
2015年度 第11回 梨本塾 トミンモーターランド レポ⑥ K-RUN-GP Dクラス

11月梨本塾、最後のレースはK-RUN-GP Dクラス。

初参加者も多いエントリークラスだが………

最近は接戦になることもしばしば。フロントローには、梨本塾初登場となるカワサキH2、MT-09、そしてSM450Rと異色の顔合わせ。転倒とトラブルによって2台減ったため、グリッドには9台が整列。

勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。

真っ先に1コーナーに飛び込んだのは、スーパーチャージドパワーを生かした大木H2。

2番手には菅原SM450R、3番手に岩本MT-09、4番手に梨本亮CB400SF、5番手には初参加の上田デイトナ675R、6番手も初参加の濱崎CBR600RR、7番手に石井GSXR1000、8番手に山田VTR600RR、9番手に増田CBR600RRと続く。

帝王コーナーから………

3コーナー。トップに立った大木が切っ先を制する。

そのままの順位で一周目を通過。

早くも3位争いが激しい。

岩本MT-09の後方で、上田デイトナ675Rが梨本に仕掛ける。

しかしここでは梨本がセーブ。

さらにその後方には濱崎、石井、山田が迫っている。

鳴り物入りで今シーズンデビューとなったH2を、狭いトミンモーターランドで巧み操る大木。

タイヤまで含めほぼノーマルであるため、インフィールドでは厳しそうだが、ホームストレートではアクセル一捻りで後続を突き放す。

そして4位争いでは………

再度上田が梨本に仕掛けて………

1コーナーでインへ。

梨本は外側に追いやられるが………

被し返そうとガスオン。

しかし当然上田も引かず………

危うく接触しかけた。

初参加を感じさせない果敢なアタックで、4番手に浮上。

さらに前の岩本に狙いを定めて………

ペースアップ。5位以下もまだまだ混戦状態。

単独9位は増田。

31秒前半ペースで推移するトップ争い。

確かにストレートは速いH2だが………

「パーシャルがまったくない」
「エンジンブレーキが効かないゾーンがある」
「トラコン復帰の唐突さ」

などの課題もあり、後続を突き放すまでには至らない。

岩本を筆頭とする3位争いは、31秒後半ペース。

上田に再度アタックを仕掛ける梨本………

さらにその後方からは#71濱崎、#66石井、#65山田らが迫る。

レースも序盤を過ぎると………

大木のペースが安定し始めた。2位の菅原よりも若干早いため、僅かずつアドバンテージを拡げていく。

トップ2からは離されてしまったものの、堅調に3位を走る岩本。その後方に上田を挟んでの5位争いでは………

濱崎がレイトブレーキングで一気にポジション奪取を狙ったものの………

あわや接触という場面に。

辛うじて難は逃れた。

2位以下に対して、4秒近い差を付けたトップ2。

そして4位争いが再燃。

今度は梨本が上田を攻め立てる。

レースも中盤戦に入り………

いよいよ体力勝負となってきた。

「一発タイムはそんなに変わらない。しかし………」

「20周ならアドバンテージがある」

恐らくベテランと初参加者の違いは、そんなところだろう。

同じようなレベルの出走者に揉まれながらタイムを維持するのは、容易なことではない。

ここへ来てトップ2が最接近。

2番手を走る菅原がペースアップして………

トップの大木に追いついてきた。

しかし大木も、これまでZX10Rを駆り幾度もAクラス出走しているベテランである。
そう簡単にトップを明け渡すわけにはいかない。

【12月梨本塾、ファイナルコール!!】
第12回 梨本塾 12/20(日) トミンモーターランド 開催!!
特典満載最終戦、チャンピオンズカップ!
現在受付中、さらに【勉強会とWエントリー】
で大変お得に参加出来ちゃいます!
毎年恒例、伝説のおさかなサンタもやってくる!?
お申し込みは>>コチラから

今年最後の勉強会 12/27(日) 開催!
【梨本塾 年忘れスペシャル】 トミンモーターランド 勉強会 開催のご案内 (12月27日 全日コース貸切)
【 走行時間タップリ 梨本塾 勉強会 アフター食事会あり 】
特別ゲストは芹沢太麻樹講師 + α・α・α!?
を開催いたします。今回も特別講師には芹沢太麻樹選手を招聘。さらに他のSPLゲスト陣との楽しい食事会も………!?
詳細情報、お申し込みは>>コチラから。

H2とSM450Rの戦いが続くDクラスのトップ争い。

やや離れて単独2位は岩本MT-09、さらにその後方3位争いは、上田と梨本。さきほどからハードプレッシャーをかけ続けていたが………

75歳のアイアンマンが、ここで再度上田のインを突いて3位に返り咲く。

驚異のおじいちゃんライダーは健在。

さらにその後方、濱崎と石井も浮上を狙う。

残り周回数も少なくなっていく中で………

変わらぬペースを維持している大木。

その背後に位置するものの、前には出られずにいる菅原。

単独3位を堅守する岩本………

さらに最年長にも関わらず後半めっぽう強い梨本。

後半、ややペースが乱れてきた上田………

さらにバトルを続ける濱崎と石井。

愛知県から参加の山田は………

愛機VTR600RRに鞭を打つ。

増田も後半にかけてペースを上げてきた。

しかし背後からは、トップ争いが迫る。

但しそれほどペースは変わらないために………

大木も簡単には前に出られない。

残り周回数僅かというタイミングであったため………

混乱を避けるためにブルーフラッグが提示される。

ここで大木と菅原が………

前に出て、いよいよファイナルラップに突入。

バックマーカーの出現により、再度距離が縮まったが………

3コーナーまで大木もしっかりとスペースを閉じて………

最終コーナーへ。

ここをきっちりと回って………

トップのままホームストレートへ。

最後の加速競争では当然のように前に飛び出して………

首位でチェッカーへ。僅差の2位には菅原。

単独3位に岩本、同じく4位に梨本。以下、上田、濱崎、石井、山田、増田の順で全員が無事にゴール。

H2のK-RUN-GPデビューを飾った大木。

2014年度第1回Bクラス以来、ほぼ2年ぶりとなる勝利となったが………

「………次はちゃんとZX10Rで来ます(苦笑)」
とのこと。H2でのコース走行は、思いのほか厳しかったようだ。

それでも「モンスターデビューウィン」を飾った大木には、多くの参加者から賞賛の拍手が。
H2がトミンモーターランドに名前を刻んだ瞬間となった。
つづく。
文中敬称略、ご了承ください。
この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。
2カット1セットで1000円~より。
ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。
メールタイトルには「第○回梨本塾写真希望」と明記してください。
※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
過去レポートも全部見れます>>公式レポートオールインデックス
過去リザルトも全部見れます>>公式リザルトオールインデックス
1080フルHDド迫力映像満載!>>K-RUN-MOVIE
うまくなるにはこの定番とも言うべき>>ウラメニューが必須!?
ウワサのニューマシンインプレッション>>Test the Bike.

2015 第12回 12/20(日) 開催!
【ファイナルコール受付中】
google検索ワードに出てくる
【梨本塾 33秒】
これを察するに………
【梨本塾は33秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………

そんな敷居は一切ございません。
35秒でも40秒でも、もちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく1日遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。

「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
「もてぎで4分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」

梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 FAQ
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。

梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>次回お申し込みチェックを!!

梨本塾に一切敷居はございません。

初参加の方もぜひぜひお越し下さい。

「梨塾で会いましょう!」


梨塾ガレージってナニ?
ホンダヤマハスズキカワサキは
もちろん、ドゥカにBMアプリリアも
出来る限り対応しちゃいます。
さらにハーレーまで!?
その正体は………>>コチラから。
ツイート