２０１４年度 第５回 梨本塾 トミン レポ⑤ Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｃクラス
５月梨本塾、三つ目のレースとなるのは、Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｃクラス決勝。
「可能性のタイム帯」ともいえる２９秒台が、もっとも多い今回のＣクラス。
全１１台がグリッドに整列し、勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは………
ポールポジションから飛び出した＃４５安倍。
３番手スタートの加藤ＣＢＲ２５０Ｒとラインが交錯し、あわや接触。
互いにギリギリで回避して１コーナーへ。３番手には三列目よりジャンプアップを果たした緒方ハイパーモタード、４番手に高島デイトナ６７５、５番手にスタートで出遅れた松野ＳＭＲ４４９、６番手に西村ＣＢＲ６００ＲＲ、７番手に関ＧＳＸＲ１０００、８番手に種茂ＣＢＲ２５０Ｒという順だったが………
１コーナーからＳ字にかけて激しいポジションの奪い合いが起きる。
この結果、青木デイトナ６７５がはじき出される格好に。
９番手に大塚Ｓ１０００ＲＲ、１０番手に青木デイトナ６７５、１１番手に五十嵐ＣＢＲ２５０Ｒとなった。
トップは３コーナーから………
最終コーナーへ。
安倍ＣＢ４００ＳＦがリードして一周目を終える。
８番手争いは、西村と大塚。しかしここで順位は動かず。
４００と２５０がレースを牽引するという、先程のＢクラスとは真逆の展開。
３番手、５番手にはモタード、挟まれる格好でミドルＳＳと続く。
様々な機種が入り乱れて色彩豊かになるのも、このＣクラスから。
トップは２９秒台中盤ほどで周回。
後続もしっかり追従する。
まだレースは始まったばかりだが………
今シーズン一番とも言える気温の高さからか………
レース後半を考えて、無茶な走りをするライダーはいない。
２９秒中盤から時折前半というアベレージで………
淡々と周回が消化されていく。
まだワンフレームにほぼすべての出走者が収まる状況。
非常に落ち着いた………
見ていても安心出来る流れだ。
これは嵐の前の静けさか………
それとも各自目一杯の結果か。
しっかりツボを押さえて鋭走する安倍。走り慣れたＣＢ４００ＳＦだけに、前回のＲ１よりも余裕が感じられる。
異色の２番手争い。コーナーはＣＢＲ、加速はハイパーモタード。何よりナンバーがサイこうだ。
さらにその後方には＃５１高島が迫る。そのすぐ背後にも松野ＳＭＲ４４９。
四台からなる６位争い、先頭は＃４９関、すぐ背後に初参加でクラスアップした＃６９種茂、＃４４西村、そして同じくクラスアップした＃３２大塚。
２番手の＃３１加藤がやや離され気味になる中で………
＃４７緒方が動く。１コーナーでプレッシャーをかけ始めた。
さらにそのすぐ後方高島も間を開けずにスペースを狙う。
もちろん松野もすぐ背後に張り付いたままだ。
５番手の松野と６番手の関との間には………
およそ２秒ほどのディスタンスが生じた。さらにここで＃４７緒方が………
加藤のインに鼻先を突っ込む。互いに排気音を感じる距離となった。
さらに４台の６位争いの中では、大塚Ｓ１０００ＲＲが西村に急接近。チャンスを窺う。
安倍が一歩リードというフォーメイションは変わらない。
安定したペース、ライディングで周回を重ねる。
しかしすぐその後ろでは大混戦。
４台によるポジション争いが続く。
こちらは３台による７位争い。初参加の＃６９種茂が、ＣＢＲ６００ＲＲとＳ１０００ＲＲを従え、ここまで踏みとどまっていたが………
まず１コーナーで西村ＣＢＲ６００ＲＲがインを奪う。
種茂も負けずなんとかやり返そうと………
帝王コーナー立ち上がりから様子を窺うが………
しかし次のストレートでは大塚Ｓ１０００ＲＲにもスペースを奪われてしまう。これで一気に２ポジションダウンの９番手へ。
１０位争いは青木と五十嵐の２台。
徐々にこの１０位争いの背後に忍び寄っていく、トップの安倍。
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前回実績 初参加初トミン⇒一気に２８秒４ ベスト２７．３⇒２６．７
３５秒⇒３1秒 ３1秒⇒２９秒 ２９秒⇒２８秒 ２８秒⇒２７秒 ２７秒⇒２６秒 ２６秒２⇒２５秒９９
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変わらず二位争いは熾烈。
ＣＢＲ２５０Ｒの加藤を筆頭にして、４台がしのぎを削り合う。
トップの安倍とはややスペースが出来て………
その差は２秒弱へと広がった。
ここで動いたのが４番手を走行していた高島デイトナ６７５。
前を走る緒方のインにラインを取って………
１コーナーで狙う。
しかしここでは前に出られず。残り周回を考えると、そろそろ勝負を仕掛けたいところだが………
そしてトップの安倍は………
１１番手を走る五十嵐ＣＢＲ２５０Ｒの背後に。
このバックマーカー処理をどうするかが、レースの決め手となりそうだ。
２位集団は、この間に差を詰めることが出来るか。
だが………
トップ安倍は冷静に………
セオリー通り………
１コーナーで五十嵐をパッシング。
危なげなくバックマーカー処理をした。
これで後続２位集団との間には１台が入ったことになる。そしてこの２位集団に………
関、西村、大塚からなる３台の６位グループが追いついてきた。
ここへ来て、セカンドグループは７台に膨れあがりそうだ。
そして迎えたファイナルラップ。
安倍はさらに１０位の青木をパッシングして………
１コーナーへ進入。
２位を走る加藤の前には………
２台のバックマーカー。その向こうにトップ安倍。
これは絶望的と言える距離感だろう。
そのまま安倍がぶっちぎりでチェッカーへ。続いて１０位青木、１１位五十嵐がゴール。
２位に加藤、３位には緒方、４位に高島………
５位に松野、６位に関、７位に西村。８位に大塚………
そして単独９位で種茂の順でゴール。
「やりましたね～！」
前回Ｒ１での参加がいい練習になった？ＣＢ４００ＳＦでは久々の出走となった安倍だったが、危なげない走りで勝利をものにした。ぜひこのマシンがＡクラスを走るところを見てみたい気がするが………
おめでとう！
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
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その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
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これを察するに………
【梨本塾は３３秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居はございません。３５秒でも４０秒でも
もちろん大歓迎です。バイク乗りの皆さんに楽しく
遊んで貰う場所、それが梨本塾です。
「トミンで４０秒を切れません………」
「筑波は２分を切れません………」
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「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください（＾＾）/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで４０秒が切れません→ＯＫ
筑波で２分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>お申し込みを!!
初参加の方もぜひぜひお越し下さい。
「梨本塾で会いましょう!」
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だが………
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２位を走る加藤の前には………
２台のバックマーカー。その向こうにトップ安倍。
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そのまま安倍がぶっちぎりでチェッカーへ。続いて１０位青木、１１位五十嵐がゴール。
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