2014年度 第8回 梨本塾 トミンモーターランド レポ③ K-RUN-GP Aクラス

8月梨本塾、一つ目の決勝レースは、K-RUN-GP Aクラス。

午後2時過ぎ、タイムアタックにおいてAクラス入りした全10名がコースイン。

5分程度のフリー走行を経て………

グリッドへ。
ヘルメットあご紐、レーシングスーツやブーツ、グローブのファスナー、ベロクロ、脊髄パットのチェックなどを行った上で………
「例えどんなシーンであっても、前走者が転ぶ可能性を忘れない。その際には必ず避ける」
という強い意志を持って整列。いよいよスタートとなる。

勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝が始まった。

フロントローから2台のCBR600RRが飛び出して………

まずは#1篠塚がホールショットを奪う。その後方に#2榎本。さらに後方から#5因藤がポジションを奪おうとするが………

3番手に上がったか?

いや、若干膨らんだところを、間髪入れずに斉藤NSR250Rがインを奪い返して3番手を保持。5番手に山中、そして6番手に加野GSXR1000。

7番手に磯山TZR250R、8番手に皆藤CBR600RR、予選6番手からバックスタートとなったのは9番手の緒方CBR600RR、そして午前Bクラスから唯一ジャンプアップした池原S1000RRが10番手で1コーナーへ。

S字から帝王コーナー進入で………

何台かが互いを牽制するが………

順位は動かず。

3コーナーには篠塚がトップで進入。

そのまま最終コーナーを立ち上がる。

これまで全7戦中5勝という圧倒的な勝率を誇る#1篠塚が、オープニングラップを制す。

しかし今回は新しいリヤサスペンションを試用しているせいか………

序盤ペースはそれほどでもない。

これなら2番手以降の集団も十分追従できるペースだ。3コーナーでは#3斉藤NSR250Rが果敢にアタック。

4位集団の先頭は山中CBR600RR。

すぐ背後に#10加野、磯山TZR250Rと続く。

トップ集団は一定の間隔を保ったまま………

互いを探るようなペース配分。しかしその中で………

まず動いたのは、4番手の#5因藤。

先月もAクラスを賑わした因藤だが………

今回も猛烈なアタックを開始。

前走する斉藤NSR250Rにプレッシャーを与える。

これを察知したか、斉藤もややラインブレイク。しかしポジションはキープ。

5位以降は数珠つなぎだ。

トップの篠塚が27秒を切るくらいのスローペース、2番手の榎本が27秒前半といったところ。

5番手以降は、27秒後半から時折28秒台といったタイムだ。

周回毎に少しずつ糸を手繰るように………

じわりとペースアップしていく#1篠塚。

本当に僅かずつだが、2位集団との差が開いていく。

さらに4位の因藤と5位の山中の差は、すでに1.5秒ほどまで拡がってしまった。

そしてここで………

それまで4番手を走っていた因藤GSXR1000が、ややスライド気味に1コーナーへ進入………

斉藤をねじ伏せにかかる。

斉藤も外側でなんとか踏ん張っていたが………

因藤アタックの前では為す術なし。

これで3位と4位が入れ替わることになった。念のため?後方確認を行う因藤。実はこういった礼節こそが大事。

さらに前方榎本の迎撃態勢へ。

山中CBR600RRを筆頭とした5位争い。

CBR600RR(PC40)が3台、GSXR1000とTZR250Rが1台ずつ、都合5台によるバトル。

レース中盤に差し掛かると、今回初使用となったショーワ製サスペンションの感触をつかんだかのように、篠塚がさらにペースアップ。見る見る後続との差を拡げ始めた。

そしてこのバックビュー。
「ん?何か違う?」
そう感じたあなたは、すでにれっきとした梨本塾通の一人だ。

ようやくエンジンに火が入ったか、山中がペースアップ、後続を引き離しにかかる。

しかし前方2位集団との差はすでに3秒以上。果たして追いつけるのか。
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塾長とのマンツーマンレッスンが受けられる梨本塾個人レッスン【サシ塾】!!
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一人で無駄な時間、労力、リスクを背負って走るくらいなら、短時間で一気にレベルアップ!!
悪い部分は早めに吐き出しちゃいましょう!
【過去ベストラップ向上例】
前回実績 初参加初トミン⇒一気に28秒4 ベスト27.3⇒26.7
35秒⇒31秒 31秒⇒29秒 29秒⇒28秒 28秒⇒27秒 27秒⇒26秒 26秒2⇒25秒99

「サーキットで真剣に遊びたい!」
「今すぐ速攻でベスト更新!」
「タイムよりもせめて膝擦りたい…」
「いい加減Dクラス卒業したい…」
「やっぱり26秒の扉を開きたい…」
「マシンセッティングを整えたい…」
「ただ…うまくなりたいんです…」
「このバイク…色々合ってるか教えて…」
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快調に飛ばす篠塚と………

激しい2位争いを開始した榎本と因藤。

静かに快走する篠塚の後方では………

時折激しいスキール音も。

さらにそこから間隔を開けての5位争い。

本調子ではない山中を………

久々の参加となった加野が攻め立てる。

そのすぐ後方には#6磯山。

そしてすっかりAクラスが定着した、クラス最年長の皆藤。

ニューマシンの緒方もフロントホイールをリフトアップさせて気合いを入れる。

余裕を持ったペースで走る篠塚だが………

実はいつもと違うのは、装い。ちなみに先月は………

この定番スタイルだった。果たしてこの意味するところは………!?

膠着する2位争い。

同じく4位争いも動かない。

3コーナーでは加野が攻め立てるが………インを突くまでには至らない。

レースはいよいよ後半戦へ。

それぞれがバトルするグループ内でそれほど大きなアドバンテージを持っていないために………

なかなかその相手を抜き去ることが出来ない。

いたずらに仕掛けるばかりでは………

周回数は減っていくばかりだ。

果たしてチャンスはあるのか。

それとも―。

ここでトップ篠塚が10位を走る池原の背後に迫る。

レース終盤での、バックマーカー。

一度1コーナーで仕掛けるが………

ここではS1000RRのインを割れず。

しかしS字から帝王コーナーにかけて………

恐らく池原も背後に気付いたのだろう、篠塚が前にでる。

これで再び前は開けた。

その池原の背後に、今度は2位集団が迫る。この処理の仕方によっては、レースが大きく動く可能性がある。

それは5位争いも同様だ。

いつものYONEZOではなく、今回はプリカーナな篠塚CBR600RR。

そして後方2位集団も………

池原をバックマーカー処理する。斉藤NSR250Rがやや遅れたか。

5位争いは磯山と皆藤が脱落、山中と加野の2台に絞られた。

単独9位は緒方。

その2秒ほど後方で、篠塚がファイナルラップに突入する。余裕を持ったペースだが、それでも………

2位集団との差は3秒以上に拡がった。

4位斉藤も池原の前へ。

レース開始から横綱相撲を展開した篠塚が………

最後はフルスロットルで………

チェッカーへ。これでシーズン8戦中6勝目をマーク。

最後まで2位を守り切ったのは榎本、悔しい3位に因藤。以降、4位に斉藤、5位に山中、6位に加野、7位に磯山、8位に皆藤、9位に緒方、10位に池原の順でゴール。

「思ったより疲れました」

さて今回、キングの装いが異なる理由、それは………

今から遡ること5年前の2009年、篠塚初参加の4月梨本塾のときの画像。バイクはDRZ400だった。
この後、9月の本格参戦よりこの2014年8月大会まで丸々五年間、なんと篠塚は一度たりとも欠席することなく、骨折を押してまで「フル参戦」し続けてきた。

モタード仕様DRZでメキメキと頭角を現し、なんとその年の12月にはAクラスで優勝してみせた。

あれから5年。一度も休まず参加を続け、その間マシンはCBR600RRへ、さらにレースベースのCBR600RRへと変わり、フィールドはトミンモーターランドから筑波サーキット、さらには選手権にまで出場するほどになったが、未だ衰え知らずなのはそのバイタリティ。
恐らくもっともトミンモーターランドを多く周回しているライダーの一人でありながら、未だ飽くなき探究心は底を見せていない。
およそ15年の歴史の中で、塾長が「第三期」という現在の梨本塾を成形したのも、この篠塚の強い個性とスタイルがあったからこそと言えるだろう。

「若い人、早く自分を追い越して下さい」

そう笑う拳には、しっかりと五年分以上の何かが握りしめられていた―。
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。
2カット1セットで1000円~より。
ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。
メールタイトルには「第○回梨本塾写真希望」と明記してください。
※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
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うまくなるにはこの定番とも言うべき>>ウラメニューが必須!?
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【梨本塾 33秒】
これを察するに………
【梨本塾は33秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居は一切ございません。
35秒でも40秒でももちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
「もてぎで4分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。

梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
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初参加の方もぜひぜひお越し下さい。

「梨本塾で会いましょう!」

梨塾ガレージってナニ?
バッタ屋?ナンデモ屋?
その答は………>>コチラから。
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5位争いは磯山と皆藤が脱落、山中と加野の2台に絞られた。

単独9位は緒方。

その2秒ほど後方で、篠塚がファイナルラップに突入する。余裕を持ったペースだが、それでも………

2位集団との差は3秒以上に拡がった。

4位斉藤も池原の前へ。

レース開始から横綱相撲を展開した篠塚が………

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最後まで2位を守り切ったのは榎本、悔しい3位に因藤。以降、4位に斉藤、5位に山中、6位に加野、7位に磯山、8位に皆藤、9位に緒方、10位に池原の順でゴール。

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この後、9月の本格参戦よりこの2014年8月大会まで丸々五年間、なんと篠塚は一度たりとも欠席することなく、骨折を押してまで「フル参戦」し続けてきた。

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