2012 第3回 梨本塾レポ5 K-RUN-GP Cクラス

そして最後にCクラス決勝。

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フロントローに並んだのはCB400SF、RVFという400ccクラス、そしてVFR。

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グリーンフラッグで全車一斉にスタート。

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小排気量車も混ざるのが特徴のCクラス。

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好スタートを切ったのはポールから飛び出した梨本。2番手には小渕。

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3番手にRVFの樋口、4番手にR1の佐藤、そして高土戸村のCBRR、新宮XR、美濃部CBRR、武藤NSR、加藤ホッパー125と続く。

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帝王コーナー入り口では戸村が1つポジションをアップ、5番手へ。

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異色の組み合わせとなるリーディンググループ。この中から飛び出すのは誰か。

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CBRRの4番手争いの後方にはXR100が控える。

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XRの後ろにCBRRというこのクラスならではの光景。梨本塾には、参加車両、参加者スキルという敷居はない。

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さらにその後方にはNSR、ホッパー125と続く。

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各車一列となって最終コーナーへ。

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トップは梨本のまま、1周目のコントロールラインを迎える。

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各ライダーともに前車をなぞるように美しいライントレースでスタートラップを終える。しかしコース左側が大きく余っているように見えるが………。

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リーディンググループは梨本を筆頭に小渕、樋口という三台構成。

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定年後、62歳から参戦を始めた梨本塾も今シーズンで10年目を迎え、4月には72歳となる#41梨本亮。
そして昨年から参戦を開始した小渕、

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今回初参加の樋口と続く。

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その後方には久しぶりの参加となった佐藤R1。

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さらに初参加のCBR600RR、山田。

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6位争いは高土を筆頭に、やはり初参加でXR100の新宮、そしてCBRの美濃部。

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9位にNSRの武藤、

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それを追うホッパー125を駆る初参加の加藤。この車両は希少種であり、もちろん梨本塾に参加したのも初めてだ。

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4位争いが接近。

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スタートで飛び出した佐藤の背後に、#31山田が忍び寄る。

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予選では33秒台の佐藤に対し、山田は32秒台をマーク。勝負は果たして。

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ダイネーゼにホワイト基調のCBRR、そして赤いガムテープというカラーバランスが美しい。

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その後方、6位を走る高土。ここへ来て一気にタイムを伸ばしてきている。梨本塾史上、もっとも延び幅の大きい男として急成長中。4位争いに加われるか。

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トップは変わらず梨本。

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二番手に小渕。三番手には樋口。

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その樋口を追いかけたい佐藤だったが………

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完全に後方グループ飲み込まれる。これで4位争いは佐藤、山田、高土、新宮という4台へと膨張。

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XR100でも十分に戦えることを示している新宮。

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早くもバックマーカーが現れはじめるが………

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トップ2台はこれをクリーンにパスしていく。

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31~32秒というペースでレースを牽引。

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小渕もしっかりと追従し隙を狙う。

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一方リーディンググループからやや離れてしまったのは樋口。こういったイベントは初めてとのことで、慣れないパッシングに戸惑いを見せる。すでにライディングフォームは出来上がりつつあるので、今後は実践的な走りが求められる。

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4位争いはさらに激化する。後方美濃部までが追いつきいよいよ5台での争いへ。

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そこにバックマーカーが入り混じり………

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レースは混沌さを増しながら後半戦へ。

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ちょっとしたライポジの変化で見違えるほど安定感が増した美濃部。

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真紅のCBRとともに、上位進出なるか。

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バックマーカー処理のタイミングにより、

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4位争いは二手に割れた。

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ここでようやく高土がパス。

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クセのあるマシンで孤軍奮闘する加藤。

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残り8周となり、4位争い後端に早くもトップが追いつきそうだ。

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美しいロスマンズカラーNSRを駆る武藤は今回ディアブロコルサを導入。しかしやや戸惑いがあるようだ。

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終わらない4位争い。

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6位争いも激化。

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その集団にリーディンググループが突入していく。

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残りは7周。それぞれのグループでのバトルが熱い。




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6位争いのバックマーカーにトップグループが突入していく。

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1コーナーで新宮XR100をパスした梨本だったが………

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帝王では高土につかまる。

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その後方で小渕がやはり新宮をパス。

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3コーナーではテールトゥーノーズへ。

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この辺のバックマーカー処理が勝負を決しかねないだけに、高い集中力が求められる。

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ややインサイドから立ち上がった高土の………

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さらにインへとマシンをねじ込んで梨本が前へ出る。しかし小渕はこれにつかまる格好。

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一方3位の樋口はバックマーカー処理に手間取り、トップグループからはやや離れてしまった。

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老獪なテクニックでズバズバとバックマーカー処理していく梨本に、なんとかして喰らいついていきたい小渕。

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9位の#45武藤、さらに4位争い中の#44佐藤、そしいて#31山田の間に割ってはいる梨本。

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小渕との間に2台を入れることに成功して残り3LAPだが………

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しかし小渕もすぐさまこのビハンドを取り戻して梨本の背後につけた。

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トップ2台は4位争いすべてをパスして前方へ。そしてここでは山田が佐藤に仕掛けていくが………

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佐藤もリッターの意地を見せてインを締めこんでいく。

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9位の武藤、これをバックマーカー処理しようとしている6位の高土、さらにこれをバックマーカーとしようとしている3位の樋口。

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トップ争いはいよいよファイナルラップへ突入。

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9位、3位、そしうて6位争いの3台ももつれるように1コーナーに飛び込んでいく。

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ここまで執念で梨本の背後を脅かしてきた小渕。ラストチャンスは3コーナーのみといえるが………

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しかしここではインを奪うことは出来ず。

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最終コーナーからの加速競争で………

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VFRはCB4500SFを捉えられるか………。

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両者共にフルスロットル。

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先にコントロールラインを潜り抜けたのは、一度もトップを譲らなかった梨本亮。

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71歳最後の梨本塾を久しぶりの勝利で締めくくることになった。

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前回優勝は2010年4月大会。以来、約2年ぶりとなる勝利を上げた。もちろん梨本塾史上最高齢での勝利でもある。

当時のMOVIE。



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かなり珍しい2ショットとなったウィニングカット。周知の超犬猿親子だが、このときばかりは格別だったようだ。

「実際、70を過ぎた自分の親父が目の前で膝を擦ってバイクレースしてるのを見るのはなんともいえないけど、一人の男として考えれば、そうじゃなくちゃなと思う(塾長)」

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「おらあ90までなし塾で走るぜ」


そう豪語して止まない梨本亮。

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今後、どこまで「最高齢勝利数」を伸ばせるか。まだまだ成長中である。

つづく。

文中敬称略。

※ なお当ブログに掲載されている写真に関しましては、参加者の方に限り二次使用OKとします。その際には必ずリンククレジット(梨本塾:http://kei74moto.client.jp/)を入れるようにお願いいたします。



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