２０１５年度 第６回 梨本塾 トミンモーターランド レポ⑤ Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｃクラス
６月梨本塾、三つ目のレースがスタート。
Ｃクラス、全９台がグリッドに整列。フロントローにはデイトナ６５０、ＣＢＲ６００ＲＲ、そしてＧＳＸＲ１０００の三台。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは、ポールポジションから出た田口デイトナ６５０。
２番手に西村ＣＢＲ６００ＲＲで、３番手にはサードグリッドからジャンプアップを果たした前田ＣＢＲ１０００ＲＲ、４番手に塚本ＧＳＸＲ１０００、５番手に山田Ｎｉｎｊａ２５０、６番手に妹尾ＧＰＺ９００Ｒ、７番手に山内１１９８Ｓ、８番手に柴ＶＴＲ２５０、９番手に近藤ＣＢＲ６００ＲＲ。
田口がトップで３コーナーへ。＃４７山田が前に出て４番手へ浮上。
その後方では６位争い。帝王コーナーで＃５０柴が前に出ていたが、＃４３妹尾がやり返す。
＃４１田口がリードを保ってファーストラップを消化。
後方では、＃５０柴のインをついて………
＃４９山内が前へ。
これで７番手へ浮上。
２９秒を前後するハイペースで逃げ始める田口。
前月優勝した２番手の西村を引き離しにかかる。
今回もっともタイム差の少ないクラスだけに（トップからボーダーまで、１．１秒）………
それぞれのペースは大きく変わらない。
その中で「さらにベストを更新するか」或いは「本来の力が出せないか」で、結果は大きく変わってくる。
ここで＃３０塚本がしかけるが、山田も必死にポジションキープ。
さらにその後方には、妹尾、山内と続く。
トップを快走する田口は、自己ベストを更新、２８秒台に入れる快走。＃２９西村も懸命に追走。
周囲をビッグマシンに囲まれながらも、２５０で善戦する＃４７山田。
５位争いの３台………
そして８位争いの２台。
それぞれマシンの特性も大きく異なるために………
「一周回ってきたタイムがほぼ同じ」でも………
実際にコース上では、その差が開いたり縮まったりということを繰り返している。
しかし２９秒０を前後するトップ２に対して………
３番手以降は２９秒前半から中盤と………
その差は僅かずつだが………
真綿が締まっていくように、確実にディスタンスとなって現れる。
その中で８位争いでは………
初参加の近藤ＣＢＲ６００ＲＲが、柴ＶＴＲ２５０に襲いかかる。
しかし柴も先輩としての意地を見せ………
アウトから被せ返して………
ポジション堅守。
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前回実績 初参加初トミン⇒一気に２８秒４ ベスト２７．３⇒２６．７
３５秒⇒３1秒 ３1秒⇒２９秒 ２９秒⇒２８秒 ２８秒⇒２７秒 ２７秒⇒２６秒 ２６秒２⇒２５秒９９
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「ニューフェイス」をなんとかして封じ込めたいところだが………
しかし近藤も再度アタック。
今度はしっかりとインを奪って………
１コーナーを凌いだ。
さらにＳ字から帝王コーナーまで………
しっかり押さえ込んで………
８位へと浮上。
９位へ陥落した柴。挽回なるか。
レース終盤に入っても、ペースが乱れない田口。
背後の西村も………
懸命に追いすがる。
田口はＲＧＶ－γから乗り換えてわずかに二戦目だが………
デイトナ６５０にも慣れてきたようだ。
接近戦ながらも………
膠着状態が続くトップ６。
なかなか順位は動かないが………
＃４７山田はこの決勝で、２８秒台にまでタイムを伸ばしている。
残り周回数は僅かだが………
果たしてポジションは動くのか。
ここで５番手を走っていた＃３０塚本に異変。
１コーナーで止まりきれず、オーバーランを喫する。すかさず妹尾が前に出て、５位へと浮上。
そして翌周、トップ争いはファイナルラップに突入。
リカバリーが厳しい様子の塚本は………
そのトップ争いが最終ラップをクリアしていく横で、ピットイン、残念ながらリタイヤとなる。
そして最後まで力走を続けた田口が………
後続を引き離してトップチェッカーへ。２位には西村。
そして最後の最後に大逆転しての第３位には、＃４７山田。悔しい４位に前田。以下、５位に妹尾、６位に山内、７位に近藤、８位に柴の順でゴール。
優勝した田口のその横で「してやられた！」と山田を讃えるのは前田。
記念すべき初優勝を遂げた田口デイトナ６５０。
これまでのＲＧＶ－γでの頑張りが報われるような形での、初勝利となった。
パドックからも、拍手喝采がわき起こる。
おめでとう！
つづく。
文中敬称略、ご了承ください。
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２０１５ 第８回 ８/３０(日) 開催！
【間もなく受付開始です】
google検索ワードに出てくる
【梨本塾 ３３秒】
これを察するに………
【梨本塾は３３秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居は一切ございません。
３５秒でも４０秒でも、もちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく１日遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。
「トミンで４０秒を切れません………」
「筑波は２分を切れません………」
「もてぎで４分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください（＾＾）/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで４０秒が切れません→ＯＫ
筑波で２分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 ＦＡＱ
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
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初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
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