2013年度 第1回 梨本塾 レポ④ K-RUN-GP Bクラス

続いて2つめのレースとなる、Bクラス決勝。

予選のトップタイムは29秒265とこの時期を反映してそれよど速いものではないが、果たして決勝はどうなるだろうか。

IMG_0326

ここでも数分間のフリー走行からローリングスタートへ。

IMG_0329

サインボードの「0」表示とともに、各車一斉にスタート。

IMG_0335

まずはポールシッターの中村デイトナが1コーナーにトップで進入していく。

IMG_0337

その後方に照屋GSXR、八木R1、富永DB2、青木XB12SS、松野SMR449、片岡GSXR250、そして安倍CB400SFと続く。

IMG_0341

久しぶりの参加となったトップの中村だが、午前Aからのクラスダウンだけに、なんとしてもここはトップを守りたいところ。

IMG_0344

その中村を筆頭に3コーナーへ。後続もしっかりとこれを追従する。

IMG_0347

6位以降は450cc以下のマシンばかりだ。

IMG_0350

1周目の最終コーナー立ち上がり。#8中村が集団をリードする。

IMG_0352

その後方、#21照屋も2度目の参加ながらしっかりこれをマーク。

IMG_0353

中村同様、午前Aからのクラスダウンとなった#7八木R1はやや元気がない。

IMG_0356

そこに後ろのDB2富永が襲い掛かっていく。

IMG_0358

トップから最後尾までそれほど大きなペースの違いはない。全体の予選タイム差は1秒5ほどだ。

IMG_0359

慎重に駒をするめる中村デイトナ。

IMG_0361

これを追うのはレーサー然としてきたR750を駆る照屋。

IMG_0363

さらにウォーマーのない八木R1をハードプッシュするのは富永DB2。

IMG_0366

間に青木XB12SSを挟んで、6位の松野、7位の片岡。

IMG_0367

そして8位の安倍。

IMG_0389

ペースメイクできずにいる八木の後方には、富永に続いて青木も追いついてきた。

IMG_0395

どうやら三つ巴のレースとなりそうだ。

IMG_0401

安定したペースでトップを快走する中村デイトナ。

IMG_0405

なんとかその後ろについていきたい照屋GSXR。

IMG_0414

そしてレース中盤、富永、青木の2台に立て続けにパスされて、八木R1が2ポジションダウン。

IMG_0417

これと同じタイミイングでレースは混乱へ。7位を走行していた片岡GSXR250が最終コーナーでスリップダウン。マシンを起こしてレース復帰したものの、その間はイエローコーションが出ており、30km/hキープ、そして追い越し禁止が義務付けられている。

その後グリーンフラッグが出てレース再開となったが、その際コントロールライン上からもとのペースに戻すのはもちろんのこと、先頭でグリーンフラッグを受けたものがイエローで徐行中のものに追いついた場合には、追い越さずにその背後につかねばならない。

しかしあろうことかトップを走っていた中村が、イエロー徐行中のマシンを抜き去ってしまったのだ。

IMG_0422

この時点で即座に中村は「失格」処分を下された。30km/h徐行中のマシンだけに、もしも接触などがあれば大きな事故に発展する可能性が高く、問題の重要性が高いと判断されたためだ。

このトップ失格により思わぬ形で首位に立ったのは、2番手を走っていた照屋GSXR750だ。但しこの時点では、中村も照屋もこの事態には気付いていない。

IMG_0423

これで後続はそれぞれワンポジション上がったことになる。

IMG_0427

#21トップの照屋が7位を走る安倍の背後へ迫る。直前イエローコーションによる混乱で、ディスタンスが詰まったようだ。

IMG_0430

さらにその後方に富永、青木、

IMG_0431

そして八木。

IMG_0437

上位4台がバックマーカーの背後に集る格好。

IMG_0440

しかしペースにはそれほど大きな違いがないため、トップグループもなかなかパスできない。

IMG_0446

7位が先頭集団を従えて走るという珍現象となる。

IMG_0453

1コーナー進入で後続に気付いた安倍がラインを譲る格好で先頭集団にインをあける。ここになだれ込んでいくトップ4。レースはいよいよ残り半分となった。




次回2月24日()第2回梨本塾は【人気の通常】併催。

現在早割実施中。本日最終日、23:59まで!

ほとんどの方が優遇価格で参加できます!

初参加の方や久しぶりの方、サシ塾参加の方

さらにレディースも
割引設定アリ!

すでに続々エントリー集結中!

詳細チェック、お申し込みは

いますぐ
>>コチラから。




IMG_0454

安倍が開けてくれたインスペースへ我先とばかりに突っ込んでいくトップ4。

IMG_0455

際どいシーンだったが、順位は動かず。

IMG_0457

それまでの2位争いが、4台による首位争いとなった。

IMG_0460

その頃中村はコーナーひとつ先を走っているが、実際には首位ではない。

IMG_0462

ディスタンスが狭まって俄然熱を帯びてきたトップグループ。

IMG_0466

参加2回目ながらも堂々とした走りで後方の富永を押さえる照屋。

IMG_0469

一方この2台を視野に捉えてガスオンする青木。もちろんその後方の八木もまだまだ諦めていない。

IMG_0473

単独6位を走るのは安倍。

IMG_0476

レースはいよいよ終盤へ。

IMG_0478

ようやくエンジンのかかってきた八木が再三青木のインを狙う。

IMG_0479

そして5位の松野、さらに転倒から復帰した片岡。

IMG_0482

幸いダメージはないようだ。

IMG_0483

インフィールドではDB2が勝るが、最終コーナーから1コーナーにかけてはR750に分があるようだ。

IMG_0485

その背後でチャンスを窺うビックマシン2台。

IMG_0488

残り周回数を考えると早く仕掛けたいところだが………

IMG_0489

互いにそれほどペースは違わないため、なかなか隙をつくことができない。

IMG_0495

単独5位#25松野を攻め立てる周回違い7位の片岡。

IMG_0499

見た目のフォーメイションでは変わらずトップの中村。

IMG_0502

火花を散らす首位争い。

IMG_0506

ここのところ絶好調といえるDB2富永のハードアタックが続く。

IMG_0507

しかし照屋もこれに負けじと首位を快走。

IMG_0508

残りはいよいよ5周を切った。

IMG_0510

ここでも八木がインを狙う。

IMG_0514

富永がミスしたか、或いは照屋がペースアップしたか。先ほどよりもややディスタンスを広げた。

IMG_0519

なんとかしてトップに喰らい付いていきたい富永。

IMG_0520

果たして届くか。

IMG_0526

インフィールドでも照屋のペースが上がったようだが………。

IMG_0527

さらにその後方では3位争いが続く。

IMG_0531

5位松野、7位片岡に、この時点での見た目では首位の中村が追いついてきた。

IMG_0534

一方首位の照屋はさらにスパートをかけてファイナルラップへと突入。

IMG_0536

1コーナーで狙うにはやや間隔が開いてしまった。

IMG_0538

そして3位争いでは最後のワンチャンスにかける八木が猛然とフルスロットル。

IMG_0557

余裕を持って3コーナーを回り、そのまま最終コーナーを立ち上がる首位の照屋。

IMG_0563

それよりも先にまずは中村がチェッカーフラッグを受ける。

IMG_0565

その後ろで7位の片岡がゴール。

IMG_0567

そしてここで照屋にもチェッカーが振り下ろされた。

IMG_0570

2番手に富永、そして3位には最後の最後に青木を制した八木が入った。

IMG_0571

4位に青木。

IMG_0573

6位に安倍。

IMG_0584

そして中村の直前を走っていた松野が5位でゴール。

IMG_0586

てっきり首位を走っていたとばかり思ってた中村だったが、その後オフィシャルからイエローフラッグ無視により失格である旨告げられるとガックリと肩を落とした。たとえ草レースであってもフラッグルールやレギュレイションは厳守しなければならない。それがバイク遊びの基本だ。

IMG_0587

中村に代わって首位ゴールとなった照屋だったが、これに気付かずそのままピットトードへ。

再度パドックから戻って、嬉しいウィニングランを決めた。

IMG_0596

思わぬ形でつかんだ初勝利だが、運も含めて実力のうち。僅かに参加2回目と考えれば充分インパクトのある走りといえるだろう。

今後のさらなる活躍に期待したい。



つづく。

文中敬称略。ご了承下さい。



この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。

3カット1セットで1000円~より。

ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。

どちらもメールタイトルには「第○回梨本塾写真希望」と明記してください。

※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。

また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。

その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。

写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/

なお、写真点数に関わらず、記事の前後いずれかに挿入してくださればOKです。

カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄

過去レポートも全部見れます>>公式レポートオールインデックス

過去リザルトも全部見れます>>公式リザルトオールインデックス

1080フルHDド迫力映像満載!>>K-RUN-MOVIE

ウワサのニューマシンインプレッション
>>Test the Bike.



次回2月24日()第2回梨本塾は【人気の通常】併催。

現在早割実施中。本日最終日、23:59まで。

ほとんどの方が優遇価格で参加できます!

初参加の方や久しぶりの方、サシ塾参加の方

さらにレディースも
割引設定アリ!

すでに続々エントリー集結中!

詳細チェック、お申し込みは

いますぐ
>>コチラから。