２０１４年度 第５回 梨本塾 トミン レポ③ Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ａクラス
５月梨本塾、最初の決勝レースとなるのは、Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ａクラス。
Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ出走前、初参加者にはショートブリーフィングが行われた。速さ強さの前に、まずはルールを共有しなければならない。これがサーキットを走るすべてのライダーの義務。
そこからフリー走行へ。
全１１台が整列。フロントローはすべてＣＢＲ６００ＲＲという布陣。
日章旗が掲げられて………
振り下ろされると同時にスタート。
好スタートを切ったのは………
ポールポジションから出た＃２人見、そしてセカンドポジションから出た＃１篠塚。＃３山中は若干遅れてしまい………
＃４榎本にポジションを奪われる。そして梨塾双頭龍ともいえる二人の争いは………
両者一歩も引かずに………
Ｓ字へ。イン側で篠塚が粘り、なんとか前へ出た。５番手に因藤、６番手に村雲というＧＳＸＲ勢、さらにその後方に山本ＺＸ１０Ｒと続き………
８番手に初参加の堀口デイトナ６７５、９番手に高橋ＣＢＲ６００Ｆ、１０番手にやはり初参加となる亀山ＧＳＸＲ７５０。
セカンドローから出た佐々木ＦＺ７５０は………
大きく出遅れて最後尾へ。
一周目をリードして戻ってきた篠塚ＣＢＲ６００ＲＲ。予選での鬱憤をここで晴らせるか。
一方ここで＃２２村雲を交わして５番手へと浮上したのは、＃５山本ＺＸ１０Ｒ。
さらに村雲の背後には堀口デイトナ６７５が迫る。
快調に飛ばし始めたトップ篠塚の後方で………
＃２人見のペースが上がらない。そこへ＃４榎本が襲いかかる。
予期せぬマシントラブルのためにピットインする人見ＣＢＲ６００ＲＲ。残念ながらこれでリタイヤとなってしまう。
そうとは知らず、さらにペースアップする篠塚。予選タイムを上回るタイムを連発。
２番手へ浮上した榎本も、これをなんとか追いたいところ。
スタートミスをした＃３山中は、予選では６秒台に入れたものの、決勝では序盤ペースが上がらない。今季初出走となる＃８因藤にまくし立てられる。
５位集団の中から一歩抜け出したのは山本ＺＸ１０Ｒ。６月末の筑波サーキットレースに向けて、さらに気を引き締める。
トップの篠塚が徐々に後続を引き離し始めた。
１．５秒後方に榎本、さらに１．５秒後方に山中、因藤という３位争い。
さらにそこから２秒ほど空けて、山本を筆頭とする６台の５位争い。
予選で大躍進の＃２２村雲、そして初参加の＃２７堀口が競り合う。さらにその後方では………
セカンドローからスタートしたものの、最後尾まで転落した＃６佐々木が………
初参加の亀山ＧＳＸＲ７５０のインを狙う。
快調に周回を重ねるトップの篠塚ＣＢＲ６００ＲＲ。
２６秒後半から２７秒前半ペースの２位～４位。
単独５位を走る山本も、２７秒前半ペースまで戻した。
そして＃２２村雲を筆頭とする６位争いの集団は、２７秒中盤から後半と行ったペース。
予選では２位に甘んじたものの、決勝では相変わらずの勝負強さを見せるキング篠塚。
２番手を走る榎本も、予選タイムを上回るペースではあるものの、篠塚に追いつけない。
そして３番手を走る山中は、レース中盤から後半にかけて、ようやく本来のペースを取り戻し………
前を走る榎本を視野に捉えた。
山中からやや話されての単独４位は因藤ＧＳＸＲ１０００。
出走者全員が２７秒５以下というハイレベルながら、早くもバックマーカーに追いつきそうな篠塚。
レース後半、＃６佐々木が＃３０亀山を捉えて９位へと浮上、さらにその勢いを持ったまま………
＃７高橋をパッシング。
いつものパッシングシーンに見えたが………しかし高橋の視線がおかしい！？
なぜか１コーナーでまったく減速出来ないまま………
コースオフ。
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前回実績 初参加初トミン⇒一気に２８秒４ ベスト２７．３⇒２６．７
３５秒⇒３1秒 ３1秒⇒２９秒 ２９秒⇒２８秒 ２８秒⇒２７秒 ２７秒⇒２６秒 ２６秒２⇒２５秒９９
「サーキットで真剣に遊びたい!」
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「タイムよりもせめて膝擦りたい…」
「いい加減Ｄクラス卒業したい…」
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そのままもんどり打って………
転倒してしまう。
幸いダート上での転倒だったため………
大きな怪我にはならず。
しかしそもそもの要因は「ブレーキが抜けたこと」だった。１コーナーブレーキング時にタッチがなくなってしまい、レバーが完全に入ってしまっても効力が立ち上がらず、そのままオーバーランしてしまったとのこと。
マスターには、某メーカーのアフターパーツを導入していたようだが………。
これにより、イエローコーションへ。数周する間に転倒車両撤去とコース確認が行われ………
グリーンフラッグでレース再開。
トップの篠塚が、９位亀山のすぐ背後に迫る。
そして１コーナーでパッシング。
対照的な二人のライディングフォーム。
２位の榎本との間に、１台割り込ませた格好。
残り周回は僅かだが………
さらに篠塚は手綱を緩めることなく………
８位の＃２２村雲のインを割る。
２位の榎本との間に２台を入れたまま………
独走でチェッカーへ。
そのすぐ背後で、８位に村雲、９位に亀山の順でゴール。榎本は単独の２位。
やや離れての３位には山中。
４位に因藤。
最後までもつれた５位争いを制したのは山本、６位に堀口、追い上げた佐々木は７位でチェッカー。
いくつか波乱のあったＫ－ＲＵＮ－ＧＰ Ａクラスだが、ひとまずライダーは全員無事。
これで今季四勝目を上げた篠塚。もちろんランキングもトップを独走中。
次週は筑波選手権第２戦。ここでもさらなる躍進を狙って………。
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
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また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
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【梨本塾 ３３秒】
これを察するに………
【梨本塾は３３秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居はございません。３５秒でも４０秒でも
もちろん大歓迎です。バイク乗りの皆さんに楽しく
遊んで貰う場所、それが梨本塾です。
「トミンで４０秒を切れません………」
「筑波は２分を切れません………」
「もてぎで４分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください（＾＾）/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで４０秒が切れません→ＯＫ
筑波で２分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>お申し込みを!!
初参加の方もぜひぜひお越し下さい。
「梨本塾で会いましょう!」
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