2012 第3回 梨本塾レポ4 K-RUN-GP Bクラス

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ミニバイクやポケバイが走るトミンモーターランドBコースでは、かつて梨本塾において数々の名勝負を繰り広げた漢の子供が、元気よく走っていた。

赤い彗星、ミレニアムファルコン、そしてマイティフロッグなど多くの名機が登場する物語だが(実際にはほぼノンフィクション)この中の登場人物であり主人公の「ガイ」、この好敵手であった「ジョニー」こそが、タイラメットでポケバイに乗るSHUNの父親である。※ 初めてこられた方へ、というメニューから入ると分かりやすい。

なおSHUNの名は「隼」と書く。上記リンクを読み解けば、その由来を知ることが出来るだろう。勝負強い父親のDNAを引き継ぎ、この先日本のバイクレースを背負って立つ男となるか、もしくは次々世代の梨本塾を牽引する存在となるか。

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一方Aコースでは、昨年度チャンプもムービーを構えて、いよいよ2レース目、Bクラス決勝が始まろうとしている。

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フリー走行を終えグリッドに並んだ後で、全体ブリーフィング。

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フロントローにはCBR600RR、GSXR600RR、そしてグースが並ぶ。

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アライヘルメットユーザーも一堂に会した。

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全車グリッドに整列し、いよいよスタートの瞬間が迫る。なお、予選10番手の西村は、リヤタイヤのパンクにより残念ながら出走を見合わせることとなった。

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グリーンフラッグが掲げられ………

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振り下ろしたと同時に各車一斉にスタート。TZRからは2スト特有の白煙が上がる。今シーズンからすべての2サイクルマシンが消えてしまった全日本選手権ではこういった光景は一切見られない。

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好スタートを切ったのは、ポールから出た山内CBR600RR。

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これに古溝GSXR600と続き、さらにスタートダッシュで3番手に上がろうとしていた笈川CBR1000RRのイン側へ、予選3番手のグース安倍が鼻先を突っ込む。

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その後方に皆藤CBR600F4、濱安GSXR1000、遠藤TZR、松本FZ400、そして加野、矢野のGSXR1000コンビと続く。

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帝王コーナー(2コーナー)を立ち上がるトップグループ。後方では午前Cクラスからジャンプアップを果たしたFZの松本が、ひとつ順位を上げて7番手へ。

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久しぶりの参加となった#21山内。Aクラスの中尾、八木らと同様前週は板橋シティマラソンに出走、完走を果たしているが、身体的なダメージはほとんどない様子だ。但し古傷である肩の痛みを訴えており、これがレース後半どうなるかは走ってみなければわからない。

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その後方、3位争いは#25グース安倍、そして今回からCBR1000RRに乗り換えた#27笈川。

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5位以降は#22皆藤、#26濱安、#49松本、#29遠藤と続く。

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その後方9番手に#23加野。

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トップグループは最終コーナーへ。

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2番手古溝ももちろん優勝を狙える位置だ。山内がメッツラーのスポルテックM5、古溝はディアブロコルサを使用。

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1周目をリードして戻ってきた山内。

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2番手古溝からやや離れて、安倍、笈川。

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マシンはまったく異なるが、タイヤはともにディアブロコルサを使用。

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さらにその後方のCBR600F4i皆藤もディアブロコルサを履いている。

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濱安はレーステック、松本はアルファ12、遠藤はディアブロ、そして加野はOEMノーマルタイヤだ。

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29秒台でレースを引っ張る#21山内。

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久々の復帰勝利なるか。

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それを追う古溝。この辺でなんとか勝利を手にしたいところ。

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トップ2は動かぬままだったが………

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その後方3位争いでは………

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#27笈川が1コーナーで安倍のインに入り込み………

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3位を奪取する。

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その後方、7位争いも加熱中だ。

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濱安と加野、2台のGSXR1000に挟まれてのバトルは、FZの松本、そしてTZRの遠藤。

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この80年代ヤマハを象徴する二台のバトルも見ものだろう。

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3位にあがった笈川はさらにトップmの2台を追う。

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未だ自分と1000RRとのマッチングは計り知れないが、この決勝で順位を上げてきている辺り、けして相性は悪くないのだろう。

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サンマこと3MAが2012年も現役で走っているだろうとは、当時誰も予測しなかったが………

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さらにその後方排気TZRと1986年発売のFZ400Rがバトルする。

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今度はアウトからしかけた遠藤が前へ。これでひとつ順位を上げて7位へ。

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ひとつ順位を下げた松本は、なんとか粘りを見せたいところだったが………。

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激しく続くトップ争い。

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山内をピッタリとマークしたまま離れない古溝。

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しかしそこに忍び寄る影、否、陽あり。

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快調なアベレージでレースを引っ張る2台だったが………

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それよりも速いペースで笈川が猛追していた。古溝の背中が近づいてくる。

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7位に上がった遠藤TZR、

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これを追うFZ400R松本、そしてGSXR1000加野だったが………

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どうやら松本にトラブルが発生。すぐに挙手してコース外側を走り、後方へ合図を送る。適切な判断だ。

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どうやらシフト操作がうまくいっていないようだが………

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アームが破損、もしくは欠落したようだ。これではさすがに走ることは不可能、残念ながらリタイヤとなる。

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トップ争いはバックマーカーを捉ええるが………

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その後方にはいよいよ#27笈川が迫っていた。

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まったくペースが上がらない矢野を………

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古溝がアウトからパッシングしていく。

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トップ2台はロスなくバックマーカーを処理。

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しかしすかさず笈川も3コーナーで矢野をパス。

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今回はなぜかまったくペースの上がらない矢野。どうやらマシンバランスが崩れてしまったようだ。

レースはいよいよ後半戦へ。



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レースも中盤に差し掛かったが、未だペースの衰えぬグースの安倍。

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ラップタイムで勝る皆藤を従えての粘走。

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先月の転倒から復活し、なんとか安倍をパスしたい皆藤。

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ホームストレートでは愛機F4に鞭をいれ………

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1コーナーでインに割り込むものの………

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安倍も負けじと被せていく。

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ここでもパスできず、バトルは続く。

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単独7位を走る遠藤、

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これを追う加野。

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GSXRの特性を生かしてなんとか250を倒したいところだったが………

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ここで遠藤TZRに異変が。

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マシントラブルに見舞われ………

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コースサイドへ避難。これで残念ながらヤマハの名機2台はリタイヤとなる。

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4位争いに加わりたいのは6位の濱安。

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直前サシ塾参加で確かに光明が見えたかに思えたが………。

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終わらないトップ争いはいよいよレース終盤へ。

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ここまでトップを死守してきた山内、これをどうにか攻略したい古溝………

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そしてこれに追い上げてきた笈川が加わる。

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残り半分を切り………

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それぞれの見えない思惑がぶつかり合っていく。

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その後方で力走を続ける4位の安倍。

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5位皆藤の左側カウルには、ちょうど1年前に展開した頑張ろうニッポンステッカー、そして2012年バージョンの梨本塾ステッカーが輝く。

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四十代と五十代のバトルには、けして見えないエンドレスワールド。

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そしていよいよパッシングプランを練り上げた笈川が動く。

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どうやらペースアベレージ的にも余裕があるようだ。

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新しい相棒とのマッチングで一気に開花するか。

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もはや誰が勝ってもおかしくない状況。

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三者三色の戦い。

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そこにまたバックマーカーが絡む。

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山内古溝の二名はロスなくパス………

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残り僅かとなったレースのゴールラインを目指す。

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ここまで来ればなんとしてでも「てっぺん」が欲しい古溝。

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笈川もすぐさま遅れを取り戻し、トップグループに再度追いついていく。

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ベストラップは27秒台だが、その後肩の負傷により一時療養を余儀なくされトミンを離れざるを得なかった山内。しかし今回の復帰走は力強いものだ。

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しかしそれを上回るパフォーマンスを見せたのは笈川。

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レース最終局面で古溝をパスしてみせたのだ。

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これにより古溝は3位に転落。

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なんとか抜き返したいところだったが………。

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万事休す。

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トップ山内は

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結局一度もポジションを奪われれることなく………

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1位でチェッカー。久々の復帰を優勝で飾って見せた。

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2位には予選4番手から追い上げて見せた笈川。今後がさらに楽しみになってきた。

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悔しい3位となったのは古溝。今、もっとも勝利が欲しいライダーの一人だ。

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終盤までもつれこんだ4位争いは、安倍がアタマで最終コーナーへ。

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後半やや追い上げを見せた濱安が追いついたものの………

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結局順位は動かずにこのままチェッカー。

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7位には加野が入った。8位に矢野。

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見ごたえのあるレースの中で、しっかりと「勝ち」を手にした山内。

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乗り換え、そしうて追い上げ成功でしてやったりの#27笈川、そして悔しい#10古溝。

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登山にフルマラソンとアクティブな趣味を多数持つ山内だが、けして器用なタイプでない。

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その真髄は「気合の努力型」。今回も肩の痛みを乗り越えてそれが実った形といえるだろう。

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レース後は互いの健闘を称えあい笑顔で。

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「次こそやっつけますよ!」

男は本気で戦って負けたときしか、ちゃんと学ぶことなどできない―。


そんな泥臭いメンタリティを実感できるのもまた、梨本塾である。

つづく。

文中敬称略。

※ なお当ブログに掲載されている写真に関しましては、参加者の方に限り二次使用OKとします。その際には必ずリンククレジット(梨本塾:http://kei74moto.client.jp/)を入れるようにお願いいたします。



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