2013年度 第7回 梨本塾 【なし祭】 トミン レポ④ K-RUN-GP Bクラス
続いてなし祭、2つ目のレースとなるK-RUN-GP、Bクラス決勝。
ここでも2013梨塾ガールの二人が最大限のエールで送り出してくれる。
グリッドには全8台が集結。フロントローには28秒前半をマークした猛者が並ぶ。
排気音が高まる中………
グリーンフラッグとともに、各車一斉にスタート。
動力性能的にはポールスタートの#23中尾CBR600RRが優位かと思われたが………
イン側の斉藤NSR250R、富永DB2が揃ってロケット加速。
なんとか1コーナーでの主導権を奪うべく猛加速。
そしてホールショットを決めたのは斉藤NSR250R。
その後方に中尾CBR600RRと富永DB2が競り合う格好。
さらにその後方には加野GSXR1000、片岡GSXR750、磯山TZR250R、そして松野SMR449、池原S1000RRと続く。
帝王コーナーから3コーナーへ。
後続をやや引き離す格好で最終コーナーへ入る斉藤。
そのままトップで二周目へと突入。
久しぶりの参加となった「中」中尾も懸命に追いすがる。
間に富永DB2を挟んでの4位争いは3台へ。
松野、池原による6位争い。
快調なペースで周回する斉藤。
それほど大きくペースは違わないものの、少しずつ後続との差がついていく。
ここでペースが上がってきたのは富永DB2。
前走する中尾をピタリとマークする。
逆に#21加野GSXR1000はややペースが上がらず………
片岡GSXR750がこれをパスして4番手へと浮上。
さらにその後方からは#24磯山TZR250Rが猛撃。
ライディングを試行錯誤中なのか、加野にはいつもの元気が感じられない。
二人の後方には松野も迫ってきた。
そして2位争いも激化。
昨年まではAクラス常連だった#23中尾を、最近成長著しい#27富永が追い詰める。
その後方には4位に浮上した片岡。
やや間を空けての参加となったが、その間の練習が効いているようだ。
ディープアングルで攻める斉藤NSR250R。
トップを走りながらも高い集中力で手綱を緩めない。
2位集団は1.5秒ほど離されてしまった。
中尾は果たして追いつくことが出来るか。
それとも富永の逆転か。レースは後半戦へ。
第9回 梨本塾 9月22日開催。
只今鬼速割引受付中。
2013 第9回 9/22(日) 梨本塾開催!
現在申し込み受付中!!
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波で2分を切れません………」
「もてぎで4分を切れません………」
「鈴鹿で帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>お申し込みを!!
今月は参加しやすい通常開催。初参加の方もぜひぜひお越し下さい。
トップグループよりも先に動きそうなのはこの4位争いだ。
中でも磯山と………
松野がハードプッシュを繰り返す。
再三にわたって前走#21加野を攻め立ててきたが………
この帝王コーナーから次の3コーナーにかけて………
まず勝負を仕掛けたのは磯山TZR250Rだった。
帝王コーナー立ち上がりでうまくスピードを乗せて………
3コーナー進入でクリーンにインを奪う。
思わず「やられてしまった」といった感じの加野GSXR1000。
しかしさらにその後方には松野SMR449も迫る。
一方こちらはタイムアタックでクラス唯一のジャンプアップを果たした池原S1000RR。
その背後に忍び寄るのはトップを快走する斉藤。
優勝するためにはバックマーカー処理もこなさなければならないが………
400cc以下のマシンを駆るものにとっては、これも大きな試練となる。
いくらタイムが速くても動力性能的にハンディがあり、すんなりとパッシングできないケースが多いからだ。
2位グループはこのチャンスを生かすことが出来るか。
早くも残りは4周。
しかし#22斉藤はなかなかバックマーカーをパッシングできない。
その間にどんどん後続が近づいてくる。
このまま逃げ切ることが出来るだろうか。
ベストラップは1秒と違わないため、なかなかチャンスを見つけられない。
しかしここで混乱を避けるためにブルーフラッグが導入される。
これで一気にリーディンググループが前に出た。
トップから3位までが、5~7位までを一気にバックマーカー処理した。
しかしここでどうやら#21加野の緊張の糸も切れてしまったようだ。
それまで競り合っていた松野にポジションを明け渡してしまう。
「あまりにペースが上がらなかったので、他の人に迷惑かけてもいけないかなと思って………」
後に加野はそう述懐した。
リーディンググループはいよいよファイナルラップへ突入。
そしてその後方では加野GSXR1000が池原S1000RR、そして4位の片岡GSXR750に立て続けにパッシングされてしまい8番手へ凋落。
20周に渡ってトップを死守した斉藤NSR250R。
やや間隔をあけて中尾と富永。
どうやらこれでレースは決まったか。
最終コーナー立ち上がりまで最大限フォーカス、攻めの姿勢を崩さなかった斉藤が………
ガッツポーズで念願の初優勝を飾る。
昨年10月より参加を始めて、9ヶ月目の快挙となった。
その後方、2位にポジションを守りぬいた中尾、3位には抜ききれなかった富永。
そして6位に松野、7位に池原。
8位に加野、単独4位には片岡GSXR750。
そして予選8番手から5位でフィニッシュしたのは磯山。
ゴール後、エンジンがストップしてしまった斉藤NSR250R。しかしそれでもなお拍手喝采を浴びる。
斉藤のマシンを全力で押してくれているのは梨塾きっての健脚を誇る八木、伊藤の両選手。今回はオフィシャルとして大活躍。
参加1年を待たずしての優勝をBクラスにて達成。初勝利がC~Dクラスではないということも、非常に大きな意味を持つことになるだろう。
記念撮影が終わると、またしても押し出されてパドックへ。必死に走り続けたNSR250Rは恐らく焼きつきかクランクシール抜けがおきていると思われるが、それでも勝利を得ての結果なら本望だろう。
斉藤の、今後のさらなる飛躍に期待したい。
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。
2カット1セットで1000円~より。特別開催特典プロカメラマン撮影分は>>こちらヘ。
ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。
メールタイトルには「第○回梨本塾写真希望」と明記してください。
※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
過去レポートも全部見れます>>公式レポートオールインデックス
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うまくなるにはこの定番とも言うべき>>ウラメニューが必須!?
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