2011年第六回梨本塾レポ4 K-RUN-GP-A

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第六回梨本塾決勝、K-RUN-GPーAクラスがはじまる。

生憎のコンディションだったものの上位陣はほぼ順当にグリッドを確保している。
その中でフロントローは新旧織り交ぜたCBR600RRが独占する形となった。ポールの#2人見、セカンドに#5渡邉(隆)、サードに#6坂垣内と並ぶ。


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いよいよ決勝がスタート。まず好スタートを決めたのは#2人見。

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そこに#5渡邉、#6坂垣内と続く。

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その後方には生駒デイトナ、八木R1、西村GSXR1000、池原S1000RR、山本SV400、渡辺(裕)CBR600RRと続く。

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ライン上は乾きつつあるものの、それでも1コーナーからS字、帝王コーナーにかけては未だウェットパッチが目立つ。


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一周目から余裕さえ感じさせる走りでリードを築く人見。

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#5渡邉が必死に食らいついていく。

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人見、渡邉の二台がやや抜け出る形となり、その後ろは一列のラインとなった。

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#2人見が二周目に入る。すでに十分なアドバンテージを築いている。このままトップ快走なるか。

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その人見になんとかついていきたい渡邉。他の仲間達【栃木スピード】の欠席が続く中、渡邉一人気を吐いて一気に頂点まで駆け上がってきた。

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さらにその後方には先月雨中での激走が記憶に新しい坂垣内。ABS仕様のCBRが特徴だ。

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先月転倒の生駒もその影響はほぼないようで、4位争いをリード。昨年度チャンプの後方でチャンスをうかがうのは先月Aクラス3位の八木。

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6位争いはGSXR1000K1の西村、そしてS1000RRの池原。

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8位争いはSVの山本、CBRの渡辺。

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周回が進むにつれ、ややペースの上がらない人見に猛然と襲い掛かる後方の二台。トップグループ三台は完全にテールトゥノーズとなった。

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間髪入れずに仕掛けたのは#6坂垣内。

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難なく1コーナーで二位を奪取。

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さらにその勢いのまま、翌周にはトップにも襲い掛かる。ABSを信頼しきってのフルブレーキング。

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しかし人見も引かず、三台はもつれ合うようにしてトップ争いを展開する。

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動かない4位争いだったが………

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そこに5位の#21西村が追いついてきた。

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一方トップ争いはさらに過熱。執拗にしかけていく#6坂垣内。

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ついにホームストレートで並び………

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1コーナーで人見のインに飛び込む。

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しかし人見も負けず被せ………

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ここではトップを譲らず。

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後方#5渡辺も離れず、

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三つ巴の戦いとなる。

ここで#6坂垣内のフロントタイヤ蛇角がもの凄くついていることに注目。これは滑って切れ込んでいるのではなく、効率的に旋回力を引き出している証左だろう。ややバンク角が深いのがネックか。

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さらに翌周、またしても仕掛けていく坂垣内。

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今度はキッチリとインを奪い………

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人見の内側に入り込む。

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見事トップ奪取。

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初めてAクラスのトップに立って見せた。

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さらに引き離すべくフルスパートをかけていく。

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まだまだ荒削りな部分もあるが、速く走ろうとする姿勢は誰より真摯であり本気なのだ。

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早くもトップ争いはバックマーカーに追いつく。

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#5渡邉はその処理にやや手惑い、トップとスペースが出来てしまう。

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一方、相変わらずひっついて離れない4位争い。

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しかし10年度チャンプは、この程度ではビクともしない。#3生駒は7月より輪番操業に入ってしまうため日曜出勤となり、しばらく梨本塾に参加できない。そんな、この国の代表的な自工会の一人としても、負けるわけにはいかないのだ。

※現在輪番操業者対象サシ塾、計画中。詳細は後ほど。

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躊躇することなくバックマーカーをパスしていくトップ坂垣内。

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人見もこれを上手にパス。

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しかし渡邉は左コーナーまでにパスしきれず………

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翌周1コーナーでようやく前へ出る。

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4位争いの二台がペースアップしたことで単独6位となっている西村。

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ライバル?となるはずであった山本のペースが上がらずこちらも単独7位となっている池原。

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二回目の参加、しかも400ツインでAクラス入りという快挙を果たしたものの、タイムアタック中の転倒要因ともなったフロント、リヤの不穏な挙動が度々発生し、残念ながら決勝中にリタイヤとなった山本。光る走りがあるだけに、もったいない結果となった。

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レース終盤、締め所を熟知している生駒の後ろでなんとかその突破口を探し出そうとしている八木。

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トップ争いはいよいよファイナルラップへ突入。

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離されることなくなんとかしてチャンスを伺っていた人見だったが………

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残念ながらわずかに届かず。

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坂垣内は初参加から1年を前にしての、Aクラス初優勝を達成。

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二位は人見。勝てそうで勝てないレースが続いている。

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三位は渡邉。いよいよAクラス上位にも顔を出すまでに成長してきた。

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4位争いは結局生駒に軍配。前述したとおり輪番操業により、残念ながら今後は9月までしばしお休みの予定だ。

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喜びを発する坂垣内。「篠塚さんが怪我でいない間も、生粋の塾育ちで勝利を!」と誓っての参戦だったという。

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まだまだ荒削りな部分はあるものの、何よりその速く走ろうとする気持ちが本人の大きな成長につながっているのは間違いない。

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まだまだ荒削りな部分はあるものの、何よりその速く走ろうとする気持ちが本人の大きな成長につながっているのは間違いない。

ここまで4連勝、25秒台にも突入していた今期チャンプ最右翼の篠塚という「鬼」がいぬ間に、一気に成長してみせることが出来るか。

つづく。

※ 全リポート文中敬称略。ご了承下さい。


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