第11回梨本塾レポ5 K-RUN-GP Cクラス
本日三番目のレースとなるCクラス、決勝。

全クラスの中でもっとも僅差となる予選結果。トップ30秒3からボーダーの31秒7まで、僅かに1秒4ほどしかない。決勝も接戦となりそうだ。

フロントローに並んだのはKTM690SMC村松、CBR929RR笈川、そしてCBR1000RR緒方。

全10台が一斉にスタート。

好スタートを決めたのは三番手から出た緒方だったが………

1コーナーでは笈川929RRが外から被せてトップを奪取。

村松もそれに続いて二番手へと上がる。以降、緒方、安倍グース、西村CB400SFと続く。

序盤から予選2位、そして1位の対決が始まる。二人とも本来は29秒台の実力を持っているだけに、熱い火花が散る。

その後方に緒方、安倍、西村。

そして因藤GSXR1000、多田ストリートトリプル、橋本ガンマ、小渕VFR800。

その後ろに滝澤848SBK。

二周目の1コーナーでこれだけ差を開いて見せたトップ笈川。

どうやら長年相棒としてきた名機ファイヤーブレードとも今回の塾でお別れ。最後に花を飾れるか。

先月GSXR1000で優勝した村松は「通勤車両690SMC」での参加。勝負運を持つだけに、もちろん今回も優勝を狙う。ちなみに過去梨本塾4回参加で3勝という素晴らしい勝率を誇る。

その後方で始まった3位争い。排気量、車種に関係ないバトルが展開される。

5位争いは西村を筆頭に因藤、多田。

その後ろに橋本、小渕。

一際鮮烈な印象を与える848SBK、滝澤。

予選では30秒9ともうひとつ振るわかなった安倍グースだが、決勝では緒方CBRを突きまくっている。

VFRと848の戦い。それぞれの開発者でさえこの二台の共通項を見出すことは難しいだろう。しかし梨本塾においては、V型エンジンを搭載していること、800ccクラスであること、ともに31秒台であること、そしてアラフォーであることと、4つも共通項を見出した。

トップは二台は快調なペースで飛ばす。

なんとか逃げを打ちたい笈川だったが………

村松はけして離されない。

梨本塾には二度目の参加となる緒方だが、実はスポーツ走行にも訪れている。予選タイムも前回より2秒近く更新した。大きな進歩といえるだろう。

その緒方が3位グループを牽引する格好でレースは後半へ突入していく―。

どうやら決勝でのリズムがつかめたのか、一気に村松がペースアップし笈川の背後へ。

そして1コーナー進入でラインを変更し………

そのままトップへ浮上。

690SMCの軽快なハンドリングを生かした、素晴らしいパッシングだった。

そのままスパートを試みる。笈川はついていくことが出来るだろうか。

3位争いも激化。#46緒方のペースがやや落ち、そこに安倍、西村、因藤、そして多田が襲い掛かる。

美しいガンマを走らせる、8番手を走行中の橋本。

ここにトップグループが追いつく。

抜かれた#43笈川も諦めることなく村松を追従。なんとかして929との最後のレースを飾りたいところ。

トップ争いはレース最終盤までもつれ込む。

序盤から3位争いをリードしてきた緒方だったが………

4番手のグース安倍が、いよいよ牙を剥く。

西村も当然これを追う。

ガンマを追う小渕VFR。

ライダーに厳しいといわれる848SBKの滝澤は、後半ややペースが下がったか。

レース残り僅かとなったところで、ついに3位が入れ替わる。渾身のアタックで安倍が3位へ浮上。ここまで頑張ってきた緒方だったが、4位へダウン。

もちろんまだ予断は許さない状況。西村、因藤、多田までが、3位奪還のチャンスを持つ。

レースはいよいよファイナルラップへ。3位争いの後端にトップ争いが追いつく。
ストリートトリプルの多田はしっかりとこれにラインを譲る。自身も激しいバトルをする最中での一幕。アマチュアライダーの手本ともいうべきフェアライドであった。

3コーナーでなんとか前に出たかった笈川だったが適わず。

トップの二台は、緒方、西村、因藤という4位グループへと割って入り………

最終コーナーを立ち上がる。
#43笈川がトップに迫るが………

そのままの順位でゴール。

3位には安倍。4位に緒方、5位西村、6位因藤という結果となった。因藤までがトップと同一周回数となる。

先月に引き続いて優勝してしまった村松690SMC。これでなんと過去5回参加で4勝というとんでもない勝率となる。今回はマシンを乗り換えての優勝と、まさに「勝負運を持った男」。このままどんどん勝ち星を上げていってほしい。
そして次回こそは、Bクラス入りを果たしたいところだ。
なお当ブログに掲載されている写真は参加者の方に限り二次使用可能です。HP、ブログなどで使用する際には【写真:梨本塾】とクレジットとリンクをお願いいたします。
文中敬称略。ご了承下さい。
つづく
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午前迄となります。
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梨本塾事務局
090-8814-6973
std_spd@hotmail.com
ツイート
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1コーナーでは笈川929RRが外から被せてトップを奪取。

村松もそれに続いて二番手へと上がる。以降、緒方、安倍グース、西村CB400SFと続く。

序盤から予選2位、そして1位の対決が始まる。二人とも本来は29秒台の実力を持っているだけに、熱い火花が散る。

その後方に緒方、安倍、西村。

そして因藤GSXR1000、多田ストリートトリプル、橋本ガンマ、小渕VFR800。

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5位争いは西村を筆頭に因藤、多田。

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そのままの順位でゴール。

3位には安倍。4位に緒方、5位西村、6位因藤という結果となった。因藤までがトップと同一周回数となる。

先月に引き続いて優勝してしまった村松690SMC。これでなんと過去5回参加で4勝というとんでもない勝率となる。今回はマシンを乗り換えての優勝と、まさに「勝負運を持った男」。このままどんどん勝ち星を上げていってほしい。
そして次回こそは、Bクラス入りを果たしたいところだ。
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