２０１６年度 第３回 梨本塾 トミンモーターランド レポ⑤ Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｃクラス
この日３レース目となる、Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｃクラスがコースイン。
トップタイムは、２８秒６２５、ボーダータイムは２９秒４３８。
その差は僅か０．８１３秒と、全クラスの中でもっとも僅差となった。ポールポジションにはＧＳＸＲ１０００、２番手にＰＣ３７、３番手にＰＣ４０とＣＢＲ勢が並ぶ。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは………
予選３番手から飛び出した小島ＣＢＲ６００ＲＲ。
ポールポジションスタートの関ＧＳＸＲ１０００も外側で粘ったが………
小島がホールショットを奪取。２番手に関、３番手に濱崎ＣＢＲ６００ＲＲ、４番手に川畑デイトナ６７５、５番手に西村ＣＢＲ６００ＲＲ、６番手に山内１１９８Ｓ、７番手に柴ＶＴＲ２５０、８番手に妹尾ＶＴＲ２５０、９番手に塚本ＣＢＲ１０００ＲＲ、１０番手に佐藤ＺＸ６Ｒと続く。
１コーナーから帝王コーナーにかけて………
＃３０山内が５番手へと浮上。
さらに＃５１柴が６番手へ。＃４５西村は一気に２ポジションもダウンしてしまった。
快調なペースで戻ってきたかに見えた＃４９小島だったが………。
そしてその後方では、柴と西村が………
つばぜり合い。
さらに帝王コーナーでは、突然トップの小島が失速。
関もこれにつられるようにしてペースダウン。変わってトップに立ったのは、＃４４濱崎。
一体何が起こったのか。小島は最後尾まで落ちてしまった。
思わぬ形でトップ浮上した濱崎が………
レースを引っ張り始める。すぐ後方の関も、リズムを取り戻した。
試走したものの、やはりトラブルは消えなかったようでリタイヤを決めた小島。原因は、ＣＢＲ６００ＲＲの持病とも言える、ブレーキディスクの歪みから来る激しいウォブルだった。
その後のディスク計測でも、使用限界値のフレを確認。
トップに立った濱崎が快走。
さらに３位争いは川畑を筆頭に、なんと７台。
予選タイムが拮抗しているだけに………
全体が大きな集団となるのは………
避けられそうにない。
その中でトップグループは………
２９秒前後で周回している。
トップに追いついた関が、濱崎にプレッシャーをかけ始める。
さらにそのすぐ背後には川畑。
この３台の後方から………
さらに＃３０山内を筆頭とした………
４位グループが続く。
ラップタイムはみな、２９秒台で推移。
度々＃２９関が濱崎のインを狙うが………
濱崎も譲らず………
さらにレースは膠着していく。
今回、実力的にはＢクラスとＣクラスの中間といったライダーが多く………
まさに実力伯仲といえるメンバー。レースは折り返しを迎えた。
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ハーレーダビッドソン XL883R スポーツスター 梨塾ガレージ コンプリート
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梨塾ガレージコンプリート ＰＣ３７ ＣＢＲ６００ＲＲ 改
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幾度となくチャンスを窺ってきた関が、ここでインを奪ってトップへ。
一気にペースアップをはかり………
後続を突き放す。
これに続きたい＃４３川畑だったが………
簡単には前に出られず。
さらに後続もどんどん迫ってきた。
トップに立ってからは、２８秒台にも入れて独走し始めた関。
一方２位争いは２９秒台だ。
＃４６妹尾も、たびたび＃５１柴のインを狙うが………
あわや接触。
すんでのところで回避したものの………
ここで大きくラインブレイクし………
その間に塚本ＣＢＲ１０００ＲＲに抜かれ、８番手へ後退。
ワンミスが命取りとなりかねない状況。
後続を２秒ほど突き放したトップの関。
水を得た魚のように、ＧＳＸＲを走らせる。
なんとかこれを追いかけたいセカンドグループ。
その後方では、勢いに乗る塚本が柴をかわして………
６番手へと浮上した。
関は独走を保ったままファイナルラップへ。
しかし２位以下は、未だ８台のグループ。
クラスダウンの憂き目を見たものの、決勝ではしっかり悔しさを晴らした。
そして２位争いは、ファイナルラップにも関わらず８台が接近戦。
しかし３コーナーまでに、順位は動かず。
関が最後までしっかり走りきって、久々の優勝を果たした。
粘りきって２位争いを制したのは濱崎、３位に川畑、４位に山内、５位に西村、６位に塚本、７位に柴、８位に妹尾、９位に佐藤の順でゴール。
「いや～抜けないっすね」
「お互いにね」
関の前回優勝は２０１４年１０月とほぼ１年半ぶりだが、しっかり走りきっての勝利となると２０１３年１０月以来と、２年半ぶりとなった。
激務に忙殺される中での久々の優勝だけに、喜びもひとしおだろう。
４月梨本塾での活躍にも期待したい。おめでとう！
つづく。
文中敬称略、ご了承ください。
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2016 第4回 4/24(日) 開催！
【キャンセル発生につき１名のみ受付中】
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【梨本塾 ３３秒】
これを察するに………
【梨本塾は３３秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居は一切ございません。
３５秒でも４０秒でも、もちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく１日遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。
「トミンで４０秒を切れません………」
「筑波は２分を切れません………」
「もてぎで４分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください（＾＾）/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで４０秒が切れません→ＯＫ
筑波で２分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 ＦＡＱ
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
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もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
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