2013年度 第1回 梨本塾 レポ④ K-RUN-GP Bクラス
続いて2つめのレースとなる、Bクラス決勝。
予選のトップタイムは29秒265とこの時期を反映してそれよど速いものではないが、果たして決勝はどうなるだろうか。

ここでも数分間のフリー走行からローリングスタートへ。

サインボードの「0」表示とともに、各車一斉にスタート。

まずはポールシッターの中村デイトナが1コーナーにトップで進入していく。

その後方に照屋GSXR、八木R1、富永DB2、青木XB12SS、松野SMR449、片岡GSXR250、そして安倍CB400SFと続く。

久しぶりの参加となったトップの中村だが、午前Aからのクラスダウンだけに、なんとしてもここはトップを守りたいところ。

その中村を筆頭に3コーナーへ。後続もしっかりとこれを追従する。

6位以降は450cc以下のマシンばかりだ。

1周目の最終コーナー立ち上がり。#8中村が集団をリードする。

その後方、#21照屋も2度目の参加ながらしっかりこれをマーク。

中村同様、午前Aからのクラスダウンとなった#7八木R1はやや元気がない。

そこに後ろのDB2富永が襲い掛かっていく。

トップから最後尾までそれほど大きなペースの違いはない。全体の予選タイム差は1秒5ほどだ。

慎重に駒をするめる中村デイトナ。

これを追うのはレーサー然としてきたR750を駆る照屋。

さらにウォーマーのない八木R1をハードプッシュするのは富永DB2。

間に青木XB12SSを挟んで、6位の松野、7位の片岡。

そして8位の安倍。

ペースメイクできずにいる八木の後方には、富永に続いて青木も追いついてきた。

どうやら三つ巴のレースとなりそうだ。

安定したペースでトップを快走する中村デイトナ。

なんとかその後ろについていきたい照屋GSXR。

そしてレース中盤、富永、青木の2台に立て続けにパスされて、八木R1が2ポジションダウン。

これと同じタイミイングでレースは混乱へ。7位を走行していた片岡GSXR250が最終コーナーでスリップダウン。マシンを起こしてレース復帰したものの、その間はイエローコーションが出ており、30km/hキープ、そして追い越し禁止が義務付けられている。
その後グリーンフラッグが出てレース再開となったが、その際コントロールライン上からもとのペースに戻すのはもちろんのこと、先頭でグリーンフラッグを受けたものがイエローで徐行中のものに追いついた場合には、追い越さずにその背後につかねばならない。
しかしあろうことかトップを走っていた中村が、イエロー徐行中のマシンを抜き去ってしまったのだ。

この時点で即座に中村は「失格」処分を下された。30km/h徐行中のマシンだけに、もしも接触などがあれば大きな事故に発展する可能性が高く、問題の重要性が高いと判断されたためだ。
このトップ失格により思わぬ形で首位に立ったのは、2番手を走っていた照屋GSXR750だ。但しこの時点では、中村も照屋もこの事態には気付いていない。

これで後続はそれぞれワンポジション上がったことになる。

#21トップの照屋が7位を走る安倍の背後へ迫る。直前イエローコーションによる混乱で、ディスタンスが詰まったようだ。

さらにその後方に富永、青木、

そして八木。

上位4台がバックマーカーの背後に集る格好。

しかしペースにはそれほど大きな違いがないため、トップグループもなかなかパスできない。

7位が先頭集団を従えて走るという珍現象となる。

1コーナー進入で後続に気付いた安倍がラインを譲る格好で先頭集団にインをあける。ここになだれ込んでいくトップ4。レースはいよいよ残り半分となった。
次回2月24日(日)第2回梨本塾は【人気の通常】併催。
現在早割実施中。本日最終日、23:59まで!
ほとんどの方が優遇価格で参加できます!
初参加の方や久しぶりの方、サシ塾参加の方
さらにレディースも 割引設定アリ!
すでに続々エントリー集結中!
詳細チェック、お申し込みは
いますぐ>>コチラから。

安倍が開けてくれたインスペースへ我先とばかりに突っ込んでいくトップ4。

際どいシーンだったが、順位は動かず。

それまでの2位争いが、4台による首位争いとなった。

その頃中村はコーナーひとつ先を走っているが、実際には首位ではない。

ディスタンスが狭まって俄然熱を帯びてきたトップグループ。

参加2回目ながらも堂々とした走りで後方の富永を押さえる照屋。

一方この2台を視野に捉えてガスオンする青木。もちろんその後方の八木もまだまだ諦めていない。

単独6位を走るのは安倍。

レースはいよいよ終盤へ。

ようやくエンジンのかかってきた八木が再三青木のインを狙う。

そして5位の松野、さらに転倒から復帰した片岡。

幸いダメージはないようだ。

インフィールドではDB2が勝るが、最終コーナーから1コーナーにかけてはR750に分があるようだ。

その背後でチャンスを窺うビックマシン2台。

残り周回数を考えると早く仕掛けたいところだが………

互いにそれほどペースは違わないため、なかなか隙をつくことができない。

単独5位#25松野を攻め立てる周回違い7位の片岡。

見た目のフォーメイションでは変わらずトップの中村。

火花を散らす首位争い。

ここのところ絶好調といえるDB2富永のハードアタックが続く。

しかし照屋もこれに負けじと首位を快走。

残りはいよいよ5周を切った。

ここでも八木がインを狙う。

富永がミスしたか、或いは照屋がペースアップしたか。先ほどよりもややディスタンスを広げた。

なんとかしてトップに喰らい付いていきたい富永。

果たして届くか。

インフィールドでも照屋のペースが上がったようだが………。

さらにその後方では3位争いが続く。

5位松野、7位片岡に、この時点での見た目では首位の中村が追いついてきた。

一方首位の照屋はさらにスパートをかけてファイナルラップへと突入。

1コーナーで狙うにはやや間隔が開いてしまった。

そして3位争いでは最後のワンチャンスにかける八木が猛然とフルスロットル。

余裕を持って3コーナーを回り、そのまま最終コーナーを立ち上がる首位の照屋。

それよりも先にまずは中村がチェッカーフラッグを受ける。

その後ろで7位の片岡がゴール。

そしてここで照屋にもチェッカーが振り下ろされた。

2番手に富永、そして3位には最後の最後に青木を制した八木が入った。

4位に青木。

6位に安倍。

そして中村の直前を走っていた松野が5位でゴール。

てっきり首位を走っていたとばかり思ってた中村だったが、その後オフィシャルからイエローフラッグ無視により失格である旨告げられるとガックリと肩を落とした。たとえ草レースであってもフラッグルールやレギュレイションは厳守しなければならない。それがバイク遊びの基本だ。

中村に代わって首位ゴールとなった照屋だったが、これに気付かずそのままピットトードへ。
再度パドックから戻って、嬉しいウィニングランを決めた。

思わぬ形でつかんだ初勝利だが、運も含めて実力のうち。僅かに参加2回目と考えれば充分インパクトのある走りといえるだろう。
今後のさらなる活躍に期待したい。
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。
3カット1セットで1000円~より。
ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。
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※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
なお、写真点数に関わらず、記事の前後いずれかに挿入してくださればOKです。
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
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続いて2つめのレースとなる、Bクラス決勝。
予選のトップタイムは29秒265とこの時期を反映してそれよど速いものではないが、果たして決勝はどうなるだろうか。

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6位以降は450cc以下のマシンばかりだ。

1周目の最終コーナー立ち上がり。#8中村が集団をリードする。

その後方、#21照屋も2度目の参加ながらしっかりこれをマーク。

中村同様、午前Aからのクラスダウンとなった#7八木R1はやや元気がない。

そこに後ろのDB2富永が襲い掛かっていく。

トップから最後尾までそれほど大きなペースの違いはない。全体の予選タイム差は1秒5ほどだ。

慎重に駒をするめる中村デイトナ。

これを追うのはレーサー然としてきたR750を駆る照屋。

さらにウォーマーのない八木R1をハードプッシュするのは富永DB2。

間に青木XB12SSを挟んで、6位の松野、7位の片岡。

そして8位の安倍。

ペースメイクできずにいる八木の後方には、富永に続いて青木も追いついてきた。

どうやら三つ巴のレースとなりそうだ。

安定したペースでトップを快走する中村デイトナ。

なんとかその後ろについていきたい照屋GSXR。

そしてレース中盤、富永、青木の2台に立て続けにパスされて、八木R1が2ポジションダウン。

これと同じタイミイングでレースは混乱へ。7位を走行していた片岡GSXR250が最終コーナーでスリップダウン。マシンを起こしてレース復帰したものの、その間はイエローコーションが出ており、30km/hキープ、そして追い越し禁止が義務付けられている。
その後グリーンフラッグが出てレース再開となったが、その際コントロールライン上からもとのペースに戻すのはもちろんのこと、先頭でグリーンフラッグを受けたものがイエローで徐行中のものに追いついた場合には、追い越さずにその背後につかねばならない。
しかしあろうことかトップを走っていた中村が、イエロー徐行中のマシンを抜き去ってしまったのだ。

この時点で即座に中村は「失格」処分を下された。30km/h徐行中のマシンだけに、もしも接触などがあれば大きな事故に発展する可能性が高く、問題の重要性が高いと判断されたためだ。
このトップ失格により思わぬ形で首位に立ったのは、2番手を走っていた照屋GSXR750だ。但しこの時点では、中村も照屋もこの事態には気付いていない。

これで後続はそれぞれワンポジション上がったことになる。

#21トップの照屋が7位を走る安倍の背後へ迫る。直前イエローコーションによる混乱で、ディスタンスが詰まったようだ。

さらにその後方に富永、青木、

そして八木。

上位4台がバックマーカーの背後に集る格好。

しかしペースにはそれほど大きな違いがないため、トップグループもなかなかパスできない。

7位が先頭集団を従えて走るという珍現象となる。

1コーナー進入で後続に気付いた安倍がラインを譲る格好で先頭集団にインをあける。ここになだれ込んでいくトップ4。レースはいよいよ残り半分となった。
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ディスタンスが狭まって俄然熱を帯びてきたトップグループ。

参加2回目ながらも堂々とした走りで後方の富永を押さえる照屋。

一方この2台を視野に捉えてガスオンする青木。もちろんその後方の八木もまだまだ諦めていない。

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レースはいよいよ終盤へ。

ようやくエンジンのかかってきた八木が再三青木のインを狙う。

そして5位の松野、さらに転倒から復帰した片岡。

幸いダメージはないようだ。

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その背後でチャンスを窺うビックマシン2台。

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しかし照屋もこれに負けじと首位を快走。

残りはいよいよ5周を切った。

ここでも八木がインを狙う。

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なんとかしてトップに喰らい付いていきたい富永。

果たして届くか。

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さらにその後方では3位争いが続く。

5位松野、7位片岡に、この時点での見た目では首位の中村が追いついてきた。

一方首位の照屋はさらにスパートをかけてファイナルラップへと突入。

1コーナーで狙うにはやや間隔が開いてしまった。

そして3位争いでは最後のワンチャンスにかける八木が猛然とフルスロットル。

余裕を持って3コーナーを回り、そのまま最終コーナーを立ち上がる首位の照屋。

それよりも先にまずは中村がチェッカーフラッグを受ける。

その後ろで7位の片岡がゴール。

そしてここで照屋にもチェッカーが振り下ろされた。

2番手に富永、そして3位には最後の最後に青木を制した八木が入った。

4位に青木。

6位に安倍。

そして中村の直前を走っていた松野が5位でゴール。

てっきり首位を走っていたとばかり思ってた中村だったが、その後オフィシャルからイエローフラッグ無視により失格である旨告げられるとガックリと肩を落とした。たとえ草レースであってもフラッグルールやレギュレイションは厳守しなければならない。それがバイク遊びの基本だ。

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つづく。
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