2013年度 第6回 梨本塾 レポ③ K-RUN-GP Aクラス
いよいよ決勝レースK-RUN-GP、Aクラスがスタートする。

トップタイムは篠塚CBR600RRレースベースの26秒250、ボーダータイムは因藤GSXR1000の27秒672である。

グリーンフラッグが掲げられ………

振り下ろされると同時に各車一斉にスタート。若干微妙なタイミングであったためか………

3番手の坂垣内がフロントをリフトアップさせてしまう。

さらにポールの篠塚はやや出遅れる格好。イン側坂垣内はうまくリカバリーし、むしろ一歩前に出たようだが………

1コーナーで見事ホールショットを奪取。その外側に山中CBR600RRが陣取ったかに見えたが、さらに外側から篠塚CBR600RRが被せていく。さらにその後方では予選8番手の因藤GSXR1000が好スタート、一気にふたつ順位を上げた。

集団は帝王コーナーへ。

坂垣内、篠塚、山中、榎本というCBR600RR軍団がトップ集団を形成。

さらにその後方に生駒デイトナ675、因藤GSXR1000、中村デイトナ675、そしてスタートでやや躓いた渡邉GSXR1000と続く。4台のホンダに2台のトライアンフ、そして2台のスズキといった構成。残念ながらカワとヤマがいない。

一周目の最終コーナーに差しかかるトップ集団。

なんとか首位を死守して戻ってきた#2坂垣内。

しかし当然ながらポイントリーダーの篠塚が背後にピタリ。獅子に追いかけられるような緊張感だろうか。

セカンドグループでは渡邉GSXR1000が中村デイトナ675のインをついて……

7番手へと浮上。予選タイムでは27秒前半をマークしている二人だけに、なんとかトップグループについていきたいところ。

トップ争いは#2坂垣内を追い立てるようにして篠塚が猛プッシュ。

しかし予選タイムでは坂垣内も今期ベストをマークしており、タイム差はコンマ6秒ほど。狭いトミンモーターランドではなかなかパッシングが難しくなってくるタイム差である。

さらに午前中には久しぶりのBクラススタートとなった#21山中も本来の場所に戻ったことで気を吐く。#3榎本もこれをぴったり追従。

5番手争いをリードするのはベテラン生駒。生駒もまた今回の予選でベストタイムをマークした一人だ。

さらにその後方に渡邉、中村。

まだそれほど全体隊列が長くならない中で………

グイグイと篠塚がプレッシャーをかけていく。

恐らく坂垣内もこれを感じているのだろうが………

しかしそう簡単にトップを明け渡すわけにはいかない。

何しろ篠塚は今シーズンこれまで土付かずの5連勝を達成。「そろそろレースを面白くしないとマズい………」そう感じる一人でもある坂垣内からすれば、是が非でも6勝目を阻止したいところだろう。

だが。



¥



前後連動ABSシステムを巧みにコントロールしてブレーキングでの攻防を制してきた坂垣内だったが、若干インが開いた瞬間を、篠塚はけして見逃さなかった。1コーナーで僅かに出来たスペースにスルリとバイクを滑り込ませトップを奪取。

自ら磐石の体制を敷いてみせた。

今回はタイヤ銘柄も違うことからそれほど調子はよくないと謙遜する篠塚CBR600RRレースベースだが、果たしてそのペースについていけるものはいるだろうか。

2番手に凋落した坂垣内の後方にはさらに山中、榎本の両名が迫る。

予選タイムでは1000分の32秒ほど、後方山中のタイムがよかったが………

さらにその二人とはコンマ1秒ほどの差しかなかった榎本だが、実はこの日は体調不良により、K-RUN-GP出走前までには僅かに40LAPほどしか消化していない。具合が悪くて走れなかったのだ。それでも決勝ではしっかり2位グループに追いついてきた。

さらにその榎本との予選タイム差はコンマ1秒ほど、27秒000という際どいタイムだったのが生駒デイトナ675。美しいライディングフォーム、理想的なラインワークなど、Bクラス以降の塾生がもっとも参考にしたいライダーである。

#4渡邉GSXR1000が27秒2、#8中村デイトナ675が27秒3という中で#6因藤のみ「27秒5以上」だったが、それでも決勝では大健闘し、現在6番手を走行。

セカンドグループの坂垣内、山中、榎本と、サードグループ先頭生駒との差が若干開いてきたか。

1秒以内につける2位争い。

中でも勢いがあるのは山中CBR600RR。その後のサシ塾でもさらにポテンンシャルアップ。
2位奪取なるか。

5番手争いをしっかりリードするのは生駒デイトナ675。

そしてその後方、予選から2ポジションアップして渡邉、中村を従える因藤GSXR1000。

快走を続けるトップ篠塚と2番手坂垣内との差は2.5秒ほどまで開いた。

懸命に追走を試みるものの………

一周でコンマ4~5秒ほどの差がついてしまう。レースは折り返しを迎える。

5番手以降にも順位に変動はなし。

やはり今期べストをマークした8番手の中村デイトナ675。後半での巻き返しなるか。
いよいよ今週末開催「なし祭」

2013 第7回 7/14(日) 梨本塾「なし祭」 開催!
直前申し込みでも一律割引設定→適時終了いたします。
さらにクイズに応えて2000円割引あり!
申し込みは今すぐ>>コチラから。
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。

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参加希望の方は今すぐこちらから>>お申し込みを!!
今月は特別開催! 普段よりも華やかな梨本塾、もちろん2013梨塾ガールもやってきますヨ!
※ プログラムは例年通りの耐久形式ではなく、季節を考慮して人気の通常メニューになります。つまりどなたでも参加可能です。

トップを走りながらもまったくペースの緩まない篠塚CBR600RR。

これを追いたい坂垣内だが、前よりも後ろの山中が迫っている。

そして山中も再三にわたって仕掛けるが………

抜きさるまでには至らない。しかしそのバトルはどこか楽しげに見える。

2位争いはそれぞれフルパワーモデルのCBR600RR。

山中が07年式、坂垣内が09年式ABS、そして榎本が11年式だが、それぞれ仕様に大きな違いはない。

2位争いと同じくバトルが続く6位争い。

こちらはGSXR1000同士、K9とK6との戦いだが………

なかなか付け入る隙を見せない因藤に対して、渡邉も可能な限りプッシュしていく。ラップタイムが速いのは後方K6渡邉だが、レース巧者なのは因藤か。

27秒中盤でのバトル。

制すのはどちらか。

いよいよレース終盤に入ってさらに手綱を締める篠塚CBR600RR。

4番手の榎本まで拮抗する2位争い。

それぞれ同じバイク、ほぼ同じパワー、そして同じファイナルに同じようなタイヤであるために………

ペースが変わらないとなかなか決め手がないようだ。

それは6位争いも同じか。

トップはラスト2周へ。

2位争いは#21山中がスピードを乗せて最終コーナーを立ち上がり………

1コーナーでアタックするものの………

インは開かず。

そして6位争いでは渡邉がやや遅れ、逆に5位の生駒の背後に因藤が迫っていく。

その間にトップ篠塚は最終ラップへ。

より接近してそれぞれ最後のチャンスを探す2位争い。

恐らく#2坂垣内も次の1コーナーが一番の勝負どころになると察知していたのだろう………

それまでより一段とディープに突っ込んで後方山中のスペースをふさぐ。

3コーナーでも順位は動かず。

その頃トップは余裕を持って最終コーナーを廻り………

そのまま単独でチェッカーへ。

篠塚が見事に今シーズン6連勝目を飾る。これは13年に及ぶ梨本塾の歴史の中でもレコードとなる連続勝ち星数だ。

そして2位争い。

最後の最後まで諦めない#21山中が………

最終コーナー立ち上がりから最後の勝負へ。

加速競争でなんとか前に出ようと試みるものの………

僅かに届かずそのままゴールラインへ。

2位に坂垣内、3位に山中、4位に榎本の順でゴール。

そして5位争いは最後に因藤が追い上げを見せるものの………

やはりそのままの順位でゴール。生駒、因藤、渡邉の順。

そして8番手の中村も無事にチェッカーを受けた。

1シーズンの中で開幕から土付かずの6連勝を飾った篠塚。ただ速いのみではなく弛まぬ努力を続けているからこその結果だろう。
なお決勝中に搭載してもらったGPSを解析したところ、K-RUN-GP中篠塚CBR600RRレースベースの最高速はアベレージで122~3km/hほどだった。

一緒に走っている人ほど、この背中がどんどん大きく感じられるようになっているのではないだろうか。しかしそろそろその背後をしっかりと脅かす存在も出てきて欲しいところ。

7月塾にもすでにエントリー済み。7連勝を目前にして、篠塚のさらなる快進撃が続くか。

なぜかレース後靴が脱げてしまったカメラマン影兄。
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。
2カット1セットで1000円~より。
ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。
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※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
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これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
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だが。



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2番手に凋落した坂垣内の後方にはさらに山中、榎本の両名が迫る。

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セカンドグループの坂垣内、山中、榎本と、サードグループ先頭生駒との差が若干開いてきたか。

1秒以内につける2位争い。

中でも勢いがあるのは山中CBR600RR。その後のサシ塾でもさらにポテンンシャルアップ。
2位奪取なるか。

5番手争いをしっかりリードするのは生駒デイトナ675。

そしてその後方、予選から2ポジションアップして渡邉、中村を従える因藤GSXR1000。

快走を続けるトップ篠塚と2番手坂垣内との差は2.5秒ほどまで開いた。

懸命に追走を試みるものの………

一周でコンマ4~5秒ほどの差がついてしまう。レースは折り返しを迎える。

5番手以降にも順位に変動はなし。

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2位争いはそれぞれフルパワーモデルのCBR600RR。

山中が07年式、坂垣内が09年式ABS、そして榎本が11年式だが、それぞれ仕様に大きな違いはない。

2位争いと同じくバトルが続く6位争い。

こちらはGSXR1000同士、K9とK6との戦いだが………

なかなか付け入る隙を見せない因藤に対して、渡邉も可能な限りプッシュしていく。ラップタイムが速いのは後方K6渡邉だが、レース巧者なのは因藤か。

27秒中盤でのバトル。

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それは6位争いも同じか。

トップはラスト2周へ。

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1コーナーでアタックするものの………

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その間にトップ篠塚は最終ラップへ。

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3コーナーでも順位は動かず。

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僅かに届かずそのままゴールラインへ。

2位に坂垣内、3位に山中、4位に榎本の順でゴール。

そして5位争いは最後に因藤が追い上げを見せるものの………

やはりそのままの順位でゴール。生駒、因藤、渡邉の順。

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