第7回 梨本塾 なし耐 レポ⑤ K-RUN-GP Cクラス(25LAP)


本日3つ目のレースとなるK-RUN-GP、Cクラス決勝。
いつも通りスタート前にはグリッドブリーフィングが行われる。
Bクラス決勝まではうなぎのぼりだった外気温だが、15時を回り風が吹き始めたことで湿気が飛んで、かなり快適な条件となった。

グリッドには全7台が集結。フロントローにはCBR1000RR、TZR250R、そしてZX10Rが並ぶ。

グリーンフラッグが掲げられ、A、Bクラスと同じように長めのタイミングで………

スタート。Cクラスではこのような混乱は見られなかった。

好スタートを切ったかに見えた磯山TZRだったが………

アウトサイドからパワーを生かして笈川CBRが被せて行く。

これにはたまらず磯山も一歩引く格好。

1コーナーには笈川CBR、磯山TZR、そしてセカンドローから好ダッシュを見せた安倍グースが伊藤ZX10Rの外から仕掛けていく。その後方には予選7番手の池原S1000Rがジャンプアップ。

池原の後方に榎本バンディット250、予選5番手だった西村CB400SFは7番手に落ちてしまった。


帝王コーナーから3コーナーへ。順位の変動はない。トップ笈川が落ち着いた雰囲気でコーナーをさばいて行く。

#24笈川、#41磯山がやや後方をリードする格好。その後方に安倍。

スタートでひとつ順位を落とした#48伊藤、逆にジャンプアップに成功した#27池原。

その後方に250、400のネイキッドマシンが続く。

予選結果を見れば、Bクラスに残る可能性も充分あった笈川。それが走りにも余裕となって現れているようだ。

しかし後方の磯山TZR、安倍グース、伊藤ZX10Rも同じく29秒台に入れてきているため、それほど大きなアドバンテージはない。

そしてスタートでポジションを落とした#48伊藤が………

早くも安倍に仕掛けていく。

笈川のペースは決勝でもすぐに29秒台へ突入。すでにBクラス決勝の進行タイムを凌いでいる。

これにしっかりとついていきたい磯山。

29秒前半の実力を持つ笈川と、中盤から後半が持ちタイムの2~4番手。

そして3位争いが激化。

ストレートでアドバンテージを持つ伊藤が安倍のインへマシンを滑らせて………

インを奪取。これで3位に浮上する。

今期から梨本塾に参戦開始、今回が4回目となるK-RUN-GPだが、毎戦着実にスピードを身に付けて来ている。

一方5番手争いの先頭を走るのは、唯一のS1000RRを駆る池原。

しかしすぐ後方には#45榎本バンディット250、そして西村CB400SFが続いている。予選における三者のタイム差はコンマ1秒ほどしかない。

3位に上がった伊藤が4位以降を引き離しにかかる。

5位池原は安倍を捕らえられるか。

小中排気量車のメリットを生かしたい榎本、

そして西村が………

安倍を筆頭とした4位争い集団に加わっていく。

今年3月、それまでのCBR929RRからCBR1000RRへの乗換えを行い、大分新型が板についてきたといえる笈川。ラップタイムは安定して29秒台をキープしている。

また、2番手の磯山はこれまでのZX12RではなくTZR持ち込んだことでベストタイムも上がっている。

3番手の伊藤も29秒をマークしての追走。

4番手安倍は今回がパートナーシップ最後となる?というウワサのグースで粘走を続ける。

そのすぐ背後に迫る池原。

さらにその池原に襲い掛かろうとしている榎本。

そして持ちタイム的には充分追走可能なはずの西村だったが………

やはり耐久レースという長丁場だけに疲労が出始めたか、4位争いの集団からやや遅れ始める。

安倍を先頭に時折29秒台にも入りかける4位集団だったが………

その中でなんと西村が帝王コーナーにてスリップダウン。

痛恨の戦線離脱となる。

レースは11周を残した時点でイエローコーションへ。全車に対し追い越し禁止、30km/hキープの走行が義務付けられる。

幸いライダーは無事なようだ。

マシンはオフィシャルによってエスケープゾーンへと運ばれる。ダメージはそれほどひどくない。

そしてレースはリスタートへ。いよいよ後半戦へ突入していく。
次回8月26日(日)第8回梨本塾、
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再スタート後も安定したリズムを崩さない笈川。

磯山、伊藤の両名もこれを必死で追走する。

それぞれけしてペースは悪くない。

だからこそコンマ1秒が10秒にも感じられるビハインドとなるのだ。

トミンモーターランドにおいては未だ実践的なスピードを見せるTZR250R。もちろんNSRに匹敵する名機であり、未だ存在感は色褪せない。

これを追うのは「リッターSSの中ではかなりアクの強いモデル」と塾長に言わしめるZX10Rの伊藤。
「しかしアクが強いからこそ、ハマったときの面白さは格別」とも言う。
型式は異なるが後の2012鈴鹿8耐においても大活躍してファンを湧かせることになったZX10R、果たしてトップに追いつけるか。

さらに後方では5位争いが沸騰中。

ストレートでは太刀打ちできないオールドスズキのクオーターが、最新BMWにアウトから仕掛けていく。

しかし抜き去るまでには至らず、順位は動かない。

後半に入ってもまったくタレない安倍。気力も体力も充実しているようだ。

梨塾RQも見守る中で激しく続くバトル。

そしていよいよトップ争いは………

25周目となるファイナルラップへ突入。

危なげない走りで3コーナーに突入する笈川。

磯山も粘り強くプレッシャーを与え続けたが………

笈川の前に出ることは出来なかった。

伊藤はその磯山の後方に続いている。

最後までペースを緩めず4位を堅守した安倍。排気量ハンディを感じさせない気迫のライディングだ。

見た目は激しく動いた5位争いだったが………。

いよいよ笈川が最終コーナーを立ち上がる。

福山りこ、荒木よし穂の両名に見守られながら………

トップでチェッカーを受けた。

2番手には僅差で磯山。

なし耐を制覇して喜ぶ及川。観客からも惜しみない拍手が送られる。

この勝利がことのほか嬉しいのは、今期乗り換えた新型による初勝利だからである。

また優勝自体もこのとき以来、1年1ヶ月ぶりとなった。

これでポイントランキングは先月の17位から、一気に12ポジションもアップの5位タイまで浮上、2位までは充分射程圏内といえる位置にまで急上昇した。
この勝利をきっかけに、後半戦は大暴れしてくれそうだ。
文中敬称略。ご了承下さい。
つづく。
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いつも通りスタート前にはグリッドブリーフィングが行われる。
Bクラス決勝まではうなぎのぼりだった外気温だが、15時を回り風が吹き始めたことで湿気が飛んで、かなり快適な条件となった。

グリッドには全7台が集結。フロントローにはCBR1000RR、TZR250R、そしてZX10Rが並ぶ。

グリーンフラッグが掲げられ、A、Bクラスと同じように長めのタイミングで………

スタート。Cクラスではこのような混乱は見られなかった。

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アウトサイドからパワーを生かして笈川CBRが被せて行く。

これにはたまらず磯山も一歩引く格好。

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池原の後方に榎本バンディット250、予選5番手だった西村CB400SFは7番手に落ちてしまった。


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スタートでひとつ順位を落とした#48伊藤、逆にジャンプアップに成功した#27池原。

その後方に250、400のネイキッドマシンが続く。

予選結果を見れば、Bクラスに残る可能性も充分あった笈川。それが走りにも余裕となって現れているようだ。

しかし後方の磯山TZR、安倍グース、伊藤ZX10Rも同じく29秒台に入れてきているため、それほど大きなアドバンテージはない。

そしてスタートでポジションを落とした#48伊藤が………

早くも安倍に仕掛けていく。

笈川のペースは決勝でもすぐに29秒台へ突入。すでにBクラス決勝の進行タイムを凌いでいる。

これにしっかりとついていきたい磯山。

29秒前半の実力を持つ笈川と、中盤から後半が持ちタイムの2~4番手。

そして3位争いが激化。

ストレートでアドバンテージを持つ伊藤が安倍のインへマシンを滑らせて………

インを奪取。これで3位に浮上する。

今期から梨本塾に参戦開始、今回が4回目となるK-RUN-GPだが、毎戦着実にスピードを身に付けて来ている。

一方5番手争いの先頭を走るのは、唯一のS1000RRを駆る池原。

しかしすぐ後方には#45榎本バンディット250、そして西村CB400SFが続いている。予選における三者のタイム差はコンマ1秒ほどしかない。

3位に上がった伊藤が4位以降を引き離しにかかる。

5位池原は安倍を捕らえられるか。

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そして西村が………

安倍を筆頭とした4位争い集団に加わっていく。

今年3月、それまでのCBR929RRからCBR1000RRへの乗換えを行い、大分新型が板についてきたといえる笈川。ラップタイムは安定して29秒台をキープしている。

また、2番手の磯山はこれまでのZX12RではなくTZR持ち込んだことでベストタイムも上がっている。

3番手の伊藤も29秒をマークしての追走。

4番手安倍は今回がパートナーシップ最後となる?というウワサのグースで粘走を続ける。

そのすぐ背後に迫る池原。

さらにその池原に襲い掛かろうとしている榎本。

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「しかしアクが強いからこそ、ハマったときの面白さは格別」とも言う。
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つづく。
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