２０１４年度 第４回 梨本塾 ゴル耐 トミン レポ④ Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｂクラス
２０１４ゴル耐、引き続いてのレースはＫ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｂクラス決勝。
いつにも増して穏やかなかすみがうら上空。
その下には全１１台がグリッドに整列。
今回もっとも「僅差」である激戦クラス。
その火蓋が今、切って落とされた。
好スタートを切ったのは、予選３番手から飛び出した水野ストリートトリプル。
その水野と予選２番手から出た皆藤ＣＢＲ６００ＲＲが１コーナーでつばぜり合い。さらにセカンドローからダッシュをかました加野ＧＳＸＲ１０００がすぐ背後へ。
イン側で水野が粘ったものの、あえなくオーバーラン。このあおりを受けて皆藤、そしてポールポジションスタートの望月Ｚ１０００も外へ押し出される。その隙を突いてトップに浮上したのが………
中村Ｒ１。予選５位からの跳躍。
トップグループが乱れている間に、一気に前に出た。
以降水野、加野、皆藤、渡辺ＣＢＲ２５０Ｒ、望月Ｚ１０００、池原Ｓ１０００ＲＲ、片岡ＦＺＲ２５０Ｒ、古溝ＧＳＸＲ６００、伊藤ＺＸ１０Ｒという順で帝王コーナーへ。
３コーナー進入では、＃１１片岡ＦＺＲ２５０Ｒが池原Ｓ１０００ＲＲの隙を突いて前へ出る。
一周目をリードして戻っていた中村Ｒ１。
＃３１水野を筆頭とする２位争い。望月Ｚ１０００が渡辺ＣＢＲ２５０Ｒを抜いて５番手へ。
その望月の後方では、２５０ｃｃ同士の争いが。
スルスルと抜け出していく＃２４中村。予選でのタイム差はトップからボーダーまで、僅かにコンマ８秒ほど。しかし中村の決勝ペースがいい。
水野以下２位グループも、なんとかこれに続きたいところ。
好調そうな中村がレースペースをコントロール。
そして６位争いは………
時代を超えて、ＣＢＲ２５０ＲとＦＺＲ２５０Ｒの２台が展開。両者一歩も譲らず。
トップのラップタイムは２８秒中盤から前半へ。
２番手以降は２８秒中盤が精一杯といった感じだ。
ポールポジションスタートにも関わらず５位まで落ちてしまった＃２３望月も、なんとか挽回したいところ。
２５０ｃｃ２台の後方には………
Ｓ１０００ＲＲ、ＣＢＲ２５０Ｒ、ＧＳＸＲ６００、そしてＺＸ１０Ｒと続く。
ここのところ好調な中村だったが、ここへ来てさらに一段階段を登ったようだ。
そして２位を堅守する水野ストリートトリプルの後方で、久々復帰の加野ＧＳＸＲ１０００も猛プッシュ。
その後方、皆藤、望月の両名も離れない。
９位争いでは、それまで後方を走っていた古溝ＧＳＸＲ６００が、加藤ＣＢＲ２５０Ｒのインをついて………
ひとつポジションを上げた。
そしてトップ争いは………
＃２４中村が僅かにミスをして………
それを見逃さず、＃３１水野、＃４１加野が一気に差を詰めてくる。
ここで再び気合いを入れ直す＃２４中村。
トップ争いは再び３台へ。
前からロッソコルサ、Ｖ２ーＳＣ２、そしてレーステックＫ２というそれぞれのタイヤチョイス。
グリップレベルに大きな違いはないが………
特性は異なる。果たして長丁場を制するのは………
一方毎コーナー続いている２５０ｃｃ同士の６位争い。
ホームストレートではややアドバンテージを持つ片岡ＦＺＲ２５０Ｒが………
１コーナーではたびたび鼻先を突っ込み、ここでついに前に出たかと思われたが………
大外回りで渡辺ＣＢＲ２５０Ｒもやり返す。
Ｓ字で再び並んで………
帝王コーナーでは前に出た。再び元のフォーメイションへ。
そしてこちらも熱い２位争い。再三再四に渡って＃４１加野が仕掛けるが………
水野もなんとかこれを凌ぐ。
終わらぬ６位争い。
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悪い部分は早めに吐き出しちゃいましょう！
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前回実績 初参加初トミン⇒一気に２８秒４ ベスト２７．３⇒２６．７
３５秒⇒３1秒 ３1秒⇒２９秒 ２９秒⇒２８秒 ２８秒⇒２７秒 ２７秒⇒２６秒 ２６秒２⇒２５秒９９
「サーキットで真剣に遊びたい!」
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「タイムよりもせめて膝擦りたい…」
「いい加減Ｄクラス卒業したい…」
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レースも半分を過ぎ………
調子を上げるものもいれば、やや疲労の色が見え始めたものもいる………
そしてレース序盤から続いていたこの６位争いは………
ついに片岡ＦＺＲ２５０Ｒが渡辺ＣＢＲ２５０Ｒのインを………
きっちりと奪い取った。
これまでなんとか凌いできた渡辺だったが、さすがに今回はアウトから被し返すことが出来ず………
７位へとポジションダウン。
さらに後方からは＃２７池原が迫る。
＃２７池原は渡辺の隙を見逃さず、一気に襲いかかった。
さらに２位争いでは………
＃４１加野が＃３１水野を急襲。
排気音が聞こえる範囲にまで近づきプレッシャーを与える。
ここは「岡魂」の見せ所か。
さらにその２位争いから距離を置かずに、４位争いを展開する皆藤ＣＢＲ６００ＲＲと望月Ｚ１０００。
先程渡辺をパッシングした片岡は単独６位へ。
その後方、７位集団は５台へと膨らみ………
グループ先頭の渡辺から………
１１位の＃４３伊藤までチャンスがありそうだ。
Ｂクラスで初の単独トップを快走しながらも………
まったくペースの緩まない中村。
クロスプレーンＲ１を自在に操り、２８秒前半ペースを堅持。
そして２位争いには、皆藤ＣＢＲ６００ＲＲと望月Ｚ１０００が完全に追いつき、４台の争いへ。
ここで７位争いに動き。
渡辺ＣＢＲ２５０Ｒにプレッシャーをかけ続けていた池原Ｓ１０００ＲＲが、１コーナーで前へ。
これで７位へと浮上。
さらにペースアップを試みる。
レースも残りは僅か。トップを独走する中村………
そして終盤になり踏ん張りを見せる＃３１水野。３位の加野ＧＳＸＲ１０００はやや離され………
すぐ背後に追い上げてきた＃２１皆藤と望月。
デッドヒートを繰り広げながら………
さらに前を目指す。
３台の９位争いの後方１．５秒ほどに………
トップの中村が迫ったところでファイナルラップへ突入。
２位争いも最後までもつれそうだが………
残り僅かと知ってか、９位争いでは＃２５加藤が＃２９古溝に仕掛ける。
しかしインは割れず。すぐ背後にトップが迫ってきた。
中村は余裕を持って最後の３コーナーをクリア。
そのまま独走でチェッカーフラッグを受けた。
そして２位争いを制したのは、昨秋以来の出走となった水野ストリートリプル。３位に加野、４位に皆藤、５位に望月。
単独６位には片岡。
同じく７位に池原。
８位に渡辺。
９位に古溝、１０位に加藤、１１位に伊藤の順で全車チェッカーへ。
ゴル耐という長丁場で、Ｂクラス初優勝を遂げた中村Ｒ１。
ひたむきで真摯な姿勢に隠れファンも急増中!?
今後はさらに安定感ある走りでＡクラスを目指したいところ。
おめでとう！
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
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※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
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２０１４ 第５回 ５/２５(日) 梨本塾開催！
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これを察するに………
【梨本塾は３３秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居はございません。３５秒でも４０秒でも
もちろん大歓迎です。バイク乗りの皆さんに楽しく
遊んで貰う場所、それが梨本塾です。
「トミンで４０秒を切れません………」
「筑波で２分を切れません………」
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「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください（＾＾）/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで４０秒が切れません→ＯＫ
筑波で２分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>お申し込みを!!
初参加の方もぜひぜひお越し下さい。
「梨本塾で会いましょう!」
２０１４ タイムアタックＧＰ 開催！
第１回 ２０１４年５月１５日（木） →受付開始。
第２回 ２０１４年１１月６日（木）
申し込みフォームは>>コチラから。 ※ 受付開始は 第１回が4/1～、第２回が10/1～となります。
【 梨本塾スペシャル ２０１４ トミンタイムアタックＧＰ 】
２０１３年に第１回を開催し、おかげさまで好評イベントとなりました。２０１４年シーズンは年２回開催となりますのでご案内いたします。
タイムアタックＧＰとは、申請ベストタイム順での少人数クラス編成（５人マックス）を行い、その中で各自がタイムアタックを繰り返すものです。もちろんコースは外因をシャットアウト、終日完全貸切とし、気心のしれた塾生同士で切磋琢磨するフルアタックとなります。
なんといっても目玉は塾長も本気でタイムアタックを行うこと。以前は梨本塾時にも走行していた塾長ですが、最近はもっぱらレッスンに徹しており、その中で現在の塾生から『ナマで走りが見たい』という要望も多く『ならば走ろう』という運びとなりました。
・ 現地タイヤ交換サービス実施（台数限定、要事前予約）
・ ZiiXラップタイマー現地販売（１３１００円）
以下、簡単な参加資格とレギュレーションです。
【参加資格】
１．梨本塾参加者であること（過去に一度でも参加していればＯＫです）。
２．過去ベストタイムが２９秒４９以下であること。
３．梨本塾及びトミンモーターランドの規則をしっかりと守れること。
【レギュレーション】
１．タイム計測器がマシンにしっかり装着されていること。
２．当日のベストタイムを的確に自己申告できること。
３．トミンモーターランドの走行規定に合致した車両であること。
※ タイム計測器は参加当日梨本塾からも購入可能です。
詳細は>>こちらから。
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２０１４ゴル耐、引き続いてのレースはＫ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｂクラス決勝。
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そして６位争いは………
時代を超えて、ＣＢＲ２５０ＲとＦＺＲ２５０Ｒの２台が展開。両者一歩も譲らず。
トップのラップタイムは２８秒中盤から前半へ。
２番手以降は２８秒中盤が精一杯といった感じだ。
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ここのところ好調な中村だったが、ここへ来てさらに一段階段を登ったようだ。
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９位争いでは、それまで後方を走っていた古溝ＧＳＸＲ６００が、加藤ＣＢＲ２５０Ｒのインをついて………
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ついに片岡ＦＺＲ２５０Ｒが渡辺ＣＢＲ２５０Ｒのインを………
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さらに２位争いでは………
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