2011年第六回梨本塾レポ5 K-RUN-GP-B
続いてBクラス、決勝。まずは決勝前のフリー走行から。
余談になるが、このとき実はいつも塾長があるサインを走行する全員に向かって送っている。これが見えている人、見えていない人で、その後のレース結果にも大きな差が出ることがあるという。今まで一度もこの「サイン」を確認した事がないという人は、もしかすると異常に視野が狭い、ということになるかもしれない。
まず好スタートを切ったのはイン側から#7榎本、外側から#23中村。
#8柴田はやや出遅れる形、さらに後方から#27米山が猛ダッシュを決める。
早くも4位米山までと5位梨本以降という布陣に分かれそうだ。
元来榎本とともにAクラスであった柴田R1が実力を示すように1コーナーで中村デイトナをパス。
早くも独走に持ち込もうという榎本。先月Bクラスでの優勝で自信をつけたか。
3位以降を引き離してトップを追走する柴田だったが、しかしなかなかその差は詰まらない。
一方で5位争いを展開する3台。CB400SFvs690DUKE Rvsストリートトリプルという異種混合戦。世代もバラバラだ。
この中でDUKEの#47長谷川がスピード的にはやや勝っているようだが、#25梨本の老獪ブロックにより思うように前に出ることが出来ない。
一方3位争いは二台に絞られる。昨年6月の壮絶ハイサイドからようやく復帰を果たしたデイトナ中村、
どちらも一世を風靡したマシンだが、果たして今回はどちらが勝者となるだろうか。
3位争いと5位争いのディスタンス。ちょうど1コーナー分といったところだろうか。
レース中盤、ようやくリズムをつかんできた長谷川が
5位に浮上する。
榎本は5位争いを簡単にラップダウン、そして4位争いにも割って入りこれをパスしていく。
愛機CBR1000RRに鞭打ち、快調なペースでラップを重ねていく。
しかしいつものような鋭いパッシングはやや影を潜め、思うようにバックマーカーを処理できない。そのためなかなか榎本との差を詰めることが出来ない。
心機一転デイトナへ乗り換えた中村。今現在、梨本塾ではトライアンフデイトナ675のプチブームが沸き起こっている。
初参加の長谷川は効率的な走りでどんどんペースアップしていく。
第四回で優勝を果たしている多田だったが、今回は思うように前に出られない。
なんとかBクラスに踏みとどまったものの最後尾となっている皆藤。バイクに乗るたび思うようにタイムが上がらず、そのため最近の口癖は「オレ、もうバイクやめる」だそうだ。それでも頑張っている。
残り3ラップの時点でトップと二位との差は1秒強。詰められない差ではないが、果たして。
次々にバックマーカー処理をしていく榎本同様に柴田もスイッチを入れる。
「いい加減Aクラスでしょ?」
しかし、最新だがやや神経質なマシンに翻弄されつつの結果だけに、外で見ているほど楽勝ということではないのだろう。
それでもしっかりと結果を残し、今後に期待をさせる走りをした。シーズン後半に向けてさらなる飛躍が望まれる。
つづく。
※ 全リポート文中敬称略。ご了承下さい。
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