２０１５年度 第９回 梨本塾 トミンモーターランド レポ⑥ Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｄクラス
９月梨本塾、最後のレースはＫ－ＲＵＮ－ＧＰ、Ｄクラス。
Ｄクラス決勝出走者１０名が、フリー走行から………
グリッドに整列。フロントローにはＣＢＲ６００ＲＲ、ＣＢ４００ＳＦ、そして２０１５年型ＹＺＦ－Ｒ１Ｍ。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
まず好スタートを切ったのは、初参加の＃７０谷澤Ｒ１Ｍ。
しかし外側から津田ＣＢＲ６００ＲＲが被せて、すぐ背後には菅原ＳＭ４５０Ｒが迫る。
さらにその後方には梨本ＣＢ４００ＳＦ、５番手には工藤デイトナ６７５、６番手佐藤ＺＸ６Ｒ、７番手町井ＤＵＫＥ２００、８番手伊東ＲＳＶ１０００、９番手倉持ＮＳＲ２５０Ｒ、１０番手廣江ホーネットと続く。
Ｓ字から帝王コーナーで早くも菅原が仕掛けて………
２番手へと浮上。
トップに立った谷澤だが………
３コーナーでは外側から一気に菅原が捲り上げる。
さらにその後方では、＃６１佐藤が工藤のインを突いて………
５番手へと浮上。
トップに立った菅原は、予選とは見違えるような快走を見せる。
その後方＃７０谷澤は………
突如スローダウン。マシントラブルか？
どうやらピットインする様子で、後方で待機せざるを得なかった津田、梨本が前に出る。
だが谷澤はここでピットインせず、そのまま最終コーナーへ。
しかしＫ－ＲＵＮ－ＧＰのレギュレーション上、３コーナークリップ以降最終コーナークリップまでは「追い越し禁止」であるために、後続も前に出られず困惑。
この結果、首位の菅原に、大きなリードを許してしまうことに。
スローダウンした谷澤は自ら最後尾まで下がるという、他の出走者にとっては不可解な走行をしてしまう。
こういったケースでは重大事故が起こりかねないだけに、体調不良やマシン不調、或いはその他の理由で走行継続が難しいと感じた場合には、速やかにピットインして欲しいところ。
この序盤のアクシデントにより、早くも菅原は独走態勢へ。
ただ一人３０秒台に入れての力走。
必至に追う津田、梨本は３１秒前半といったペースだ。
さらにその後方、４位争いの集団は、３１秒後半から３２秒台。
そして………
先程なぜか最後尾まで下がった谷澤が、今度は＃７１廣江を抜きにかかり………
前へ出る。序盤の混乱を招いた張本人であるだけに、この走行は完全なマナー違反。初参加とはいえ、レースレギュレーションは必ず理解していなければならない。レース後、注意処分となった。
「今季の成長を証明しよう！」
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後続を寄せ付けぬ走りを見せる菅原。
今季久々に復帰した津田も必死で追うが………
その差は詰まらない。同じく後方梨本も、津田との差が開き始めた。
しかし４位争いは熾烈。一度は抜かれた工藤だが、その後はしっかりと佐藤の背後についてチャンスを窺っている。
レース中盤、トップ菅原は早くもバックマーカーをパッシング。
４位争いでは、佐藤が一歩リードし始めた。
さらに工藤の後方には、追い上げてきた伊東が張り付く。
単独７位の倉持ＮＳＲ２５０Ｒ、８位の町井ＤＵＫＥ２００、そして９位の谷澤Ｒ１Ｍ。
２位の津田もバックマーカーをパッシング。
英車と伊車、並びゼッケンによる熾烈なバトル。
トップ菅原は………
９位の谷澤に追いつき………
これをバックマーカー処理。２位の津田とは、２．５秒ほどの差がある。
工藤と伊東による５位争いは………
工藤気合いのバックマーカーパスにより………
伊東との間に一台を割り込ませることに成功。残り２周を切った中で勝負に出た。
そしてトップの菅原は………
結局一度もトップを譲らずにファイナルラップへ。
２位以下を大きく引き離して………
チェッカー。
ぶっちぎり優勝を決めた。
２位には津田、３位には梨本。
４位に佐藤。以下、工藤、伊東、倉持、町井、谷澤、廣江の順で、全員が無事にゴール。
「おつかれ様でした」
今季四勝目を飾った菅原。この勝ち星数は、ランキングトップの篠塚（７勝）に次いで２番目というものだ。
この決勝での快走が予選で生かせれば、Ｃクラス、いやＢクラスでもさらに魅せてくれることだろう。
次月１０月のＫ－ＲＵＮ－ＧＰは、今回の倍（３０ＬＡＰ）という長丁場になる。
おめでとう！
つづく。
文中敬称略、ご了承ください。
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２０１５ 第10回 10/25(日) 開催！
【キャンセル待ちのみ受付中】
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【梨本塾 ３３秒】
これを察するに………
【梨本塾は３３秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居は一切ございません。
３５秒でも４０秒でも、もちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく１日遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。
「トミンで４０秒を切れません………」
「筑波は２分を切れません………」
「もてぎで４分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください（＾＾）/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで４０秒が切れません→ＯＫ
筑波で２分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 ＦＡＱ
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
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初参加の方もぜひぜひお越し下さい。
「梨塾で会いましょう!」
梨塾ガレージってナニ？
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