２０１５年度 第１０回 梨本塾 トミンモーターランド レポ③ Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ａクラス
秋の祭典、梨本塾「なし耐」決勝がいよいよスタート。
Ａクラスに進出した強豪ライダーが………
続々とコースイン。
全１０台がグリッドに整列。フロントローには２台のＣＢＲ６００ＲＲと、ＺＸ１０Ｒ。さらに二列目にはＳ１０００ＲＲと１１９９パニガーレＳという、千両役者が勢揃い。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
まず好ダッシュを決めたのは、ポールポジションから出た篠塚ＣＢＲ６００ＲＲ。さらに＃３尾崎ＺＸ１０Ｒが続くが………
＃２榎本ＣＢＲ６００ＲＲが外から被せていく。４番手には安野１１９９パニガーレＳ、５番手には………
インを制した高橋Ｓ１０００ＲＲ、６番手に山中ＣＢＲ６００ＲＲ、７番手は………
接触しかけながらもポジションを守った皆藤ＣＢＲ６００ＲＲ………８番手には外から被せた中村ＣＢＲ６００ＲＲ、９番手に伊藤ＺＸ１０Ｒ、そして１０番手に中尾ＣＢＲ６００ＲＲ。
一群は帝王コーナーから………
３コーナーへ。
篠塚がトップで一周目をクリア。
しかしすぐ背後に………
＃２榎本、＃３尾崎が続く。さらにその後方には好調の＃５安野。
二周目には、早くもトップグループが２６秒台中盤に突入。
ここでそれまで７位を走行していた皆藤が痛恨のミスを喫し………
９番手へ陥落。
２６秒５辺りでラップし始めたキング篠塚。
しかし榎本、尾崎もほぼ同じペースで追従する。
４番手の安野は２７秒を前後するペース。
その後方から、高橋がプレッシャーをかけ始めた。
２６秒前半に持ち込んで後続を引き離しにかかる篠塚。
＃５安野にハードプレッシャーをかける高橋………
さらにその後方からは、＃７山中が追い上げを開始。
快調に周回を重ねて、独走態勢を築きつつある篠塚。
懸命に榎本も追うが………
一周につき、コンマ１～２秒ずつ遅れていく。
それでも６秒台のアベレージだ。
さらに３位争いは………
山中まで含めた………
３台に膨れあがりそうだ。
トップの篠塚が、早くもバックマーカーの背後に。
クラスアップしてきた中尾を………
クリーンパッシング。
榎本もこれに続きたいところだったが………
ややつまずく格好に。
しかし後方尾崎との間には………
一台割り込ませることに成功。
その後方、スタート直後から続いてきた４位争いでは………
１コーナーで安野がフロントを切れ込ませた。危うく転倒するところだったが、なんとかこれを回避。
しかしその隙を突いて、高橋が前へ。
さらに今度は、山中からプレッシャーを受けることに。
尾崎もバックマーカー処理に手間取ったが………
ここでなんとか前に。さらに安野を抜き去った高橋が追い上げ開始。
７位争いは＃中村と伊藤………
さらに皆藤と続く。
１位と２位の差は、１．５秒ほど。
２位と３位の差も同じくらいだ。
３位の尾崎と４位の高橋との差が２秒弱………
さらに同じくらいの間隔で、５位争いの安野と山中。
そこからやや間をあけての７位争いでは………
＃９伊藤が度々仕掛ける。
しかし中村も粘り………
スペースを閉じる。
後方から、再び皆藤も上がってきた。
しかしその背後には、トップの篠塚が迫る。
この７位争いの３人、中村、伊藤、皆藤の予選タイムはそれぞれ２７秒３～４というものだが………
これをいとも簡単にラップダウンしてしまう辺り、篠塚のアベレージタイムがいかに速いか分かる。
篠塚が７位争いの集団に突入すると………
２．５秒後方の榎本もチャンスとみたかペースアップ。
その後方３位の尾崎のすぐ背後には、素晴らしい追い上げを見せる高橋が追いついてきた。
７位中村の背後についた篠塚だが………
１コーナーでは前に出られず。
その結果、２位の榎本がディスタンスを縮める。
３位の尾崎にハードプレッシャーをかける高橋。５位の安野も、山中に追い立てられている。今回のＡクラスは、４０代のライダーを３０代が攻め立てる構図。
ここでブルーフラッグが振られて、中村がトップにラインを譲渡。
これで１位の篠塚と２位の榎本間には、3台の7位争いが張り込む格好に。
さらに篠塚は、中尾に二度目の遭遇。
Ａクラス出走全１０台中、６台がここに集中することになった。
その中尾を、１コーナーでラップダウン。
３位争いでは、高橋が尾崎のインに鼻先を突っ込む。
＃７山中も、なんとか安野の前に出たいところだが……
「いよいよ今週末。残枠僅かです」
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集団の前に出た篠塚が………
再度ペースアップを試みる。
その後方では………
４台のバックマーカーの後方に、２位の榎本。
首位を追うには、やや困難な状況。
ここでブルーフラッグが出されて………
中尾、中村らに振られるが………
それぞれの認識が一致せず………
混乱は続く。
２位の榎本が９位の皆藤をラップダウン。
この集団の後方に………
熾烈なバトルが続く３位争いが近づいてきた。
つまりここに………
７台が集結してしまう。
再度ブルーフラッグが提示され………
ここで中尾がレコードラインを譲り、７位の中村が前に出る。
しかし榎本はまだ中尾の後方だ。３台後ろには、３位の尾崎、４位の高橋が迫る。
帝王コーナーで中尾に仕掛けるが………
インを突けず。
この結果………
３位争いが急接近する。
尾崎が皆藤のインにねじ込み、榎本との間はついに１台に。
このホームストレートで………
ようやく榎本が前に出るが………
そこに尾崎、高橋も続こうと、状況はよしカオスに。
このパッシングで………
尾崎は集団の前に出ることに成功。しかし高橋は８位争いの渦中に埋まってしまう。
この騒動の中で、単独７位を勝ち取った中村。
そして５位争いの外側で、１０位の中尾がリタイヤ宣言。
バックマーカー処理の差で、それまでのディスタンスを一気に詰めた尾崎が、２位の榎本の背後に迫る。８位争いの前に出た高橋も、これを追う。
レース最終盤に入っても、ペースの落ちない篠塚。
２位の榎本も、再度追い上げたいところだが………
長かったレースも、最終ラップへ。
３０回目の最終コーナーを立ち上がって………
篠塚がトップでチェッカー。
周回違いの７位中村を筆頭に、２位には榎本、そして最後まで続いた３位争いは………
＃６高橋がよく追い上げたが………僅差で尾崎が制す。
５位を守り切った安野、６位に山中、８位に伊藤、９位に皆藤の順でゴール。
長かった争いを終えて、お互いを称え合う。
「疲れました！」「おつかれ様です！」
これで今シーズン８勝目を記録。
これはＡ～Ｄクラスを通じて、もちろん一番の勝ち星である。
残り２戦、どこまで勝利数を増やせるだろうか。
つづく。
文中敬称略、ご了承ください。
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2015 第11回 11/22(日) 開催！
【残枠僅かです………】
google検索ワードに出てくる
【梨本塾 ３３秒】
これを察するに………
【梨本塾は３３秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居は一切ございません。
３５秒でも４０秒でも、もちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく１日遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。
「トミンで４０秒を切れません………」
「筑波は２分を切れません………」
「もてぎで４分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください（＾＾）/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで４０秒が切れません→ＯＫ
筑波で２分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 ＦＡＱ
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
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梨本塾に一切敷居はございません。
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もちろん、ドゥカにＢＭアプリリアも
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