2014年度 第7回 梨本塾 ”なし祭” トミン レポ⑦ K-RUN-GP Dクラス
特別開催となる7月梨本塾、「なし祭」。
最後のレースは、K-RUN-GP、Dクラス。
「最後も頑張って!」
思わず声援を送ったものの………
Cクラス決勝時より天候は暗転、時折ポツリポツリと雨粒が落ちてきた。
但し気温が高いことから、幸いウェット路面にはなっていない。全7台がグリッドに整列。フロントローにはSM450R、CB400SF、そしてGSXR1000が並ぶ。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは、ポールポジションから飛び出した菅原SM450R。
2番手に梨本亮CB400SF、3番手には中村GSXR1000と続く。
4番手に田口125DUKE、5番手に吉川MH900e、6番手に増田CBR250R………
そして7番手に竹浦CBR600RRの順で1コーナーへ。
トップの菅原が快調に3コーナーへ進入。
その後方では、S字から3コーナーまでの間に、#67増田がひとつ順位を上げて5番手へ。
予選でトップタイムをマークした好調さを維持して、一周目を終える菅原。
その菅原と、それほどタイム差はない#61梨本と#65中村が追走。
さらにその背後には田口。
早くも集団は縦長の構成に。
31秒台前半でラップする#63菅原。
これに対し、2番手以降は31秒中盤といったペース。
さらに逃げを打とうと試みる菅原だったが………
そこは「WOD」Wall of the D ことDクラスの壁が許さない。
時折落ちてくる雨粒に注意しながら走る菅原を猛追、背後につける。
3番手の中村は、やや離れてしまった。
そしてすかさず………
アタック開始。
得意の帝王コーナー進入で、菅原のインサイドを狙う。
しかしここでは菅原も引かずに首位を堅守。
しかし#61梨本亮はもちろん諦めることなく………
コーナー毎にプレッシャーをかけていく。
ラップペースは再び31秒前半へ。
ストレートでややアドバンテージを持つ菅原に対し………
1コーナーから………
S字………
そして帝王コーナー進入で勝負を仕掛けていく梨本亮。
まさに接触寸前と行った距離感だが………
「Wall of the D」の手綱は緩まない。
そしてこちらは6位争い。久々の参加となった吉川と竹浦によるガチバトル。
毎コーナーごとにプレッシャーをかけていた梨本亮だが………
どうやら狙いが定まったようだ。
1コーナーからS字、これまででもっともスピードを乗せて………
帝王コーナー進入で三度アタック。
そして………
梨塾ガレージ細々全開稼働中。
・ 暑い、あまりに暑すぎる………こんなときバイクなんか乗れるわけがない………
→ 乗らないなら梨塾ガレージへGO。その間バッチリメンテしときます(^^)
・ そもそもこんなに暑いのに、バイクがまともに走るわけがない。
→ 梨塾ガレージへGO。まともに走るようにしちゃいます(^^)
・ 路面温度60℃!?ムリムリ。
→ 梨塾ガレージへGO。タイヤ交換して気持ちよく走れます(^^)
気になったら今すぐ入庫、梨塾ガレージにはお盆も正月もありません。
可能な限り素早い対応で、あなたのマシンを絶好調に。
これまでの症例は………>>コチラから。
今度はインを奪取することに成功。
狭いスペースにマシンをねじ込んで………
首位奪還。
そのまま一気に逃げ切りを計る。
その前方には、6位争いの2台がバックマーカーとして現れる。
MH900eで快走する吉川と………
その背後でチャンスを窺う竹浦。
この二人の後方から………
トップ争いが近づく。
ここでレースディレクションより………
安全最優先のためのに、ブルーフラッグが提示される。
6位争いを行う#69吉川、#68竹浦に対して「トップグループが近づいている」ことを知らせる。
すぐにこれに気付いた#68竹浦が………
マシンを外に振ってレコードラインを譲ろうとしたそのとき………
そのアウトサイドから、トップ梨本亮がまさかのパッシング。
まったく予期していなかった竹浦は、危うく接触しかけた。かなり際どいシーンで、思わず場内からはどよめきが上がるほど。
どうやらトップ梨本には、ブルーフラッグが見えていなかったようだ。
1コーナーでは吉川もパッシング。
2位の菅原もこれに続き、再び首位争いへ。
ポツリポツリと雨は落ちているものの、ウェット路面になるほどではなく、それが逆に操作を難しくさせているようだ。
そして6位争いの後方からは………
単独3位の中村が迫る。
同じく単独4位の田口………
5位に増田。
ここで中村がバックマーカーをパス。
先行する2台を追う。
残り周回数も少なくなってきたところで………
2番手の菅原が猛プッシュ。
再び梨本にプレッシャーをかけていく。
しかし梨本も譲らず………
再びバックマーカーを視野に入れての戦いへ。
その前方には単独5位の増田と……
そして未だ続く6位争いの2台。
ここで竹浦が勝負を仕掛けたが………
吉川がなんとかインをキープ。
トップ2台は最終ラップへ突入。
帝王コーナー立ち上がり、やや難しいフォーメイションだったが………
まず梨本が増田のインを割って前へ。
菅原もなんとか鼻先をねじ込んで………
前に出た。だが………
結局そのまま最終コーナーを立ち上がり………
梨本がトップでチェッカーを受けた。僅差の2位に菅原、3位に中村。
以降、4位に田口、5位に増田、6位に吉川、7位に竹浦の順でゴール。
「お疲れ様でした」
どれだけ激しいバトルをしても、レースが終われば互いを称える―。
これぞ梨塾魂。
いよいよエイジシュートとでも言うべき74歳となった今季、梨本亮は好調さを示すように二勝目をマーク、シリーズランキングでも2番手につけて満面の笑みで締めくくる。
但し、笑っていられたのもここまで―。
記念撮影後、すぐに塾長から【厳重注意】処分を受ける。レース中盤、ブルーフラッグが振られた際にバックマーカーをアウトから抜き去った行為への訓告である。
「速い人が遅い人を守る。それがサーキット走行の鉄則です」
ほんの少し判断を誤れば深刻な結果を招いたかもしれないだけに、ベテランであろうと初心者であろうとそこは常に気をつけたい部分。
何事もなかったからといって、そのまま済ませてはいけない。
「おつかれ様でした」
梨塾ウェザーを示すかのように、レース終了と同時に雨足が強まり、フルウェットへ。
水も滴る梨塾ガール………
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。
2カット1セットで1000円~より。
ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。
メールタイトルには「第○回梨本塾写真希望」と明記してください。
※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
過去レポートも全部見れます>>公式レポートオールインデックス
過去リザルトも全部見れます>>公式リザルトオールインデックス
1080フルHDド迫力映像満載!>>K-RUN-MOVIE
うまくなるにはこの定番とも言うべき>>ウラメニューが必須!?
ウワサのニューマシンインプレッション>>Test the Bike.
2014 第8回 8/31(日) 梨本塾開催!
【現在早割】受付中!!
google検索ワードに出てくる
【梨本塾 33秒】
これを察するに………
【梨本塾は33秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居はございません。35秒でも40秒でも
もちろん大歓迎です。バイク乗りの皆さんに楽しく
遊んで貰う場所、それが梨本塾です。
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
「もてぎで4分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>お申し込みを!!
初参加の方もぜひぜひお越し下さい。
「梨本塾で会いましょう!」
梨塾ガレージってナニ?
ナンデモ屋?
その答は………>>コチラから。
ツイート
特別開催となる7月梨本塾、「なし祭」。
最後のレースは、K-RUN-GP、Dクラス。
「最後も頑張って!」
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2番手に梨本亮CB400SF、3番手には中村GSXR1000と続く。
4番手に田口125DUKE、5番手に吉川MH900e、6番手に増田CBR250R………
そして7番手に竹浦CBR600RRの順で1コーナーへ。
トップの菅原が快調に3コーナーへ進入。
その後方では、S字から3コーナーまでの間に、#67増田がひとつ順位を上げて5番手へ。
予選でトップタイムをマークした好調さを維持して、一周目を終える菅原。
その菅原と、それほどタイム差はない#61梨本と#65中村が追走。
さらにその背後には田口。
早くも集団は縦長の構成に。
31秒台前半でラップする#63菅原。
これに対し、2番手以降は31秒中盤といったペース。
さらに逃げを打とうと試みる菅原だったが………
そこは「WOD」Wall of the D ことDクラスの壁が許さない。
時折落ちてくる雨粒に注意しながら走る菅原を猛追、背後につける。
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そしてすかさず………
アタック開始。
得意の帝王コーナー進入で、菅原のインサイドを狙う。
しかしここでは菅原も引かずに首位を堅守。
しかし#61梨本亮はもちろん諦めることなく………
コーナー毎にプレッシャーをかけていく。
ラップペースは再び31秒前半へ。
ストレートでややアドバンテージを持つ菅原に対し………
1コーナーから………
S字………
そして帝王コーナー進入で勝負を仕掛けていく梨本亮。
まさに接触寸前と行った距離感だが………
「Wall of the D」の手綱は緩まない。
そしてこちらは6位争い。久々の参加となった吉川と竹浦によるガチバトル。
毎コーナーごとにプレッシャーをかけていた梨本亮だが………
どうやら狙いが定まったようだ。
1コーナーからS字、これまででもっともスピードを乗せて………
帝王コーナー進入で三度アタック。
そして………
梨塾ガレージ細々全開稼働中。
・ 暑い、あまりに暑すぎる………こんなときバイクなんか乗れるわけがない………
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その背後でチャンスを窺う竹浦。
この二人の後方から………
トップ争いが近づく。
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すぐにこれに気付いた#68竹浦が………
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そのアウトサイドから、トップ梨本亮がまさかのパッシング。
まったく予期していなかった竹浦は、危うく接触しかけた。かなり際どいシーンで、思わず場内からはどよめきが上がるほど。
どうやらトップ梨本には、ブルーフラッグが見えていなかったようだ。
1コーナーでは吉川もパッシング。
2位の菅原もこれに続き、再び首位争いへ。
ポツリポツリと雨は落ちているものの、ウェット路面になるほどではなく、それが逆に操作を難しくさせているようだ。
そして6位争いの後方からは………
単独3位の中村が迫る。
同じく単独4位の田口………
5位に増田。
ここで中村がバックマーカーをパス。
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再び梨本にプレッシャーをかけていく。
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吉川がなんとかインをキープ。
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菅原もなんとか鼻先をねじ込んで………
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結局そのまま最終コーナーを立ち上がり………
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以降、4位に田口、5位に増田、6位に吉川、7位に竹浦の順でゴール。
「お疲れ様でした」
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ほんの少し判断を誤れば深刻な結果を招いたかもしれないだけに、ベテランであろうと初心者であろうとそこは常に気をつけたい部分。
何事もなかったからといって、そのまま済ませてはいけない。
「おつかれ様でした」
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水も滴る梨塾ガール………
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
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2014 第8回 8/31(日) 梨本塾開催!
【現在早割】受付中!!
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【梨本塾 33秒】
これを察するに………
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というところだと思われますが………
そんな敷居はございません。35秒でも40秒でも
もちろん大歓迎です。バイク乗りの皆さんに楽しく
遊んで貰う場所、それが梨本塾です。
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
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梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
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これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
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ぜひぜひ遊びにいらしてください。
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