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モーターサイクリストの連載企画「ザ・エッジ」の中で、ラム加圧時320PSと言われるH2Rを、筑波サーキットでテストしました。

………一言で言えば、筆舌に難い速さ、としか評しようがありません。

同時にナンバー付きH2も持ち込み、同じタイヤ、同条件で走らせましたがその違いは………
比較にならないレベルでした。H2Rに乗った後だと、全開にしても「400cc?」というほどにしか感じません。

320PSというと、230~240馬力と言われるモトGP機より80~90馬力も上回る、ということになります。

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一方は純然たるレーサー、H2Rは異色の生い立ちなので、加速力についての単純比較は出来ませんが、一周目のバックストレッチで全開にしようとしたところ、いきなり後ろにひっくり返りそうになりました。

あらゆる意味で桁違いのパフォーマンスです。

インプレ詳細は来年発売号掲載予定のモーターサイクリストを参照していただくとして、まずは暖機シーンからその凄まじさの一端を。



排圧、音圧ともに高すぎて、ピットボックス内の大気が思い切り振動してました。コースサイドにいたカメラマンや編集担当からは

「モトGP機よりも音量が大きいかも」

とのことでした。筑波サーキットの最終コーナーが、トミンモーターランド最終コーナーよりも小さく感じられるほどでしたね。


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つづく。