2013年度 第10回 梨本塾 トミン レポ⑤ K-RUN-GP Cクラス
そしてなし耐第3レースとなるのは、Cクラス決勝。
Bクラスまではミドル~リッターSSが主体だが、このクラスからは様々な排気量、カテゴリのバイクが混じって色彩豊かだ。但しセカンドローまでが30秒を切っており、実力伯仲。レースでも熱戦が期待される。
高々と日章旗が掲げられ………
振り下ろされるとともにスタート。
好ダッシュを決めたのはセカンドポジションから出た#48中村R1。
さらにセカンドローから新井グースがロケットスタートを決める。
トップグループは帝王コーナーから3コーナーへ。
中村R1、新井グース、伊藤ZX10R、片岡FZR250R、片岡RC8R、梨本亮CB400SF、西村CBR600RR、五十嵐CBR250R、菅谷NINJA250R、平沼GSXR1000、そして栗原TZR250の順。
一周目を終えてリードを広げる中村R1。今年2月に初参加でそのときのタイムは34秒台だったが、そこから毎月のように通いつめて6月には見事Dクラスで初優勝、そしてさらに30秒の大台を難なく突破して、いきなりCクラスのトップを快走してみせる。
これに続くのは新井グース、伊藤ZX10R、そして片岡FZR250R。
序盤戦は30秒台での攻防。
何しろ今回は通常+10LAPのなし耐。
まずは互いにお手並み拝見といったところか。
トップグループからやや離れて5番手は片岡RC8R。先月の劇的な優勝は記憶に新しい。
6位争いを牽引するのは、今回73歳でベスト更新記録を伸ばした梨本亮CB400SF。かつてのライバルであり、ここのところはまったく歯が立たなかった西村CBR600RRを従えての力走。その後方は8位の五十嵐CBR250R。
9位には久しぶりの参加となった山梨から遠征の菅谷NINJA250R。梨塾歴では大ベテランである。その後方10位には平沼GSXR1000、そして初参加の栗原TZR250と続く。
トップを快走する#48中村の後方では………
それまで4位だった伊藤ZX10Rがムーヴ。
1コーナーで新井グースのインを割って2番手へと浮上。持ちタイムベストではぶっちぎりの実力を持つだけに(27秒台)、この辺で一気にペースアップしたいところ。
さらにその後方5位争いのグループではここから早く抜け出して首位争いに加わりたい#43西村が………
ハードプッシュ。梨本CB400SFを追い詰める。
時折29秒台に入るような安定したペースでトップを堅守する中村R1。
しかし2番手に上がってきた伊藤にとっても、このペースであればまだまだ十分「射程範囲」。
同じくタイムアタックでは29秒台に入れている新井、片岡という小排気量の両名も、虎視眈々と隙をうかがう。
さらに先月よりも2秒近くタイムを引き上げた片岡RC8………
同じく生涯ベストを更新した73歳の鉄人………
そして5年近い梨本塾歴で未勝利ながらも、8月9月と2連勝を飾り、さらに2週間前のタートルマラソンを泳ぎきって波に乗る西村CBR600RR………
悩める編集長こと五十嵐CBR250Rとバトルするのは………
同じく250を駆るNINJAの菅谷。ここでは好勝負が展開されている。
そして10位争いは平沼GSXR1000と栗原TZR250。
早くもこの栗原に、首位集団が肉薄。
まずは中村R1がスルリと前へ。
しかしその後方で2番手を走っていた伊藤ZX10Rがやや膨らんでしまい………
その隙をついて新井グースが鼻先を突っ込む。
さらに片岡FZR250RがS字でアウトから被せて前へ。たったワンミスによって、伊藤は2ポジションもダウンしてしまった。
後方がバトルを演じている隙にどんどん前に出ておきたい中村R1は………
10番手の平沼GSXR1000に襲い掛かる。
そして順位が入れ替わったセカンドグループでは、新井と片岡の両名が激しく火花を散らす。
トップの中村が抜きあぐねているうちに………
後続も近づいてしまった。
このバックマーカーとの接近により………
出走全11台中………
6台がここに集結してしまうという事態へ。なんとか早く前に出たい中村だったが………
思うようにラインワークできず、バックマーカー処理できず。
1コーナーでアウトから仕掛けるものの、これも失敗。
結果的に、10位争いをしている平沼と栗原、そこに4位の伊藤までを含めた4台のトップ争いがなだれ込む格好へ。
小康状態が続いたまま、早くも21LAPを消化。レースは後半戦へ。
秋塾、全開稼働中デス。
11/20(木) …第11回 サシ塾(現在受付中)
11/24(日) …第11回 梨本塾(定員数に達したため締切ました。)
11/28(木) …第12回 サシ塾(現在受付中)
12/22(日) …第12回 梨本塾(現在超早割実施中)
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波で2分を切れません………」
「もてぎで4分を切れません………」
「鈴鹿で帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>次回開催をチェック!!
大人気の個人レッスンサシ塾でフルパワー化!?>>サシ塾のご案内。
「皆さんのご参加、お待ちしております!」
「タイヤが………」
「ブレーキパットが………」
「チェーンが………」
「スプロケットが………」
「足回りのセッティングが………」
「マシンメンテは大丈夫かなあ………」
梨本塾参加のその前に………
梨本塾参加のその前に………
困っ たときの梨塾ガレージ、現在各種キャンペーン実施中。通常メンテ+スポーツ走行用プログラムもご用意。タイヤ交換相談や各種消耗部品のセレクト、交換まで すべて承ります。梨本塾生に限り「業界最安値!?」とも言われるほど格安料金で営業中デス(いつまで持つか分かりませんが………汗)。
現在ピレリ、メツラータイヤを始め、DID520チェーン(ZVM-Xシリーズ、250~リッターOVER用)、及びジクーセラミックシンタードブレーキパット(ノーマル、タ イプCともに効力絶大、耐熱性抜群、さらにノーマル比1.5倍といわれる耐摩耗性)、パノリンオイルなど秋の大キャンペーン中です。フロントフォーク OHやブレーキ、サスペンションシステム、ファイナルレシオ相談など、ぜひぜひこの機会にお問い合わせ下さい。値段も整備も自信アリ!?パーツ交換、ス ポーツ走行、ツーリング用整備など承ります。
過去の整備セットアップ実績はこちらへ>>74JKG日誌
梨塾ガレージ std_spd@hotmail.com
ここまで快走を続けてきた中村R1だったが………
バックマーカーという思わぬ伏兵の出現に勢いが止まってしまう。
しかし、これで逆に2番手以降にはチャンスが訪れたことになる。
その中で真っ先に動いたのが………
片岡FZR250Rだった。
新井グースの一瞬の隙を突いて、帝王コーナーで2番手へと浮上する。
さらにその先の3コーナーで、前方の平沼GSXR1000によってインを塞がれ車速を落としていた中村R1のアウトから………
勢いよく勝負をかけた。
たった二つのコーナーで2つポジションをあげ、トップを奪取。
さらに前の平沼GSXR1000に襲い掛かっていく。
残りは8周だ。
前の周回で立て続けにトップ2を抜いたことが自信になったのだろうか、
またしても帝王コーナーで勝負に出て平沼を抜き去り、これで2位グループとの間に1台を割り込ませることに成功した。なお、タイム差を考慮してここまで一度もブルーフラッグは出ていない。
ブルーフラッグはいわばサービスフラッグといわれるもので、常に提示されるわけではない。つまり「あるレベルまでは実力で抜かなければならない」のである。
その中で、しっかりと前に出て見せた片岡FZR250R。
後続を置き去りにする。
いち早くこの片岡についていきたい中村R1だったが、どうしても前に出れず。逆にその後方では、それまで4番手に沈んでいた伊藤ZX10Rが新井グースをかわして3番手へ浮上。
水を得た魚のようにペースアップする片岡。OVER管から発せられる甲高いエキゾーストノートには、80年代の熱が混じっている。
そして序盤から続いている21世紀のクオーターによる争いに………
FZRも突入していく。
あの時代に「本気だった250」はやはり強い。あっという間にNINJA250Rをバックマーカー処理して前へ。
しかし2位集団は、未だバックマーカーの前に出れない。残りは僅かに5周。
そしてトップ片岡は………
CBR250Rでさえも………
すぐに置き去りにした。
混沌としたまま、しかし状況が動かない2位争いを尻目に独走状態を築き上げる。
そのままの勢いで6位争いの後方へ。
ここではタイム差、及びマシンハンディを考え、梨本亮CB400SF、西村CBR600RRのそれぞれにブルーフラッグが提示された。
だが。
ここでラインを譲ったのは梨本のみ。
片岡は一台の前に出れたものの………
西村の前には出れず。
しかし翌周再度ブルーフラッグが提示され、今度はこれに気づい西村がラインをあける。これで片岡はまたオープンスペースを手に入れた。
トップ片岡には道を譲った西村だったが、実際にはもう一台、梨本CB400SFにもいったんポジションを明け渡さなければペナルティがついてしまう。しかしどうやらそんな様子はなく、一気に開けた視界にガスオン。
レースはいよいよ残り2周へ。依然動かぬ2位集団。
その頃トップの片岡は、5番手を走るもう一人の片岡RC8Rの背後に迫る。
一人旅となってからは29秒台を連発し、動かぬ後続を突き放した。
前回まではGSXR750での参戦だったが、今回は新しい相棒と抜群のマッチングを見せて気持ち良さそうに走っている。
そして中盤から完全に動きが止まった2位集団も………
ファイナルラップへ突入。
ここで満を持して、#32伊藤が勝負を仕掛ける。
帝王コーナーで僅かに膨らんだ#48中村のインを突いて2位に浮上した。
そして片岡FZR250Rは3コーナーをクリア。
結局そのままトップで30LAPのレースを終えた。
その後方、10位争いの中での攻防となった2位争いは………
#32伊藤が最後の最後に逆転して2位へ。3位には悔しい中村。以降、4位に新井、5位に片岡RC8R、そして6位でゴールしたのは西村CBR600RRだったがブルーフラッグ時の対処が不適切と判断されて、2ポジションダウンのペナルティ、これで6位に梨本亮CB400SF、7位に五十嵐CBR250R、8位に西村CBR600RR、9位に菅谷NINJA250R、10位に平沼GSXR750、11位に栗原TZR250という結果となった。
好走した片岡のラップタイムをチェックする塾長。80年代を感じさせるコクピットに、懐かしそうだ。
非常に爽快な勝ち方で、新しい相棒での初勝利を挙げた片岡。
今後、小中排気量クラスで台風の目となるか。おめでとう!
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。
2カット1セットで1000円~より。
ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。
メールタイトルには「第○回梨本塾写真希望」と明記してください。
※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
過去レポートも全部見れます>>公式レポートオールインデックス
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秋塾、全開稼働中デス。
11/20(木) …第11回 サシ塾(現在受付中)
11/24(日) …第11回 梨本塾(定員数に達したため締切ました。)
11/28(木) …第12回 サシ塾(現在受付中)
12/22(日) …第12回 梨本塾(現在超早割実施中)
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波で2分を切れません………」
「もてぎで4分を切れません………」
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時折29秒台に入るような安定したペースでトップを堅守する中村R1。
しかし2番手に上がってきた伊藤にとっても、このペースであればまだまだ十分「射程範囲」。
同じくタイムアタックでは29秒台に入れている新井、片岡という小排気量の両名も、虎視眈々と隙をうかがう。
さらに先月よりも2秒近くタイムを引き上げた片岡RC8………
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そして5年近い梨本塾歴で未勝利ながらも、8月9月と2連勝を飾り、さらに2週間前のタートルマラソンを泳ぎきって波に乗る西村CBR600RR………
悩める編集長こと五十嵐CBR250Rとバトルするのは………
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そして10位争いは平沼GSXR1000と栗原TZR250。
早くもこの栗原に、首位集団が肉薄。
まずは中村R1がスルリと前へ。
しかしその後方で2番手を走っていた伊藤ZX10Rがやや膨らんでしまい………
その隙をついて新井グースが鼻先を突っ込む。
さらに片岡FZR250RがS字でアウトから被せて前へ。たったワンミスによって、伊藤は2ポジションもダウンしてしまった。
後方がバトルを演じている隙にどんどん前に出ておきたい中村R1は………
10番手の平沼GSXR1000に襲い掛かる。
そして順位が入れ替わったセカンドグループでは、新井と片岡の両名が激しく火花を散らす。
トップの中村が抜きあぐねているうちに………
後続も近づいてしまった。
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6台がここに集結してしまうという事態へ。なんとか早く前に出たい中村だったが………
思うようにラインワークできず、バックマーカー処理できず。
1コーナーでアウトから仕掛けるものの、これも失敗。
結果的に、10位争いをしている平沼と栗原、そこに4位の伊藤までを含めた4台のトップ争いがなだれ込む格好へ。
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その中で真っ先に動いたのが………
片岡FZR250Rだった。
新井グースの一瞬の隙を突いて、帝王コーナーで2番手へと浮上する。
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勢いよく勝負をかけた。
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残りは8周だ。
前の周回で立て続けにトップ2を抜いたことが自信になったのだろうか、
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その中で、しっかりと前に出て見せた片岡FZR250R。
後続を置き去りにする。
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そして序盤から続いている21世紀のクオーターによる争いに………
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そしてトップ片岡は………
CBR250Rでさえも………
すぐに置き去りにした。
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ここではタイム差、及びマシンハンディを考え、梨本亮CB400SF、西村CBR600RRのそれぞれにブルーフラッグが提示された。
だが。
ここでラインを譲ったのは梨本のみ。
片岡は一台の前に出れたものの………
西村の前には出れず。
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ファイナルラップへ突入。
ここで満を持して、#32伊藤が勝負を仕掛ける。
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その後方、10位争いの中での攻防となった2位争いは………
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好走した片岡のラップタイムをチェックする塾長。80年代を感じさせるコクピットに、懐かしそうだ。
非常に爽快な勝ち方で、新しい相棒での初勝利を挙げた片岡。
今後、小中排気量クラスで台風の目となるか。おめでとう!
つづく。
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「皆さんのご参加、お待ちしております!」
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「ブレーキパットが………」
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「マシンメンテは大丈夫かなあ………」
梨本塾参加のその前に………
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困っ たときの梨塾ガレージ、現在各種キャンペーン実施中。通常メンテ+スポーツ走行用プログラムもご用意。タイヤ交換相談や各種消耗部品のセレクト、交換まで すべて承ります。梨本塾生に限り「業界最安値!?」とも言われるほど格安料金で営業中デス(いつまで持つか分かりませんが………汗)。
現在ピレリ、メツラータイヤを始め、DID520チェーン(ZVM-Xシリーズ、250~リッターOVER用)、及びジクーセラミックシンタードブレーキパット(ノーマル、タ イプCともに効力絶大、耐熱性抜群、さらにノーマル比1.5倍といわれる耐摩耗性)、パノリンオイルなど秋の大キャンペーン中です。フロントフォーク OHやブレーキ、サスペンションシステム、ファイナルレシオ相談など、ぜひぜひこの機会にお問い合わせ下さい。値段も整備も自信アリ!?パーツ交換、ス ポーツ走行、ツーリング用整備など承ります。
過去の整備セットアップ実績はこちらへ>>74JKG日誌
梨塾ガレージ std_spd@hotmail.com
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