第12回 梨本塾 チャンピオンズカップ レポ③ K-RUN-GP Aクラス
今冬もっとも厳しい寒さに見舞われた茨城県かすみがうら地方。
前日からの雨は降り止んだものの曇天となり、午後になっても路面は乾ききっていない。
それもそのはず、外気温は5℃前後、路面温度も6℃台と一向に上がってきていない。
その中でスタート直前に塾長から伝えられたのはレース方式の変更だった。それは通常のクラッチスタートではなく、ローリングスタートにする、というものだ。
ウォーマー装着車であっても数周すればタイヤ温度は30度以下にまで下がってしまうという中で、フリー走行、全車整列、ショートブリーフィング、そしてスタートという通常方式では、再度タイヤが冷え切ってしまい、とてもじゃないがまともなスタートは出来ない、と判断したためである。
これによりまず通常通りフリー走行へ、但し予選順位を崩さない一列走行とし、フォーメイションを保つようトップの人は注意しながらペースをコントロール、そのまま5分ほど走ってタイヤが温まったら、残り3LAPからサインボード表示され、これが「0」になった瞬間にグリーンフラッグでスタートを切る、というものだ。
つまり3台、2台、3台~という横並び静止グリッドではなく、縦一列での動的スタートということになる。これにより少しでもタイヤ温度を上げておいてリスクを減らそうという試みだったのだが………。
ポールシッターの#3石川を筆頭に、予選順位通りの隊列でフリー周回を始めるAクラス。当然だがこの時点でもウォーマー装着していない#7山中はペースメイクが厳しそうだ。
10周程度のウォームアップランをこなした後で、スタートまで「残り3LAP」の表示が出される。
各車ともに念入りにタイヤを揉みながらの走行を重ねていたのだが………。
それでも思うようなグリップ力は得られない。そもそも市販タイヤで路面温度10℃以下という使用条件は想定外の環境である。
周回ごとにペースアップをしていくものの………
全体ペースはおよそ29秒~30秒前後だ。ベストラップは全員が27秒台中盤以下、25秒台ベストを持つものが5人もいるというレベルであっても、この日のコンディションではこれが精一杯といったところか。いよいよフリー走行は残り一周となった。
ところどころ濡れた路面を避けるのようにしてスタートラインへと向かうAグループ。
最終コーナーを回って………
ここからフル加速。
いよいよ今シーズン最後のK-RUN-GP、Aクラスのスタートが切られた。
いつものスタートシーンとは異なり、1コーナーへは予選順位のままの美しい隊列で8台が進入していく。
この厳しいコンディションの中でも26秒台をたたき出し、レーススタートと同時にフルスパートをかけたのはポールシッターの石川CBR600RR(RB)だった。
早くも2番手の人見を引き離し、独走態勢を築き上げようとしたのだが………
その直後の3コーナークリップ付近で、まさかのスリップダウン。まるでスピンオフするように転倒を喫してしまう。
直後にいた人見はとっさの判断で頭部をかわし、軽度の接触へと回避。
石川はコース上に投げ出された。
まさかのトミンキングのクラッシュだったが、しかし後続グループもいち早くこの転倒に気付いて、幸いなことに二次事故は回避。
すぐにオフィシャルがマシンを回収。
コース上は、1周しないうちに再びフルコースコーションへ。せっかく温めたタイヤは急速に熱を失っていく。
どうやら石川にも怪我はないようで、思わず苦笑い。
思わぬ形でトップに立った人見がフルコースコーションペース(30km/h)で周回。
そしてコントロールラインへと戻ってきたところで………
二度目のスタートへ。残り周回数は18周だ。
スタートから1周しないうちにトップ石川が転倒してしまったため、さすがに今回は誰もが慎重にペースメイクしていく。
その中で4番手の坂垣内以降はやや遅れる格好だ。
再開二周目、人見がレースをリード。二瓶、篠塚、そして坂垣内と続く。
さらにその後方5番手争いはポイントリーダーの#7山中を筆頭に生駒、榎本という3台の争いへ。
アマチュアレコードホルダーの#5二瓶を従えてトップを快走する#2人見。
これを追う篠塚、坂垣内。
#7山中はタイヤ左側の温度が上がらないのか、間を開けられてしまう。
すぐに26秒台後半へとタイムを上げてきた人見だったが………。
二瓶も27秒前半ペースでこれを追従。さらに後方篠塚との距離を確認。
それを確認したか、篠塚もペースアップ。
さらに坂垣内は余裕の?ウィンクで応戦。もちろんカメラ目線だ。
一方5位争いはペースの上がらない山中を、生駒、榎本の両名が狙っている。すでにお気づきの方も覆いと思うが、このAクラスは転倒した石川まで全員がアライヘルメットを愛用している。速さ追求とは、同時に安全を求めることでもあるのだろう。
お正月カラーとも言うべき艶やかなハニービーカウルに身をまとった人見CBR600RR。
2番手の二瓶はSV650にGSXRのカウリング。
この2台を追いかける篠塚だったが、なかなかその差は詰まらない。
一方レース再開後すぐに26秒台に叩き込んだ人見も、その後はなぜかペースが上がらない。
数周後に27秒台にまでタイムが落ちてしまったのだ。
だが、それでも二瓶との差は詰まらなかった。
その理由は………ウォーマーで熱を持っていたタイヤ表面が、走行するごとに冷えていき、グリップ力を失ってしまったようなのだ。このため後続もペースは上がっていなかったのである。
1~4位の差が周回ごとに離れていくのに対し………
逆に自走参加の#7山中のペースは上がっているようだ。ようやくタイヤが温まってきたのだろうか。
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今回タイムアタックで26秒台に達したのは二人だけ。
その一人である石川が早々にリタイヤしたこともあり、磐石ともいえるペースでレースを牽引する人見。
さすがの二瓶もサブ機であるySVでは、一周につきコンマ数秒ずつ離されてしまう。
その中でチャンプ篠塚も差を詰められずにいる。
4番手坂垣内は元気にウィリーしながらの走行………
と思いきや、これはやや上がりすぎてしまったようだ。
レース後半に調子が乗ってきた山中。
これに引っ張られるように生駒もペースアップ。
榎本も離れない。
残りは約半分。未だ路面は所々黒ずんだままだ。
薄い日差しは差し込んできているものの………
低気温は変わらず。
その中で手探りの状態が続く。
少しでもラフな操作をすればたちまちスリップダウンを喫してしまうだろう。
予選隊列から一糸乱れず周回するAクラスだが………
その内情は各自神経衰弱ともいえるほど切迫したものだった。
それでも後続を引き離していく人見。
二瓶もハードプッシュでS字を攻め込むが………。
すでに人見との差は2秒以上開いてしまった。
さらにその後方に篠塚。
そしてレース終盤、未だ続く5位争いの後方にはトップの人見が追いついてくる。
予選タイムではそれほど大きな差はなかったが、レースペースでは2秒弱ほど違う周回があり、ここまでの差となったのだろう。
5位争い後方組にブルーフラッグが提示され………
人見が生駒、榎本を続けてパス。
さらにその後方には二瓶が迫る。
ラストシーンで留めの鞭を振るう。
ブルーフラッグの関係で単独5位になっていた山中に追いつき………
残り1周の時点でラップダウン。12年度のポイントリーダーをパス。
これで人見はまた単独走となり、後はゴールを目指すのみだ。後方5位争いは元の布陣へ。
いつもディープアングルの人見でさえ、3コーナーでは膝を擦れていない。それくらいグリップしていないということなのだろう。
その後方には2位の二瓶が5位山中の背後にピッタリとくっついた。
いよいよ最終コーナーを立ち上がり………
レース序盤からトップを快走した人見が独走で優勝チェッカーを潜り抜ける。
そして5位争いに混じって………
2位には二瓶。5位に山中、6位に生駒、7位に榎本。
3位には篠塚。
そして4位には坂垣内が入った。
厳寒レースを制した人見。
これで今シーズン2勝目というのは意外な気もするが、しかし今期はしっかりと実力を見せたシーズンだったともいえるだろう。この危うい決勝の中でもしっかりとしたペースで勝利したことは大きい。来シーズン以降にも期待したい。
過酷なコンディションによってタイムアタックからレースまで荒れに荒れている中で苦笑する塾長。Aクラスレースが終わってほっと一安心?
レース終了後、マシンを引き上げる石川。年の瀬に怪我がなかったことが何よりの救いだろう。
つづく。
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これを追う篠塚、坂垣内。
#7山中はタイヤ左側の温度が上がらないのか、間を開けられてしまう。
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二瓶も27秒前半ペースでこれを追従。さらに後方篠塚との距離を確認。
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だが、それでも二瓶との差は詰まらなかった。
その理由は………ウォーマーで熱を持っていたタイヤ表面が、走行するごとに冷えていき、グリップ力を失ってしまったようなのだ。このため後続もペースは上がっていなかったのである。
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これに引っ張られるように生駒もペースアップ。
榎本も離れない。
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そしてレース終盤、未だ続く5位争いの後方にはトップの人見が追いついてくる。
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5位争い後方組にブルーフラッグが提示され………
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2位には二瓶。5位に山中、6位に生駒、7位に榎本。
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