
2015年度 第3回 梨本塾 トミンモーターランド レポ③ K-RUN-GP Aクラス
3月梨本塾、一つ目の決勝レースはK-RUN-GP Aクラス。

フリー走行を経て、9台がグリッドに整列。本来は全10台だったが、予選6番手の新井が、マシン不調により出走前リタイヤとなった。
フロントローには2台のCBR600RRとCBR600Fが並ぶ。

勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。

ファーストローの3台が好スタートを切り………

我先にと1コーナーへ雪崩れ込む。

ほとんど横一線といった形だったが………

ここでラインが交錯した篠塚と榎本が僅かに接触。

この結果………

ホールショットは高橋CBR600Fが決め、2番手に篠塚、アウトに膨らんだ榎本のインから尾崎ZX10Rが前へ。

4位に榎本CBR600RR、5位に山中CBR600RR、6位に皆藤CBR600RR、7位に大塚S1000R、8位に佐々木FZ750、9位に斉藤690DukeR。

S字から帝王コーナーにかけて佐々木が仕掛けて7位へ。

今シーズン、初めてトップに立った高橋が………

レースを引っ張る形となる。

これまではいつも篠塚が前に出ていたため………

いつものAクラスとは………

違ったフォーメイションだ。

トップ集団がファーストラップをクリア。

路面温度は午前中ほど高くはないが………

辛うじてドライ路面は保たれている。

このAクラスでは………

大半がトランポ+発電機+タイヤウォーマー装着組だが………

トップを走る高橋、3位の尾崎、そして5位を走る山中の3名は、それらを持たない自走参加組だ。

順位は動かぬまま、セカンドラップをクリア。

トップグループ、二周目のラップタイムは27秒前半。

路面の反応を見ながら………

タイヤの感触を確かめつつ………

徐々にペースアップしていく。

トップグループが26秒後半に入り出すと………

4位榎本と5位山中の距離が少しずつ開き始めた。

5位争いは山中と皆藤の2台、6位争いは佐々木、大塚、斉藤の3台。

#3高橋は26秒8~9といった、ほとんど自身のベストタイム付近で周回を重ねる。何しろ「キング」を従えてのトップ走行だけに、恥ずかしい走りは出来ないという思いが強いのだろう、渾身のアタックラップが続く。

その後方6位争いでは………

次週に筑波選手権出走を控えながらも調子の上がらぬ佐々木と………

予選でベストを更新して波に乗る尾崎が火花を散らす。

こちらは27秒後半ペースだ。

このままなんとかトップを守りたい高橋………

しかしまだまだレースは序盤戦であり………

守りの姿勢では………

間違いなく隙を狙われる。

そんなプレッシャーからか、高橋は時折大きくラインブレイクしてしまう。

その隙を逃すまいと………

やはり次週に筑波選手権初戦を控えた篠塚が………

僅かに開いたスペースに………

マシンをねじ込もうとする。
しかし順位が動いたのは首位争いではなく………

その後方、7位争いだった。
ここまで激しくバトルしてきた2台だったが、#9大塚が痺れを切らしたかのように………

レイトブレーキング。

しかし佐々木のブレーキングも深く………

両者は重なり合う格好へ。

ここで完全に接触してしまい………

そのまま折り重なるようにグラベルへ突入。

土手を登って………

なんとか停止。それぞれ転倒は免れたものの、この時点でリタイヤとなる。

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大塚、佐々木の2台が接触からリタイヤとなったものの、その後の処理でエンジンがかからず、安全帯への移動で時間がかかり、思いのほかイエローコーションが長く続いた。
コースが完全にクリアになるまでには5周を要したが、ここでようやくグリーンフラッグが提示される。

繰り返しになるが、梨本塾K-RUN-GPルールでは、このコントロールラインより先で初めて「ペース復帰」が許され、さらにイエローコーションで30km/hキープ状態の車両に追いついてしまった場合には、その背後で彼らがコントロールラインを通過するまで追い越しは出来ない。

思わぬ形で「トップを走り続ける」ことになった高橋。

しかし残りは5周、これはもしかするかもしれないと思い始めたその矢先………

1コーナーでオーバーラン。

すかさず篠塚が間合いを詰めて………

インを狙う。

しかし続く帝王コーナーでは高橋がスペースを閉じて………

なんとか首位を守った。

イエローコーションが解けてから………

ペースは27秒中盤にまで落ち込む。

一度タイヤが冷えてしまったからか………

それとも高橋が毎周オーバーラン気味になっているためか。

いずれにしても残りは僅か。

なんとかして首位を守りたいところ。

このまま数周耐えれば………

高橋自身にとっても「初の栄冠」となるのだが………

しかし「キング」が見逃すはずがなかった。

ここまで数周、なぜか1コーナーで大きくラインを外していた高橋。

これを見越した篠塚が………

ラインをさらに内側に取って………

勝負を仕掛ける。

高橋も外側で踏ん張るが………

耐えきれず。

さらに後方から詰めてきた尾崎が………

そのインを狙う。

篠塚がトップに立ち、2位に高橋、3位尾崎という順で………

残りは僅かに二周となった。

勝負所を見逃さず………

ここぞという場面でトップに立った篠塚。

さらに2台の後方で、虎視眈々と首位奪回を狙う尾崎。

やや距離を置いての4位には、榎本。

さらに5位には山中。

トップに立った篠塚は、すぐに6秒台にまでタイムを回復。

そのままの勢いで………

ファイナルラップへ。

この日午後はコンディション変化によってタイムが伸び悩んでいたが、レース最終版になってそれを払拭する快走を見せる。

2位に落ちた高橋も粘走するが………

どうやら頻繁にギヤ抜けしているようで、思うようにペースを上げられない。これがオーバーランの原因だったようだ。

すぐそこまで「勝利」が来ていたはずだが………。

篠塚が最後の3コーナーを立ち上がって………

そのまま首位でゴール。

2位に高橋、3位に尾崎。

4位に榎本、

5位に山中、

そして6位に斉藤、7位に皆藤の順でゴール。

終盤まで厳しい展開が続いたものの、最後はしっかり締めた篠塚。

これで今季3連勝を達成。
次週の筑波選手権出走にも、弾みが付いた。おめでとう!
つづく。
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