2013年度 第8回 梨本塾 トミン レポ④ K-RUN-GP Bクラス
続いて二つ目のレースとなるK-RUN-GP、Bクラス決勝。

ポールポジションは2ストのTZR250R、そしてCBR600RR、ZX10Rというフロントロー。
セカンドローにはR1、そしてRGV-ガンマとここにも2スト250が入る。
サードローにはCBR600F、GSXR1000、S1000RR。
フォースローにはCBR250RとSMR449という組み合わせだが、このうち予選10番手の松野が手の負傷により残念ながら決勝を辞退。早い回復願いたい。
そして最後尾には復帰ストリートトリプルというグリッド。

1台が減って全10が整列。このときはまだ、後に壮絶なバトルとなることを予想しているものは誰もいない。

隊列が整ったところでグリーンフラッグとともに、全車一斉にスタート。

好スタートを切ったのは2番手から飛び出した中江CBR600RR。そこにポールポジション磯山TZR250R、3番手スタートの大木ZX10Rと続く。

その後方は早くも大混戦。中村RGV-ガンマがインをもぎ取り、外側に八木R1、さらにその外側に高橋CBR600F、内側に加野GSXR1000と池原S1000RR、その後ろに水野ストリートトリプル、そしてその後方には渡辺CBR250Rと続く。

RGV-ガンマ、R1、CBR600Fが激しく競い合い………

帝王コーナー進入では激しいポジション取りが行われる。さらにその後方では池原S1000RRの外から水野ストリートトリプルがしかけ………

前方高橋CBR600Fのインも奪おうとするものの………

これは強引過ぎたようでオーバーラン。

つられるように後方渡辺CBR250Rもアウトサイドへ。

そんな後方の混乱を尻目にトップで3コーナーに進入したのは#11中江。初参加だが堂々とした走りっぷり。
ポールポジションスタートの#21磯山も負けていられない。

#29大木ZX10Rの後方は乱戦に。

やや後続を引き離して戻ってきた中江CBR600RR。

しばらくすると、1~4位までのスペースが若干開き始めた。

TSRステッカーにショーエイとくれば「キヨナリ」。かつては塾長とも8耐を一緒に走ったが、今夏は二年連続の悲運に見舞われた。果たして中江はどうか。

そんな初参加の若者を追うのはベテラン二名。

さらにその後ろで激しいつばぜり合いをする4位争い。

7位争いも同様だ。

#31渡辺もなんとかこの争いに割り込みたいところ。

トップ3が順当に周回を消化していく中で………

4番手以降はまだまだ予断を許さない状況。

「キヨナリ」とは対照的なリザルトを残した「シュワンツ」レプリカメットでRGV-ガンマを駆る中村。

この中村を先頭にした4位争いは、いつの間にか6台に膨れ上がる。

うち3台がリッターSS、2台が600、そして1台が2サイクル250だ。

「28秒台で周回する上では、マシン的なハンディはほとんどないといっていい」
とは塾長の弁。しかしそれぞれ加速特性や旋回性には違いがあり、それをどう生かすかによって結果は大きく異なりそうだ。

自分の長所と相手の短所を探る長い旅路が始まった………。

後方でそんな愛憎劇が始まろうとしていることなど露知らず快走するトップの中江。

トップ3のラッペアベレージは28秒中盤程度といったところだ。

引き換え6台による4位争いのペースは28秒台後半から29秒台といったところ。

その中でまず動いたのは………

八木R1だった。

1コーナーで中村RGV-ガンマのインを狙って………

レイトブレーキング。勝負あったかに見えたが………

しかし中村も外側で負けじとガスオン。

これにより2台は再度並ぶ格好に。

S字で左に寄せようとしたところ、中村の存在に気付いた八木R1。

若干マシンが触れてしまったのだろうか。

しかしお互い転ぶようなものではなく、無事に帝王コーナーへ進入。

これで八木は4番手に浮上。

さらにその後方で#26加野がインを割ろうとするものの………

ここは中村RGV-ガンマがしっかりとラインブロック。その中村に対し、先ほどのパッシングを詫びる八木R1。アマチュア戦士はかくあるべきというお手本のような作法。

八木R1がお手本を示したその直後、ひとりダメなお手本を示してしまったのは………

あらぬ方向を向いている水野ストリートトリプル。

走行前、言葉だけは冷静さを装っていたものの、K-RUN-GPではかなり際どいシーンを連発することになる。

その水野も辛うじてコースアウトを免れラインに復帰。

4位争いを八木R1がリードして………

さらにその後方では#26加野GSXR1000が仕掛ける。

リッターSSならではの加速性を生かして………

インを奪取。

これで5番手へと浮上した。

ここのところ「バンクイップス」とでもいうような軽度のスランプ気味だが、今回はなんとかこれを払拭したいところ。

逆に、立て続けにパッシングされてしまった#28中村は挽回したい。

ヤマハ、そしてスズキを代表する2台のリッターSS………

この2台による4位争いが始まりそうだ。

そしてさらにその後方では、#27高橋が仕掛けようとしている。
第9回 梨本塾 9月22日開催。
早割③明日最終日23:59まで。
定員締め切りにご注意を。

2013 第9回 9/22(日) 梨本塾開催!
現在申し込み受付中!!
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波で2分を切れません………」
「もてぎで4分を切れません………」
「鈴鹿で帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。

梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>お申し込みを!!
今月は参加しやすい通常開催。初参加の方もぜひぜひお越し下さい。

「これ着りゃ1秒アップ確実だって!?」
なんてウワサはホントかウソか………。
2013梨塾Teeも好評発売中。
次回梨本塾での受け取り予約は>>コチラから。

ホームストレートではやや強引に外側から高橋CBR600Fがアタック。

1コーナーでブレーキングを遅らせて………

ポジション奪取。

高橋はこれで6番手へ浮上。

一方トップグループは………

残り5周を切って、ベテラン二名がペースアップ。そう簡単には勝たせまいとトップ中江との差を縮める。

そして今度は3台による7位争いが勃発。

4位争いが八木R1、加野GSXR1000、高橋CBR600F。

その後方での7位争いがこの2台と池原S1000RR。

復帰組の水野ストリートトリプルが中村のインを狙う。

しかし中村もやられてばかりはいられない。なんとかポジションを守るべく懸命な力走。

さらに4位争いでは………

加野GSXR1000のすぐ背後に高橋CBR600Fが迫る。

再三再四に渡って中村RGV-ガンマのインに鼻先を突っ込む水野ストリートトリプル。後方池原S1000RRは静観の構え。

しかしここでも中村がアウトからブロック。

レプリカ全盛期のマシンの真髄を見せる。

4位争い、7位争いはさらにヒートアップ。

こちらも再三に渡ってしかける#27高橋。

しかし加野GSXR1000もレイトブレーキングで応酬。

残りはいよいよ二周を切ったが………

勝負は最後までもつれ込みそうだ。

そして帝王コーナー進入で、まず6番手の高橋がアウトから加野GSXR1000にアタック、さらにその後方では水野ストリートトリプルが中村のインをつくが………。

高橋はポジション奪取に成功、これで5番手へ。

しかし後方7位争いは順位が変わらず。

ここで水野が再びインを狙うが………

中村も譲らない。

いよいよファイナルラップへと突入していく。

すでにトップグループは帝王コーナーへ進入。差を詰めてきた#21磯山、そして#25大木だったが、#11中江も必死に逃げを打つ。

そして1コーナーの争いでは………

水野ストリートトリプルがアウトから仕掛けた。

ギリギリのラインワークで並びかけ………

なんと前に出てみせる。これまでと逆の展開だ。

だがしかし、中村も黙ってはいなかった。

S字で三度並びかけ………

まるでケビン・シュワンツを髣髴とさせるような………

超レイトブレーキング。

まさかの再逆転だ。

まさにギリギリの攻防。

ポジションを奪い返した中村が前に立って帝王コーナーを立ち上がる。

これで勝負あったか。

さらにその前方では、最後の勝負が行われていた。4位の八木R1に3コーナーで仕掛けたのは高橋CBR600F。

そしてこれに続けとばかりに、水野ストリートトリプルまでもがラインをインに向けているが………。

トップを快走し続けた中江CBR600RRは最後の短い直線を走り終え………

最終コーナーもしっかりと回りきって………

初めての梨本塾、初めてのK-RUN-GPで見事初優勝を飾って見せた。

やや悔しい2位には磯山TZR250R、3位に大木ZX10R。

そして最後までもつれ込んだ4位争いは高橋CBR600Fが見事にポジションを奪取。
そして7位争いは………

最後のワンチャンスをかけて火花を散らす。すでに#28中村も#70水野もベタベタのフルバンク状態だ。

しかしややオーバースピードだった中村が膨らんでしまい、クリップ付近では水野が前へ。ギリギリで梨塾レギュレーションに抵触しない、最後のパッシング劇。

凄まじい下克上バトルを経て………

全員が無事にゴール。4位には最後の大逆転で高橋CBR600F、5位に八木R1、6位に加野GSXR1000、7位にも同じく逆転を果たした水野ストリートトリプル。

そして今回はかなり悔しい思いをしたであろう中村RGV-ガンマは8位でゴール。

やや離れて9位は池原S1000RR。

今回は出番がなかった渡辺CBR250Rは10位。

クラスダウンながらも初参加で初優勝としっかり存在感を示した中江CBR600RR。

梨本塾では若い世代であり、今後が非常に楽しみなライダーの誕生となった。
おめでとう!
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。
2カット1セットで1000円~より。
ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。
メールタイトルには「第○回梨本塾写真希望」と明記してください。
※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
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好スタートを切ったのは2番手から飛び出した中江CBR600RR。そこにポールポジション磯山TZR250R、3番手スタートの大木ZX10Rと続く。

その後方は早くも大混戦。中村RGV-ガンマがインをもぎ取り、外側に八木R1、さらにその外側に高橋CBR600F、内側に加野GSXR1000と池原S1000RR、その後ろに水野ストリートトリプル、そしてその後方には渡辺CBR250Rと続く。

RGV-ガンマ、R1、CBR600Fが激しく競い合い………

帝王コーナー進入では激しいポジション取りが行われる。さらにその後方では池原S1000RRの外から水野ストリートトリプルがしかけ………

前方高橋CBR600Fのインも奪おうとするものの………

これは強引過ぎたようでオーバーラン。

つられるように後方渡辺CBR250Rもアウトサイドへ。

そんな後方の混乱を尻目にトップで3コーナーに進入したのは#11中江。初参加だが堂々とした走りっぷり。
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さらにその後ろで激しいつばぜり合いをする4位争い。

7位争いも同様だ。

#31渡辺もなんとかこの争いに割り込みたいところ。

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4番手以降はまだまだ予断を許さない状況。

「キヨナリ」とは対照的なリザルトを残した「シュワンツ」レプリカメットでRGV-ガンマを駆る中村。

この中村を先頭にした4位争いは、いつの間にか6台に膨れ上がる。

うち3台がリッターSS、2台が600、そして1台が2サイクル250だ。

「28秒台で周回する上では、マシン的なハンディはほとんどないといっていい」
とは塾長の弁。しかしそれぞれ加速特性や旋回性には違いがあり、それをどう生かすかによって結果は大きく異なりそうだ。

自分の長所と相手の短所を探る長い旅路が始まった………。

後方でそんな愛憎劇が始まろうとしていることなど露知らず快走するトップの中江。

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その中でまず動いたのは………

八木R1だった。

1コーナーで中村RGV-ガンマのインを狙って………

レイトブレーキング。勝負あったかに見えたが………

しかし中村も外側で負けじとガスオン。

これにより2台は再度並ぶ格好に。

S字で左に寄せようとしたところ、中村の存在に気付いた八木R1。

若干マシンが触れてしまったのだろうか。

しかしお互い転ぶようなものではなく、無事に帝王コーナーへ進入。

これで八木は4番手に浮上。

さらにその後方で#26加野がインを割ろうとするものの………

ここは中村RGV-ガンマがしっかりとラインブロック。その中村に対し、先ほどのパッシングを詫びる八木R1。アマチュア戦士はかくあるべきというお手本のような作法。

八木R1がお手本を示したその直後、ひとりダメなお手本を示してしまったのは………

あらぬ方向を向いている水野ストリートトリプル。

走行前、言葉だけは冷静さを装っていたものの、K-RUN-GPではかなり際どいシーンを連発することになる。

その水野も辛うじてコースアウトを免れラインに復帰。

4位争いを八木R1がリードして………

さらにその後方では#26加野GSXR1000が仕掛ける。

リッターSSならではの加速性を生かして………

インを奪取。

これで5番手へと浮上した。

ここのところ「バンクイップス」とでもいうような軽度のスランプ気味だが、今回はなんとかこれを払拭したいところ。

逆に、立て続けにパッシングされてしまった#28中村は挽回したい。

ヤマハ、そしてスズキを代表する2台のリッターSS………

この2台による4位争いが始まりそうだ。

そしてさらにその後方では、#27高橋が仕掛けようとしている。
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初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
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1コーナーでブレーキングを遅らせて………

ポジション奪取。

高橋はこれで6番手へ浮上。

一方トップグループは………

残り5周を切って、ベテラン二名がペースアップ。そう簡単には勝たせまいとトップ中江との差を縮める。

そして今度は3台による7位争いが勃発。

4位争いが八木R1、加野GSXR1000、高橋CBR600F。

その後方での7位争いがこの2台と池原S1000RR。

復帰組の水野ストリートトリプルが中村のインを狙う。

しかし中村もやられてばかりはいられない。なんとかポジションを守るべく懸命な力走。

さらに4位争いでは………

加野GSXR1000のすぐ背後に高橋CBR600Fが迫る。

再三再四に渡って中村RGV-ガンマのインに鼻先を突っ込む水野ストリートトリプル。後方池原S1000RRは静観の構え。

しかしここでも中村がアウトからブロック。

レプリカ全盛期のマシンの真髄を見せる。

4位争い、7位争いはさらにヒートアップ。

こちらも再三に渡ってしかける#27高橋。

しかし加野GSXR1000もレイトブレーキングで応酬。

残りはいよいよ二周を切ったが………

勝負は最後までもつれ込みそうだ。

そして帝王コーナー進入で、まず6番手の高橋がアウトから加野GSXR1000にアタック、さらにその後方では水野ストリートトリプルが中村のインをつくが………。

高橋はポジション奪取に成功、これで5番手へ。

しかし後方7位争いは順位が変わらず。

ここで水野が再びインを狙うが………

中村も譲らない。

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そして1コーナーの争いでは………

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