
2016年度 第1回 梨本塾 トミンモーターランド レポ⑥ K-RUN-GP Dクラス

ここのところまったく当てにならない無責任でネガティブな気象予報士の週末天気予報などどこ吹く風―。
1月梨本塾は雲一つないド快晴に。その中で、最後のレースとなるK-RUN-GP Dクラスがコースイン。

フロントローにはR1、R25、そしてデイトナ675Rが並び、勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。

好スタートを切ったのは、ポールポジションスタートの八木R1。

真っ先に1コーナーに飛び込む。2位争いは上田デイトナ675Rと古溝R25、4番手には工藤デイトナ675、5番手に梨本亮CB400SFと続く。

S字で古溝が前に出て………

2番手へ。さらに後方6番手に中島グース、林ER6n、谷内CBR250Rと、初参加の3人が続く。

トップグループが3コーナーに進入。

5位争いの先頭に最年長、梨本亮(75)。

トップグループはホームストレートへ。

2番手を走る古溝のエース機は、本来GSXR600。しかし現在メンテ中のため、サブ機のR25で参戦。昨年は、最終戦でBクラス勝利を果たしたのが記憶に新しい。

その古溝がインフィールドで追いつき………

3コーナーで狙うという展開が続く。

しかしホームストレートではR1のパワーを生かして、八木が突き放す。

一方6位争いでは、林ER6nが中島グースの前に出て………

ワンポジションアップの6位へ。

さらに翌周には、谷内CBR250Rも中島の前に出て………

7番手へと浮上。

トップ争いは、31秒を前後するペース。

ベテラン2人の後方で、上田デイトナ675R………

工藤デイトナ675という2人のトライアンフ使いが追いすがる。

31秒台ペースであれば………

2人にも十分優勝の可能性がある。

5位の梨本亮CB400SFを追いかける、#69林ER6n。

その後方からは谷内CBR250Rと………

中島グース。

トップ2がやや抜け出す格好となり………

八木も若干ペースアップ。

古溝はなんとか付いていきたいところだが………

その後方では3位争いも激化。

5位を走る梨本は、32秒台での周回。

この後方に林………

さらに追い上げてきた谷内と続く。

トップ2の順位はなかなか動きそうにないが………

ここで4番手の#61工藤が動く。

帝王コーナーから3コーナーにかけてスピードを乗せ………

上田のインへ、マシンを滑り込ませた。

これで3番手へと浮上。
「Dクラスのデイトナ使いは、自分である」
そう言わんばかりのパッシングシーンだった。

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※ 梨塾ガレージでご紹介するのものは、これまでしっかりと走行テスト、及び結果の出ているものだけになります。

ブレンボ RCS19 マスターシリンダー(ブレーキスイッチ付き)
梨塾生定番、ブレーキ必須アイテムナンバー1。このマスターを導入すると、ブレーキ効力が安定するのはもちろんですが
「ブレーキングが楽しくなる」
と いう魔法のアイテムです。昨年から今年にかけて多くの方が導入し、大満足という感想をいただいております。もちろん公道走行車両にも最適、塾長はすでに 「PC37、PC40、GSXR1000K6にも導入済み、さらにXL883Rも導入予定」と見事なまでのハマリっぷり。こちらも塾生特価でご案内いたし ます。車種によっては非常に難しい専用フィッティングもお任せください。

ジャダーの悩みを解消!!ベスラ Super RJL XX シリーズ 取り扱い開始!!
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ブレンボHPローター
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OHLINS リヤショックアブソーバー各種
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パワーコマンダー & オートチューン
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梨塾ガレージコンプリート PC37 CBR600RR 改
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レースも折り返しを迎える頃、トップの八木はバックマーカーに追いつき………

これを丁寧にかわしていく。

しかしストレートスピードにアドバンテージのない#64古溝は………

うまく前に出られずに………

さらにトップの八木との差を拡げてしまうことに。

この結果………

ディスタンスは一気に3秒近くにまで………

拡がってしまった。

後方3位争いの2台も近づいてくる。

さらにトップの八木は、6位争いの2台の後方へ。

が、しかし1コーナーではインに入りきれず………

さらに6位の林もトップの存在に気づけず………

パッシングは失敗に。

林を抜くのに、結局丸々一周を要してしまった。

この間に、一気に2番手の古溝が差を詰めてきた。

さらに3位争いが、6位争いの2台をバックマーカーとしてパッシング。

まずは工藤デイトナ675が………

さらに上田デイトナ675Rが谷内CBR250Rをパッシング。

さらにその3コーナーで………

工藤が林をパスして前に出る。

上田もすぐにこれに続きたいところだったが………

前に………

出られない。

先程から、どうも#69林をバックマーカー処理する際に混乱が生じかけているように見える。
果たしてその理由は?

初参加、或いは常連組を含めて
「最終コーナーを立ち上がってから、キッチリ外側に寄れない」
ライダーがいる。つまりアウト・イン・アウトではなく、ミドル・イン・ミドルというラインワークである。
この写真を見ても分かるが、#69林のアウトサイド(写真向かって右側、1コーナーに対して左側)は、インサイドとほぼ同じスペースを残している。本来はここで、アウトサイドから50cm~1m以内を走っていなければならない。
こういったライダーを後方からパッシングする場合、通常は1コーナーに対してインからになるが、バックマーカーがラインを小さくとっているため後方ライダーも車速を乗せることが出来ず、ミドルのさらにイン側というタイトなスペースしか残っていないために、接触しそうになるケースが多い。
また、1コーナーブレーキングと同時にカットラインを取るようなライダーの場合も、接触する確率が高い。なぜなら、後方を走っているライダーは
「まさかそんな陳腐なラインを取るとは思わない」
からである。

「抜く側が最大限気を遣うのは当たり前、しかし抜かれる側も、ラインセオリーは必ず守る必要がある」

これがサーキット走行の基本。そうすることによって、いらぬ事故を未然に防ぐことが出来る。
この辺の「抜き方、抜かれ方」は、ブリーフィングでも一通りお伝えしているが………しかし実戦でそれをきっちり実行するには、経験も必要なのかも知れない。
ここでなんとか上田がマシンを潜り込ませて、林の前に。

一方でこちらはベテラン同士の「抜き方、抜かれ方」。これがセオリーである。ファイナルラップ突入と同時に、八木が梨本亮をバックマーカーパッシング。

すにで2番手の古溝には、大きく差をつけた。

最後は八木が独走でチェッカーへ。先月に引き続いての2連勝を達成。2位には古溝。

最後まで続いた3位争いを制したのは工藤、4位に上田、単独の5位には梨本。

6位には林、7位に谷内、8位に中島の順で、全員がゴール。

「またいただいちゃいました(笑)」

本人的には今月、Cクラスで戦いたかったようだが………K-RUN-GPのクラス分けばかりは、時の運も含む。その中での二連勝は、立派なもの。

他の塾生からも………

手厚い祝福が。
おめでとう!

すべてのレースが終了し………

その後は全日本選手も羨むメニュー「レース後のフリー走行」へ。
ここで一日の走りをきっちりまとめて、次回へつなげる―。
つづく。
文中敬称略、ご了承ください。
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2016 第2回 2/28(日) 開催!
【残枠僅か。直前受付中】
google検索ワードに出てくる
【梨本塾 33秒】
これを察するに………
【梨本塾は33秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居は一切ございません。
35秒でも40秒でも、もちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく1日遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。

「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
「もてぎで4分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」

梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 FAQ
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。

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