
2015年度 第9回 梨本塾 トミンモーターランド レポ③ K-RUN-GP Aクラス
タイムアタックまでに奇跡のドライ回復を果たして………

なんとか三ヶ月ぶりとなるK-RUN-GPにこぎ着けた。

猛暑、そして暴風雨と………

自然の驚異に晒された7月、8月大会だったが………

決勝ではこれを払拭するかのような快晴となる。
但しフリー走行に時間を取られたため、決勝は本来の20周から5周減算の15周となった。

K-RUN-GP Aクラス、全11台がグリッドに整列。フロントローにはZXR400、CBR600RR、そしてZX10Rと珍しくすべて排気量が異なる車両が居並んだ。

ショートブリーフィングを終えたあと………

勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。

好スタートを切ったのは、予選3番手から飛び出した#4尾崎ZX10R。

しかし予選2番手の#1篠塚CBR600RRが意地を見せて………

ホールショットを奪取。2番手には、普段筑波選手権で活躍する田中ZXR400。3番手に尾崎、4番手に榎本CBR600RR、5番手に安野1199パニガーレS、6番手に中村CBR600RR、7番手に高橋S1000RR、8番手に加藤デイトナ675、9番手に皆藤CBR600RRと続いたが………

S字までに伊藤ZX10Rが8番手に浮上。山中CBR600RRも10番手へ。

いつものようにトップで3コーナーに進入する篠塚CBR600RR。しかしいつもと違うのは………

筑波サーキットTC400における常勝ライダーが、すぐ背後にいることだろう。

ここトミンモーターランドでは、走行量もベストラップも篠塚が上だが………

筑波サーキットでの実績は………

田中が勝る。

それぞれのトップがハイレベルのバトルを開始。

コース上はまだそれほどクリーンとは言えないが、それでもラップタイムは26秒中盤に突入する。

周回ごとに手を変え品を変え………

「キング攻略」を試みる田中ZXR400。

しかしこういった展開にめっぽう強い篠塚も、まったく譲る気配はない。

その背後では、#4尾崎、#2榎本が必至に追走。#6安野も好ポジションをキープ。

6位争いは#8中村を筆頭に5台の集団。

さらにトップ争いはペースを上げて………

レースを牽引する。

2番手の田中はまだトミンの走行量が少なく………

はじめてバトルする相手と、間合いを計るように周回を重ねている。

篠塚もそれを察してか、いつもより若干崩れたラインで走行。

6位争いでは、高橋が中村の前に出てワンポジションアップ。

そしてトップ争いは………

さらに間合いを詰めて………

田中が揺さぶりをかける。

しかし篠塚も動じず………

トップを堅守。

コーナーはもちろんだが、ストレートも600に負けず劣らずといった激速ZXR400。20年前のバイクとは思えないほど高い運動性。

先程6位に上がった高橋が、先行する安野に少しずつ追いつき始めた。

さらに翌周のホームストレート。

ここでうまくスピードを載せた#10田中が………

満を持して………

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篠塚のインへマシンを滑り込ませる。

篠塚もブレーキングがけして浅いわけではなかったが………

田中はさらにディープに攻めた。

ここでトップを奪取。

しかしその直後………

田中が「思いのほかボトムで減速した」ようで、あわや篠塚が接触というシーン。

なんとかセーブしたが………

ここで大きく遅れることになってしまう。

さらに背後からは、尾崎、榎本という3位集団に攻め立てられることに。

トップに立った田中は、さらにペースアップを試みる。

なんとか再度追いつきたい篠塚。巻き返しなるか。

しかし前が開けた田中は………

水を得た魚のように、さらにペースを上げていく。2位集団が26秒中盤で走行しているにも関わらず、引き離して見せたのだ。

5位の安野の後方には、追い上げてきた高橋が迫る。

7位争いは、中村を筆頭に伊藤、加藤、そして山中の4名。

100ccに満たない程度だが、ボアアップされたZXR400を駆る田中。ライダーも速いがマシンも驚くほど高いバランスに仕上げられている。筑波サーキットでは1分2秒台をマークする。

やや離された2位集団の3台、そして5位争いの2台。

#7高橋が安野の隙を窺う。

7位争い集団からは、若干中村が抜け出したか。

しかし後続もまだ、諦めてはいない。

たった15周のレース、しかも全員が27秒台以下で周回しているにも関わらず………

あっという間にラップダウンする田中。

さらに前方の9位争いに迫る。

一方2位争いは、キング篠塚を筆頭に………

そのすぐ背後でよく粘った尾崎、榎本と続く。

さらにその後方、高橋が追い上げたものの順位は動かずの5位争い。

結局最後はぶっちぎりで………

田中がチェッカーへ。

初出場初優勝の快挙を達成。

最後までもつれた2位争いだったが、篠塚、尾崎、榎本の順でゴール。

5位争いは………

安野が制する。6位に高橋。

そして最後まで続いた7位争いと………

9位争い。

最後の最後に山中が仕掛けるが………

それぞれ順位はそのままでゴールへ。

あと一歩及ばず。

全員が無事にゴールした。

初出場Aクラス優勝を労う塾長。

恐らく今後、田中にとって梨本塾が主戦場となることはないだろうが、400ccのマシンで25秒中盤を狙うような金字塔を打ち立てて欲しいところ。
またぜひともこの勢いで、筑波サーキットでも大暴れして欲しい。

おめでとう!
つづく。
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2015 第10回 10/25(日) 開催!
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「鈴鹿は帰ってこれません………」
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梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
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今さら聞けない!? 梨塾 FAQ
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
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初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
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