2013年度梨本塾復興支援募金箱、総額発表!!
東日本大震災に見舞われた2011年度よりはじめさせていただいた「梨本塾募金箱」。
12年度も多くの方にご賛同いただき、年度末には前年比で2倍強ほどの金額が集りました。
これを被災各地の災害対策本部へと送金させていただきました。
そして今年はいよいよ3年目―。
震災から2年と10ヶ月が過ぎましたが、未だ支援の手が行き届かぬところが多くあると聞きます。
梨本塾としても継続的に何か出来ることはないかということで、2013年度も震災募金とGOHOKU TOURさらに他のイベントでも事あるごとに微力ながら支援を続けさせてもらうこととしました。
12年度末でさえ「もう入らない………」というほどパンパンになった募金箱でしたが、13年度はさらにこれを上回り、日本でワースト乗車率と言われる総武線錦糸町両国間の「200%」を大きく上回るような、まさにすし詰めを超えた押し寿司詰めとでもいうほどの装填率となりました。
気になるその結果は………
ということでまずは例年通り、開缶作業から始めます。
………文字通り押し寿司詰め(笑)。他ではなかなか見ることの出来ない募金箱。一見何気ない貯金箱ですが、実は透明性の高さと密閉性の高さもウリです。
後ろを見てみると………500玉満タンで30万円も貯まるそうですが、果たして。
密閉性の高さから、スムースには開かないタイプなので、やや心苦しい部分もありましたがドライバーを突っ込んで………
さらにペンチをつかってパリパリと上蓋を剥いでいきます。
いくらお金は「寂しがり屋」といっても、ここまでギュウギュウ詰めでは息も出来なくなっていたのではないでしょうか。久々に外気に触れた彼らは、なぜか伸び伸びしているように見えました。なんだかこれだけで増えてきそうな気さえします。
お外に出してみます。………本当に増えた気がしてきました。
改めまして………圧巻の一言。
すべて善意によって託された紙幣、コインばかりです。
途中からはこのように小さく小さくしなければ………
募金箱に装填できなくなりました。それでは計測タイムの始まりです。
「一体どれくらいかかるのだろうか………」
相当に多く感じられらた昨年度をも大きく上回っているのは明白です。銀行員や金庫番でなければこれほど大量の貨幣を正確に計測する機会はそれほど多くないのではないでしょうか。
………真冬なのに汗を掻きつつ、もみくちゃになっている紙幣を一枚ずつ丁寧に紐解き、コインを小山に分けて………都合2時間ほどかかってようやくなんとか精算ができました。
その全景。
上から見た場合。………なんというか、ここまで来ると貨幣そのものの価値を大きく超えるようなパワーを感じます。
それでは内訳を発表いたします。
まず福沢諭吉さんは2名。お札にお名前は書いてありませんが、恐らくこれは尾張名古屋から遠征されるあの方のお連れした二人の福沢さんでしょう。
そして野口英世さんは………なんと133名もいらっしゃいました!!
1000円札が133枚………これはすごい数字です。
昨年は1万円が5枚、5千円が3枚とこれだけで6万5千円、そして千円札が53枚+コインでの12万4486円でしたが、今年は大口ではなく小口増加で、回数、人数が大きく増えたと言うことになるのかもしれません。
そしてコインの計測に入ります。
500円硬貨………31枚(昨年6枚)
100円硬貨………52枚(昨年30枚)
50円硬貨………14枚(昨年6枚)
10円硬貨………73枚(昨年14枚)
5円硬貨………18枚(昨年4枚)
1円硬貨………76枚(昨年26枚)
………1万円札、5千円札を除いた他のすべての紙幣、硬貨すべてが著しく増えたその結果、募金総額は………
総額………17万5296円(前年12万4486円)
となりました。前年からの伸び率は1.4倍ほどです………。この総額には梨本塾受付時、及びGOHOKU TOUR、モートキャンプ等で生じたチャリティ分も含まれます。
ということで早速郵便局へ。これも昨年通り、なるべく人のいないローカル局を選んで募金手続きに入りましたが………今年もきっちり45分かかりました。お役所仕事、まったく進化せずです。
すべての被災地に対し、かなり長い災害対策本部口座への送金は手書きのみ。送金先を調べることから始まって、振替用紙への書き込み、入金まで含めて30分近くを要します。この時点で募金が嫌になる人もきっといるのではないでしょうか。
梨本塾参加者の皆さんが一年にわたってご協力を惜しまなかったその労力、心意気を考えると怒り心頭といった感もありましたが………なんとか無事に下記必要事項をすべて2枚ずつ記入して、無事に送金完了、しばらくして受領証の発行となりました。
今回も青森県のおいらせ町災害対策本部、宮城県災害対策本部、岩手県災害義援金募集委員会(口座名として明らかに長すぎるし、名前的にもかなり微妙な気がします………義援を募集………ウ~ム)、茨城県災害対策本部、福島県災害対策本部それぞれに3万円ずつ、そして昨秋甚大な被害が出た伊豆大島の伊豆大島等台風26号災害東京都義援金(これもデタラメに長いデス………)に、25296円を送金させていただきました。
送金先はなるべく早く困っている人の手に渡るよう、また途中ロスの少ないように、これまで同様それぞれの当該災害対策本部、義援金委員会などとしました。
これらの募金が途中寄り道したりロストルートすることなく、なるべく原形をとどめたまましっかりと被災地に届き、その上で送金先団体による有効かつ効率的な配分に期待したいと思います。
昨年も言いましたが、今年もまさか昨年度をここまで上回るとは思っていませんでした。改めて梨本塾参加者の皆さんの多大なるご賛同、ご協力に感謝いたします。
私たちに出来ることは本当に少しのことでしかありませんが、こういったことを皆で協力すればそれはいつか大きな力となるのではないでしょうか。
13年度募金にご協力下さったすべての皆さん、誠にありがとうございました。
なお、震災から4年目となります今期もこれまで同様に梨本塾募金、そして第4回GOHOKU TOUR等微力ながら継続支援を続けてまいりたいと思います。
さらに今年度からは、東北のみならずその年にわき起こった災害などにも対応していきたいと思っております。
被災地が一日でも早く復興できるよう祈念いたします。
また今シーズン梨本塾参加者の皆さん、今後ともご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
2014年1月23日 梨本塾
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東日本大震災に見舞われた2011年度よりはじめさせていただいた「梨本塾募金箱」。
12年度も多くの方にご賛同いただき、年度末には前年比で2倍強ほどの金額が集りました。
これを被災各地の災害対策本部へと送金させていただきました。
そして今年はいよいよ3年目―。
震災から2年と10ヶ月が過ぎましたが、未だ支援の手が行き届かぬところが多くあると聞きます。
梨本塾としても継続的に何か出来ることはないかということで、2013年度も震災募金とGOHOKU TOURさらに他のイベントでも事あるごとに微力ながら支援を続けさせてもらうこととしました。
12年度末でさえ「もう入らない………」というほどパンパンになった募金箱でしたが、13年度はさらにこれを上回り、日本でワースト乗車率と言われる総武線錦糸町両国間の「200%」を大きく上回るような、まさにすし詰めを超えた押し寿司詰めとでもいうほどの装填率となりました。
気になるその結果は………
ということでまずは例年通り、開缶作業から始めます。
………文字通り押し寿司詰め(笑)。他ではなかなか見ることの出来ない募金箱。一見何気ない貯金箱ですが、実は透明性の高さと密閉性の高さもウリです。
後ろを見てみると………500玉満タンで30万円も貯まるそうですが、果たして。
密閉性の高さから、スムースには開かないタイプなので、やや心苦しい部分もありましたがドライバーを突っ込んで………
さらにペンチをつかってパリパリと上蓋を剥いでいきます。
いくらお金は「寂しがり屋」といっても、ここまでギュウギュウ詰めでは息も出来なくなっていたのではないでしょうか。久々に外気に触れた彼らは、なぜか伸び伸びしているように見えました。なんだかこれだけで増えてきそうな気さえします。
お外に出してみます。………本当に増えた気がしてきました。
改めまして………圧巻の一言。
すべて善意によって託された紙幣、コインばかりです。
途中からはこのように小さく小さくしなければ………
募金箱に装填できなくなりました。それでは計測タイムの始まりです。
「一体どれくらいかかるのだろうか………」
相当に多く感じられらた昨年度をも大きく上回っているのは明白です。銀行員や金庫番でなければこれほど大量の貨幣を正確に計測する機会はそれほど多くないのではないでしょうか。
………真冬なのに汗を掻きつつ、もみくちゃになっている紙幣を一枚ずつ丁寧に紐解き、コインを小山に分けて………都合2時間ほどかかってようやくなんとか精算ができました。
その全景。
上から見た場合。………なんというか、ここまで来ると貨幣そのものの価値を大きく超えるようなパワーを感じます。
それでは内訳を発表いたします。
まず福沢諭吉さんは2名。お札にお名前は書いてありませんが、恐らくこれは尾張名古屋から遠征されるあの方のお連れした二人の福沢さんでしょう。
そして野口英世さんは………なんと133名もいらっしゃいました!!
1000円札が133枚………これはすごい数字です。
昨年は1万円が5枚、5千円が3枚とこれだけで6万5千円、そして千円札が53枚+コインでの12万4486円でしたが、今年は大口ではなく小口増加で、回数、人数が大きく増えたと言うことになるのかもしれません。
そしてコインの計測に入ります。
500円硬貨………31枚(昨年6枚)
100円硬貨………52枚(昨年30枚)
50円硬貨………14枚(昨年6枚)
10円硬貨………73枚(昨年14枚)
5円硬貨………18枚(昨年4枚)
1円硬貨………76枚(昨年26枚)
………1万円札、5千円札を除いた他のすべての紙幣、硬貨すべてが著しく増えたその結果、募金総額は………
総額………17万5296円(前年12万4486円)
となりました。前年からの伸び率は1.4倍ほどです………。この総額には梨本塾受付時、及びGOHOKU TOUR、モートキャンプ等で生じたチャリティ分も含まれます。
ということで早速郵便局へ。これも昨年通り、なるべく人のいないローカル局を選んで募金手続きに入りましたが………今年もきっちり45分かかりました。お役所仕事、まったく進化せずです。
すべての被災地に対し、かなり長い災害対策本部口座への送金は手書きのみ。送金先を調べることから始まって、振替用紙への書き込み、入金まで含めて30分近くを要します。この時点で募金が嫌になる人もきっといるのではないでしょうか。
梨本塾参加者の皆さんが一年にわたってご協力を惜しまなかったその労力、心意気を考えると怒り心頭といった感もありましたが………なんとか無事に下記必要事項をすべて2枚ずつ記入して、無事に送金完了、しばらくして受領証の発行となりました。
今回も青森県のおいらせ町災害対策本部、宮城県災害対策本部、岩手県災害義援金募集委員会(口座名として明らかに長すぎるし、名前的にもかなり微妙な気がします………義援を募集………ウ~ム)、茨城県災害対策本部、福島県災害対策本部それぞれに3万円ずつ、そして昨秋甚大な被害が出た伊豆大島の伊豆大島等台風26号災害東京都義援金(これもデタラメに長いデス………)に、25296円を送金させていただきました。
送金先はなるべく早く困っている人の手に渡るよう、また途中ロスの少ないように、これまで同様それぞれの当該災害対策本部、義援金委員会などとしました。
これらの募金が途中寄り道したりロストルートすることなく、なるべく原形をとどめたまましっかりと被災地に届き、その上で送金先団体による有効かつ効率的な配分に期待したいと思います。
昨年も言いましたが、今年もまさか昨年度をここまで上回るとは思っていませんでした。改めて梨本塾参加者の皆さんの多大なるご賛同、ご協力に感謝いたします。
私たちに出来ることは本当に少しのことでしかありませんが、こういったことを皆で協力すればそれはいつか大きな力となるのではないでしょうか。
13年度募金にご協力下さったすべての皆さん、誠にありがとうございました。
なお、震災から4年目となります今期もこれまで同様に梨本塾募金、そして第4回GOHOKU TOUR等微力ながら継続支援を続けてまいりたいと思います。
さらに今年度からは、東北のみならずその年にわき起こった災害などにも対応していきたいと思っております。
被災地が一日でも早く復興できるよう祈念いたします。
また今シーズン梨本塾参加者の皆さん、今後ともご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
2014年1月23日 梨本塾
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