
2015年度 第5回 梨本塾 トミンモーターランド レポ⑤ K-RUN-GP Cクラス

Cクラス、全10台がグリッドに整列。予選5番手の加藤は出走取りやめ。フロントローにはCBR600RR、GSXR1000、そしてデイトナ「650」が並ぶ。

ショートブリーフィングで、再度レギュレーションを確認。一人の誤解が全員の危険を生むことになりかねないため、ここは念入りに。

勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。

好スタートを切ったのは、ポールポジションから出た#41西村。

2番手には塚本GSXR1000、3番手に田口デイトナ600、4番手に八木R1と続き………

5番手に前田CBR1000RR、6番手に山田Ninja250、7番手に妹尾GPZ900R、8番手に柴VTR250、9番手に山内1198S………

そして10番手に今回も最年長の75歳、梨本亮CB400SFと続く。西村がトップで3コーナーに進入。

後方6位争いでは………

早くも3台が接近。

しかし順位は動かず。

トップに立った西村が、快調に周回を始める。

2番手の塚本以降も、なんとか追従したいところ。

ここで再びカワサキ同士の6位争い。

ZX10Rエンジン搭載のGPZ900R、妹尾が山田Ninja250のインを狙うが………

ここは山田がセーブ。さらにその後方では、1198Sの山内が………

柴のインをついて前へ。これで8番手へ浮上。

颯爽とトップを快走する西村。

ラップタイムは予選に匹敵する、29秒台前半へ。

さらにペースアップを試みる。

しかしここのことろ調子を上げている#49塚本、そして今回より、これまでのRGV-γではなくデイトナ650を持ち込んだ田口も、懸命に追走。

八木R1を筆頭とする4位争いは、29秒台中盤で推移している。

「戦友」とも言うべき榎本、皆藤の両名がAクラスで大活躍しただけに、西村もそれに走りで応えたいところ。

これを追いかける塚本、田口。ともにマシンは10年以上前のモデルだが、未だ色褪せず。

さらに#50八木も、渾身の走りでポジションをキープ。

先頃エンジンのフルOHを行い、パフォーマンスアップしたR1。

この4位争いの後方では………

#48山田妹尾が度々やり合うが………

Ninja250の山田がここまでうまくいなして、前へ出させず。

まだトップグループも視野にあるが………

その差は周回ごとに、拡まっている。

#50八木をなんとかパスしたい#47前田………

さらに#48山田の前に出たい#46妹尾………

それぞれの思惑が交錯するように………

ラインも交わる。

しかしなかなか思い通りにいかないのが………

レースであり、K-RUN-GPである。

自分一人で走っているならまだしも、そこにライバルがいて………

さらに他にも同じようなスピードレベルのライダーが多数いることで………

普段の走りは、簡単にスポイルされてしまう。

そこで苛立ちばかりが先行すると………

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チャンスはつかめない。

例えブロックラインで塞がれても………

きっとどこかに隙はあるはず。

常に状況を俯瞰できなければ、レースで前に出ることは出来ない。

逆にトップを快走する西村は、そんなしがらみに左右されず、走りにだけフォーカス。

これを追う2台………

塚本GSXR1000と………

田口も、29秒前半で力走する。

混沌とする4位争いは………

順位が動かぬまま、レースは後半へ。

ここでトップの西村がバックマーカーをパス。

さらに4位争いの集団も、バックマーカーのインへ。

ここで一瞬の隙が生じ、妹尾がアウトから勝負を仕掛けた。

しかし山田もインで粘り………

ここではなんとかポジションセーブ。

しかしその後、今度は妹尾がGPZに鞭打ち、外から一気にまくり上げる。

ブロックラインを封じ込める力業で………

6位へと浮上した。

さらに前を行く………

前田に狙いを定める。

その前田が一発勝負のブレーキングに出たところ、大きくジャックナイフ、止まりきれず八木に追突しかける。

しかし咄嗟に八木もマシンを起こして接触を回避。そしてラインブレイクした前田のインへ………

妹尾がマシンをねじ込んだ。

これで5番手へと浮上する。

そしてトップの西村は………

後続に対して圧倒的なリードを保ったまま、ファイナルラップへ。予選タイムでは2番手と100分台の差しかなかったが、決勝では大きなアドバンテージを築いた。

ストレート一本分後方に、塚本と田口の2位争い。

ここでも田口が最後のチャンスを狙う。

最後の3コーナーを回り、チラリと後続を見やる西村。

ぶっちぎりの独走で………

久しぶりのトップチェッカー。

榎本、皆藤の活躍に、しっかりと結果で応えて見せた。

最後まで続いた2位争いは………

塚本が前でゴール。僅差の3位に田口。

そして混戦の4位争いは………

最後まできっちりと走りきった八木がトップでゴール。追い上げた妹尾が5位、6位に前田、7位に山田。

9位に柴、10位に梨本………

そしてギリギリ周回遅れを回避しての8位に、山内。全員が無事にゴール。

後続を寄せ付けぬ独走劇に、ライバルからも祝福される。

パドックからも声援が。

予選では2位以下と僅差であったものの、決勝ではぶっちぎったその理由は―。
ラップアベレージが良かったのはもちろん、決勝中に、ベストタイムを大きく更新していたからである。ついに29秒の壁を打ち破って、28秒台に突入。
今後はBクラスでの上位入賞を狙いたいところ。

昨年12月大会以来となる勝利、そして今季初白星だったが………

何より嬉しかったのは、上位クラスで戦友たちが素晴らしい走りを見せ、自分もそれに続いたことだろう。
この勝利が、次のステップへの大きなきっかけとなるか―。
おめでとう!
つづく。
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