2012 第4回梨本塾 ゴル耐レポ ⑥ K-RUN-GP Dクラス
【 ゴル耐 ご協賛 】
いよいよゴル耐最後の決勝となる、Dクラス。
全10台がグリッドに整列。フロントローにはCBR600RR、CB400SF、そしてCBR600F4というホンダ軍団が並ぶ。
シグナルグリーンとともに勢いよくダッシュ。好スタートを切ったのは予選2番手の梨本亮CB400SF。
梨本がそのままホールショットを決め、成尾CBR600F4、山田CBR600RR、実方グリーゾ、高土CBR600RR、古溝NSF100、堀澤748R、平沼GSXR1000と続く。
フロントローの3人が一歩前へ出る格好。
序盤から異色対決となる。
その後方では午前中はGSXR600で走っていたもののFIトラブルが発生して急遽スペアのNSFに乗り換えた古溝がポジションアップ。
高土の後方には748Rの#66堀澤、そしてGSXR1000の#67平沼。
その平沼の後方には美しいロスマンズNSR250Rを駆る#68武藤と続く。
1周目終了後のオーダー。トップ梨本亮(72歳)が集団をリード。
そこに先月悔しい思いをした山田が襲い掛かっていく。一ヶ月でラップタイムを1秒以上短縮してのポールスタート。「C、Dクラスのコンクリートウォール」といわれる梨本を切り崩せるか。
さらにその後方にはおよそ2年ぶりの参加となったベテラン成尾がピタリとマーク。グリーゾ8Vという希少車で参加の実方は4番手だ。
その後方に古溝NSF、そしてここへ来て巨摩郡郡グングン成長している高土CBR600RR。
その高土がいきなり古溝に襲い掛かる。
1コーナーでインに鼻先を突っ込んでいく。しかし古溝もそう簡単にはインを開かない。
一方トップ争いでは山田が3コーナーでアウトから仕掛けていく。
さらにその内側に成尾が分け入ろうとアタック。
実方の外側からは古溝が猛然とプレッシャーをかけていく。
#67平沼はひとつポジションを上げて8番手へ。
さらに上位進出を目指す。
トップ争いはこの3台に絞られた。
ブランクや年齢を感じさせない熱い走りでトップ2を負う成尾CBR600F4。
エイジレスともいうべきDクラスのトップバトル。
後方ではスタートで出遅れた神山R6が激しい追い上げを展開。平沼の背後に迫り………
1コーナーですぐにインを割る。
これで神山は7番手に浮上。
前方の高土を追う。
トップ争いは変わらぬポジションのまま、より激しさを増していく。
まだ梨本塾は2度目だが、メキメキと力をつけてきた山田。フルストックに近いCBR600RRのフルパワーモデルを駆る。
一方4番手争いではグリーゾ8Vの実方とNSF100の古溝が激しくポジション争い。
3コーナーでインを狙う古溝に対し………
しっかりとイン側のスペースを残した上で外側に並ぶ実方。
社会人らしい、互いを尊重したジェントルバトルだ。
結局ここでは順位は動かなかったが………
しかし今度は逆に追い上げてきた高土CBR600RRが………
古溝NSFのインを突く。
これで高土は6番手に浮上。
さらに難なく実方グリーゾもパスして5番手へ。素晴らしい追い上げだ。
なんとかこれに喰らいついていきたい実方。
もちろん古溝も諦めない。
初参加ながら力強い走りで古溝を追う神山。
先月よりも確実にペースは上がっているNSRの武藤。
レースはいよいよ中盤から後半へ。
明らかにペースが速そうな山田だが、梨本の老獪なテクニックに翻弄されなかなか前に出れない。
しかしこれも梨本塾で上を目指すうえでは、誰もが「超えねばならぬ壁」である。果たして前に出ることが出来るか。
そして7位争いをしている神山R6、平沼GSXRに………
3位の成尾、そして追いついてきた高土が重なる格好。
次回梨本塾受付中!!
5/27(日)、第5回梨本塾開催!!
只今最終早割実施中!!→定員締め切りにもご注意を!
ゴル耐参加者の方、初参加の方、久しぶり参加の方など、
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~5/20(日)までのお申し込み分まで
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さらにトップ争いでは堀澤748Rをバックマーカー処理しようとしている梨本を、その背後につけた山田が………
1コーナーでパス。きれいにインを奪って、このレース初めてトップに立つ。
しかし梨本も粘りを見せ………
なんとか外側から被せ返そうと試みる。
400ccネイキッドならではの自由度の高さだ。
しかし山田も譲らない。
トップを死守してS字をクリア。
すぐに梨本を突き放しにかかる。
ようやく本来の自分のペースを取り戻せたようで、
梨本塾CGが見守る中でさらに独走状態を築き上げていく。
残り3LAP、ディスタンスはあっという間にここまで開いた。
さらにその後方では高土がハードプッシュ。
#62成尾に襲い掛かっていく。
ついこの間まで35秒を切れなかったのがウソのような………
歯切れのよさでインをズブリ。
レース最終局面での大勝負に出た。
しっかりと前に出ることに成功。これで3位にジャンプアップ。
もちろんそれでも社会人としてのマナーは忘れない。「大丈夫でしたか?」互いにアイコンタクトを送った上でのクリーンパッシングとなった。
未だ冷めやらぬのは5位争いだ。
まさに「異種格闘技」はレース最終盤までもつれ込んだ。
梨本を抜いてからは快走を続けた山田は………
いよいよファイナルラップへと突入。
危なげなく3コーナーを回り、残すは最終コーナーのみ。
同じく最終ラップを迎えた5位争い。
最後の勝負に出た古溝だったが………適わず。
排気量差を考えれば、万事休すか。
その頃トップの山田は悠々と最終コーナーを立ち上がり………
真っ先にゴールイン。
2番手には万策尽き果てた感の梨本亮。
そして3位には今レース、もっとも激しい追い上げを見せた高土が入った。
梨本塾参戦2度目にして特別開催優勝と言うビックタイトルをモノにした山田。
今後、回を重ねるに連れて間違いなくクラスアップしてくることだろう。非常に楽しみな存在だ。
これですべてのK-RUN-GPが終了。幸い一件のクラッシュもなく、皆が無事に走り終えることが出来た。
しかし実は最後に、もうひとつのK-RUN-GPが残っているのだ。
豪華賞品付表彰式において開催されたそのK-RUN-GPの激しさ、非情さは、もしかするとこの4レースの比ではないかもしれない。果たして真の勝者となるのは、否、真の敗者となるのは誰なのか―。
つづく。
文中敬称略、ご了承下さい。
なお、本ブログに使用されている写真は、参加者の方に限り二次使用OKとします。但しその際には以下リンククレジットを挿入するようお願いします(1記事に対して1箇所。1カットごとにではなくてOKです)。
写真:梨本塾「2012ゴル耐」:http://kei74moto.client.jp/
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ご協賛各社にはゴル耐用に様々なグッズのご提供をいただきました。誠にありがとうございます。
いよいよゴル耐最後の決勝となる、Dクラス。
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その高土がいきなり古溝に襲い掛かる。
1コーナーでインに鼻先を突っ込んでいく。しかし古溝もそう簡単にはインを開かない。
一方トップ争いでは山田が3コーナーでアウトから仕掛けていく。
さらにその内側に成尾が分け入ろうとアタック。
実方の外側からは古溝が猛然とプレッシャーをかけていく。
#67平沼はひとつポジションを上げて8番手へ。
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後方ではスタートで出遅れた神山R6が激しい追い上げを展開。平沼の背後に迫り………
1コーナーですぐにインを割る。
これで神山は7番手に浮上。
前方の高土を追う。
トップ争いは変わらぬポジションのまま、より激しさを増していく。
まだ梨本塾は2度目だが、メキメキと力をつけてきた山田。フルストックに近いCBR600RRのフルパワーモデルを駆る。
一方4番手争いではグリーゾ8Vの実方とNSF100の古溝が激しくポジション争い。
3コーナーでインを狙う古溝に対し………
しっかりとイン側のスペースを残した上で外側に並ぶ実方。
社会人らしい、互いを尊重したジェントルバトルだ。
結局ここでは順位は動かなかったが………
しかし今度は逆に追い上げてきた高土CBR600RRが………
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写真:梨本塾「2012ゴル耐」:http://kei74moto.client.jp/
【 写真販売のお知らせ 】
※ またこちらで紹介したプロカメラマンによるタイムアタック中の皆さんの走り写真は超安価にて、1カットごとの販売が可能です。
1カット3~4MBほど、プロ機材使用ならではのかなりきれいな写真ばかりです。
ご希望の方は下記までお問い合わせ下さい。
その際①どのペーシに使用されているどの写真か②参加ゼッケン③お名前も明記してください。
梨本塾事務局 std_spd@hotmail.com 「ゴル耐写真係」
予告なく締め切ることがございますのでお申し込みはお早めに。
次回梨本塾受付中!!
5/27(日)、第5回梨本塾開催!!
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