2015年度 第1回 梨本塾 トミンモーターランド レポ④ K-RUN-GP Bクラス
1月梨本塾、二番目のレースは、K-RUN-GP Bクラス決勝。
全9台がグリッドに整列。フロントローにはRGV-γ、GSXR750、そしてデイトナ675が並ぶ。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは、ポールポジションから飛び出した中村RGV-γ。川畑デイトナ675がそのインを狙うが………
中村がホールショットを奪取。3番手に安居GSXR750………
4番手に磯山ZX12R、5番手西村CBR600RR、6番手新井ZX6RR、7番手関GSXR1000、8番手片岡FZR250R、そして9番手に田口RGV-γ250SPと続く。
トップは3コーナーへ。その後方で#6新井が#26西村の前に出て、さらに………
#25片岡も西村のインを割る。これで6番手へ浮上。
トップに立った中村は、序盤から快調なペース。
しかしすぐ背後には、#29川畑がつける。
3番手の安居の後方には、#47磯山を筆頭とした4位争い。1200cc、600cc、そして250cc。
29秒台ペースで始まった首位争い。
その後方では、磯山ZX12Rが3位の安居GSXR750に追いつき………
3位争いは、4台に膨れあがった。こちらも首位集団に追いつきそうだ。
コーナリングにアドバンテージを持つ#21中村、そしてストレートでは優位な#29川畑。
その背後から迫る、3位争い。
周回ごとにペースは上がり………
29秒中盤から前半といったところで落ち着きそうなタイミングで………
#29川畑が仕掛ける。
しかし中村もこれを安易に許さず………
アウトから被せて川畑を牽制。
#24安居を筆頭とした3位争いも、完全にトップ集団に追いついた。
厳寒期であるためラップタイムこそ伸びていないが、この6台のトップ集団のうちの半分ほどが、持ちタイム27秒台の猛者である。
6台の首位争いから4秒ほど後方に、3台の7位争い。
翌周、再度勝負をしかける川畑。ストレートでスピードを乗せ、1コーナーでブレーキングを遅らせるが………
しかし中村はさらに奥にクリップを取って、鼻先を抑える。
あわや接触というシーンだったが………
ひとまず難は逃れた。
この首位バトルが激しくなるほどに………
後続の猛者たちも、こぞって牙を剥く。
再三に渡って川畑が仕掛けるが………
中村はけして手綱を緩めない。
ここで痺れを切らしたのか………
川畑がそれまででもっとも強く加速し………
もっとも深くブレーキング………
リヤタイヤを浮かせるほどのハードブレーキングだったが………
中村も負けじと応戦。
しかし互いにこれでは………
「当たる………」
そんな距離感だった。ここでも辛うじて接触を免れ………
それぞれ大きくラインブレイクしたものの、事なきを得る。
レースは、まだ半分を終えたばかりだ。
梨本塾、特別割引受付中。
今月梨塾、まだまだ空いてます(^^
ブログを見た方限定シークレットプランあり。本日9日、最終日。
① 初参加の方
② 自走参加の方
~2/9(月)申し込み分まで適用。
申し込みフォーム割引申請欄には
「シークレットプラン①or②」とお書き添え下さい。
寒いときこそ練習になる?
皆さんのご参加を、お待ちしております(^^)
お申し込みは>>コチラから。
毎周のように繰り広げられるトップ争いの後方で………
一気に距離を詰めてきたのは、磯山ZX12R。
今回は、長年慣れ親しんだTZR250Rから、これまでツーリングメインで使用してきたZX12Rを持ち込んでの善戦。
午前はCクラススタートとなったが………
K-RUN-GPではBクラスにジャンプアップ、またこの決勝レース中にいいタイムも連発している。
その磯山が………
1コーナーでたびたび安居に仕掛ける。
安居と、その前のトップ2がやや離れてきたことを嫌ってのプッシュだろう。
一方トップ争いでは………
変わらず川畑が鼻先を突っ込むものの………
それをへし折るようにアウトから被せる中村。
ここまで幾度となくブレーキング競争を仕掛けられているが………
一歩も引くそぶりを見せない。
この初代88年型Vガンマの開発者も………
まさか2015年にもなって、現行のスーパースポーツと対等に渡り合うとは思っていなかったに違いない。しかし現実にはデイトナ675、GSXR750、ZX12Rや6RRなどを抑えて、立派に首位を快走している。
その後方3位争いではついに動きが。
間合いを探っていた磯山が、一気に安居のインを奪い………
これで3番手へと浮上。
この決勝中のラップタイムは、28秒台に突入。
TZR250RではAクラスも度々走っていただけに、レース終盤に入って底力発揮といったところだろうか。
3番手に上がった磯山が………
さらにトップ2との距離を縮めようとしたところで………
残りは僅かに二周を切った。
4位争いも苛烈に。
首位を守り続けた中村、そのすぐ背後につけたまま19ラップを消化つつある#29川畑………
それぞれ万感を秘めて………
いよいよファイナルラップへ。
3台による7位争いも未だ続いている。
7位を走る西村………
8位の関………
そして9位の田口。ともに29秒中盤から後半と行ったペースだ。
恐らく「最後の攻防」と思われる1コーナーに向かって………
それぞれアクセルを引きちぎらんばかりにガスオン。
ここでのチャンスにかけた川畑だったが、ポジションは奪えず。
ファイナルラップに入っても、首位を走る中村に守りの姿勢は見られない。
最後のパッシングポイントともいえる3コーナーをきっちりと締めて………
最終コーナーから………
ホームストレートへ。ここでももう一度川畑が仕掛けるが………
中村が首位のまま………
真っ先にチェッカーフラッグを受けた。
悔しい2位に川畑、3位に磯山。
そして4位には安居、5位に新井、6位に片岡。
7位に西村、8位に関、9位に田口の順でゴール。
最後の最後まで死闘を演じた二人。接触がなくて何より。
14年度3月大会以来、10ヶ月ぶりの参加となった中村。
ややブランクは開いたものの、最後までけして「緩めない」走りは健在、開幕戦を見事な勝利で飾った。
梨本塾においても、その管理の難しさから年々2サイクルマシンが減っているが、中村にはぜひともこの美しいRGV-γで、さらなる快進撃を期待したい。おめでとう!
つづく。
文中敬称略。ご了承ください。
この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。
2カット1セットで1000円~より。
ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。
メールタイトルには「第○回梨本塾写真希望」と明記してください。
※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
過去レポートも全部見れます>>公式レポートオールインデックス
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うまくなるにはこの定番とも言うべき>>ウラメニューが必須!?
ウワサのニューマシンインプレッション>>Test the Bike.
2015 第2回 2/22(日) 開催!
【早割受付中】
google検索ワードに出てくる
【梨本塾 33秒】
これを察するに………
【梨本塾は33秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居は一切ございません。
35秒でも40秒でも、もちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく1日遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
「もてぎで4分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>次回お申し込みチェックを!!
初参加の方もぜひぜひお越し下さい。
「梨塾で会いましょう!」
梨塾ガレージってナニ?
バッタ屋?ベンリ屋?ナンデモ屋?
その実態は………>>コチラから。
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1月梨本塾、二番目のレースは、K-RUN-GP Bクラス決勝。
全9台がグリッドに整列。フロントローにはRGV-γ、GSXR750、そしてデイトナ675が並ぶ。
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中村がホールショットを奪取。3番手に安居GSXR750………
4番手に磯山ZX12R、5番手西村CBR600RR、6番手新井ZX6RR、7番手関GSXR1000、8番手片岡FZR250R、そして9番手に田口RGV-γ250SPと続く。
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29秒台ペースで始まった首位争い。
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その背後から迫る、3位争い。
周回ごとにペースは上がり………
29秒中盤から前半といったところで落ち着きそうなタイミングで………
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厳寒期であるためラップタイムこそ伸びていないが、この6台のトップ集団のうちの半分ほどが、持ちタイム27秒台の猛者である。
6台の首位争いから4秒ほど後方に、3台の7位争い。
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しかし互いにこれでは………
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その磯山が………
1コーナーでたびたび安居に仕掛ける。
安居と、その前のトップ2がやや離れてきたことを嫌ってのプッシュだろう。
一方トップ争いでは………
変わらず川畑が鼻先を突っ込むものの………
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まさか2015年にもなって、現行のスーパースポーツと対等に渡り合うとは思っていなかったに違いない。しかし現実にはデイトナ675、GSXR750、ZX12Rや6RRなどを抑えて、立派に首位を快走している。
その後方3位争いではついに動きが。
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3番手に上がった磯山が………
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残りは僅かに二周を切った。
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そして9位の田口。ともに29秒中盤から後半と行ったペースだ。
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悔しい2位に川畑、3位に磯山。
そして4位には安居、5位に新井、6位に片岡。
7位に西村、8位に関、9位に田口の順でゴール。
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2015 第2回 2/22(日) 開催!
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「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
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