本CBR1000RRがパッシングする。
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続いてBクラス決勝。
まずは梨本塾恒例グリッドブリーフィング。ここで最終的なルール確認が行われる。ほんの数分、常識的なことを再確認するに過ぎないが、しかしこれがあるとないとでは転倒率、事故率も大きく変わる。梨本塾でもっとも貞節にしている決まりごとのひとつだ。
いよいよBクラス、スタート。イン側に250cc、真ん中、アウトサイドに600ccが居並ぶ。
ホールショットを奪ったのは三柴CBR600RR。
次いで坂垣内CBR600RR、樽井CBR250RR、景山R6と続く。
そこに榎本CBR1000RR、保知戸CB400SF、上尾R6、山田CBR600RR、梨本CB400SF。
序盤から三柴が飛ばしていく。
2位争いは坂垣内CBR600RR、樽井CBR250RR、景山R6、榎本CBR1000RR、保知戸CB400SF。
一周目から快調に飛ばす三柴。後続を引き離す形となる。
600、250、1000、400、と様々な機種が蠢く2位争い。動力性能はもとより、ライン、思惑、様々なものが交錯を始める。
梨本塾最古参といってもいい#24上尾R6が、先月より参加のニューカマー高校生保知戸CB-SFを追う。29秒台の攻防である。
20代と70代の戦い。
それぞれなんとかトップに食らいついていきたいところだ。
栃木スピードの若手を引っ張る存在となった三柴CBR。タイムアタックでは危うく「師匠」である海老沼栃木スピード総裁を食うほどまでに腕を上げた。
二番手を走るのは久しぶりの参加となった坂垣内CBR。皆藤CBを打ち破るために参加したとのことだったが、残念ながら当人はナゾの理由でタイムアタック、及び決勝はリタイヤとなる。
三番手を走るのは、ここで紹介するたびにオイル上がり量が増えているように思えてならない樽井CBR250RR。1990年頃から走っていたはずのこの超高回転バイクは、一体どれほどの爆発を繰り返し、そしてストロークを重ねたのだろうか。
四番手の景山R6に襲い掛かる「ニューカマー」CBR1000RRの榎本。NSRからの乗り換えは思った以上にスムースにいったようだ。
さらにそこに続く保知戸CB、上尾R6は6位、7位を走行。
今回は60代どころか50代さえ一人も走っていない中で、70代がCB400SFで堂々とBクラスを走っている。
初参加の山田CBR600RRはラップタイムで勝るものの、これを攻略できない。
快調にラップを重ねる三柴CBR。
ワンミスですべてが覆りそうな2位争い。
その中で上位進出を本気で狙っている三台。
CB400SF、CBR929RR、そしてR6と3台を乗り継いできた上尾。まだまだ元気である。
予選30秒台をマークしたことでBクラスで決勝を迎えた梨本CB400SF、そして珍しいカラーリングの600RRでなんとか前に出たい山田CBR。
師匠海老沼を筆頭に、三柴、景山、そして今回は参加していないが渡辺というのが栃木スピードの基本構成である。ここに近隣の保知戸も加われば、栃木スピードは5人の大所帯となる。
ちなみに「栃木スピード」とは「東京スピードの分派」である。トップ快走中の三柴は、やがてこれを牽引するようになれるか。
決勝では28秒台に放り込んできた榎本CBR1000RR。NSR250での苦労が報われ、大きく羽ばたこうとしている。
その榎本CBRに酷似したカラーリングである山田CBR600RR。とてもカッコいいスタイルだ。
CBR600RRに襲い掛かるCBR250RR。こんなシーンが生まれることを250RR開発者は絶対に予想しなかっただろうし、また、このCBR600RRの開発者も、この現実を直視することはなかなか出来ないのではないだろうか。人が操るスピードの世界において、道具の優劣は新旧に比例しない。
勢いはあるものの、しかしなかなか動きのないレース序盤~中盤。
そのバンク角の深さは若さのなせる業と片付けるには、保知戸の可能性を知らないものだけだろう。
2位争いの最後尾、7位上尾からやや遅れ始めた8位争い。
レース中盤以降、いよいよ動きが出始める。まずそれまで3位だった樽井CBR250RRを
榎本CBR1000RRがパッシングする。
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