2015年度 第5回 梨本塾 トミンモーターランド レポ⑥ K-RUN-GP Dクラス
5月梨本塾、最後のレースとなるのは、K-RUN-GP Dクラス。初参加車の多いこのクラス、全11台がグリッドに整列。
フロントローにはストリートトリプル、CBR250R、そしてSM450Rが並ぶ。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは、ポールポジションから飛び出した佐藤ストリートトリプル。
2番手に菅原SM450R、3番手に工藤デイトナ675、4番手に下田S1000R、5番手に増田CBR250R、6番手に小見ルネッサ、7番手に堤690DukeR、8番手に重村モンスターと続き………
9番手に高橋ZX6R、10番手にジョン・スレッジVTR1000F、そして11番手には、スタートでエンジンストールしてしまった石川。
トップ2が抜け出す格好で………
1stラップをクリア。
その後方3位争いでは………
下田が工藤のインに滑り込んで………
ポジション奪取。3番手へと浮上。
早くも抜け出したトップ2。
これを追う下田。
4番手争いも、激しくなりそうだ。
トップ争いは、予選タイムを大きく上回る30秒台での争い。
後方6位争いでは………
堤が小見にプレッシャーを与える。
そして………
1コーナーで小見をかわして前へ。
さらにその後方では、追い上げてきた高橋が重村のインをついて前へ。
目まぐるしく順位が入れ替わる。
その頃トップ集団は、早くもバックマーカーの背後へ。
これをどう処理していくかで………
結果には大きなさがつくが………
ここで「グレー」なパッシング。K-RUN-GP中は「いかなる理由があろうとも、3コーナークリップ以降から最終コーナークリップまではパッシングしてはならない」というレギュレーションがあるのだが………
なんとも言えないタイミングで、菅原が前に出てしまう。上記規則には
「但しスローダウン車両がいた場合を除く」
という注意事項があり、このときはバックマーカーがラインを譲っているようにも見えたため、ひとまず処分は保留という形で進行。
すぐさま1コーナーでトップが入れ替わり元のフォーメイションへ。
気を取り直して、佐藤がペースアップ。
3番手の下田とは、約2秒ほどのさがある。
30~31秒台で快走するトップ2。3位の下田は若干劣るペース………
そして4位集団は32秒台。
ここでそれまで6番手を走っていた#61堤が動く。
1コーナーで増田CBR250Rのインを突いて………
5番手へと浮上。
さらに前を行く工藤デイトナ675をマーク。
レースは中盤から終盤戦へ。うまいポジションでバックマーカーを間に入れた佐藤が………
一気にアドバンテージを拡げた。
負けじと菅原も前へ。
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しかしここで一気に2秒近い差が生まれてしまう。
工藤と堤による4位争いも激化。
多くのバックマーカーを交えながらの、トップ争い。
3番手の下田S1000Rも力走するが………
思うようにトップ2との差が詰まらない。
そして4位争いにバックマーカーが混じる格好で………
順位が入れ替わる。追い上げてきた堤690DukeRがついに4番手へと浮上した。
さらにこの集団の後方には、トップの佐藤が迫ってくる。
前に出るなり集団を振り切った堤。単独4位。
その後方で、多数のバックマーカーを縫うようにパッシングして………
なんとか2位菅原との距離を保ちたい佐藤。
ここでは、きっちり2台を間に入れ込んだ。
さらに5位争いの2台の隙間を割っていく。
単独3位の下田………
その下田とは、3秒近い差となっている4位の堤。
レース最終盤、トップ佐藤は2番手の菅原に2秒近いアドバンテージを築く。
それでも手を緩めずに………
果敢にバックマーカーをパッシングしていく。
次から次へと現れるバックマーカーを抜き続けてここまで来たが………
だが、ここで微妙なパッシング。厳密にいえばクリップ以降に見えなくもない―。
しかしレース序盤の菅原のパッシング同様「バックマーカーが道を譲ってる」ようにも見える。
基本的には3コーナークリップ以降、最終コーナークリップまでは「完全追い越し禁止」だが………。
そしていよいよファイナルラップに突入。
バックマーカー処理に長けていたこともあり………
2番手との差は大きなものへ。
そのまま逃げ切って、トップでチェッカーへ。
2番手には菅原。
3位には#67下田。よく追い上げた#61堤は4位でゴール。
以下、5位に工藤、6位増田に、7位に小見、8位にスレッジ、9位に石川の順でゴール。
なお、トップ2のパッシングに関しては、バックマーカーが進路を譲っていたとの判断から、あくまでグレー判定だがノーペナルティ。但し重村、高橋の両名は、3コーナーから最終コーナーまでのストレート部分においてパッシングしてしまったため、失格処分となった。
もっともペースに差があるDクラスだけに、その中で無事走り終えての勝利は喜びもひとしお。
佐藤にとっては、これが梨本塾初勝利。
手を入れたばかりの愛機で………
嬉しい初白星をマークした。パドックからも、暖かい拍手がわき起こる。
おめでとう!
つづく。
文中敬称略、ご了承ください。
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