２０１６年度 第６回 梨本塾 トミンモーターランド レポ⑥ Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｄクラス
※ すでに７月梨本塾が終了しましたが、レポート進行は６月梨本塾になります。ご了承下さい。
６月梨本塾、最後のレースとなるのは、Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ｄクラス。全１０台がグリッドに整列。
フロントローにはＲ２５、ＣＢ４００ＳＦ、そしてデイトナ６７５が並ぶ。ポールポジションタイムは３０秒９３８、ライダー年代は２０代、４０代、そして７０代。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは、３番手グリッドから出た＃６１工藤。
梨本ＣＢ４００ＳＦが２番手で１コーナーに進入するが………
ポールポジションスタートの古溝Ｒ２５がアウトからまくって………
Ｓ字までに２台をごぼう抜き。そのままトップへ。
さらに帝王コーナー進入ではやや強引ながら………
梨本ＣＢ４００ＳＦが工藤のインを突いて２番手に浮上。４番手に初参加の濱ＭＴ－０９、５番手に１５年ぶり参加の岡ＣＢＲ６００ＲＲ、６番手に林ＥＲ－６ｎ、７番手に増田ＣＢＲ６００ＲＲ、８番手に八木ＺＸ６Ｒ、９番手に初参加の根岸ＷＲ２５０Ｘ、１０番手に同じく初参加の島田ＺＸ６Ｒと続く。
古溝がトップのまま３コーナーへ。
今回はエース機のＪＳＢマシン、ＧＳＸＲ１０００ではなくこのＲ２５での出走。
２番手梨本、３番手工藤を挟んでの４位争い、先頭は久々出走の＃７１岡。その背後でポジション争いをしていた濱ＭＴ－０９と林ＥＲ－６ｎだったが………
アウトサイドにいた林が………
３コーナー立ち上がりで前に出てしまう。
さらにそのままガスオン、クリップ迄前にいた濱を置き去りに。
これはＫ－ＲＵＮ－ＧＰルールの中で、もっとも重要な決まりのひとつである
「３コーナークリップから、最終コーナークリップまでの区間での追い越しは一切禁止」
を破ってしまったことになる。非常に危険なケースにつながりかねないため、このルールを破った場合には即刻失格処分となる。
ファーストラップをトップで終えた古溝。すでに２番手以降を大きくリード。
３位争いは工藤と岡の２台。
２周目には、２位以降に対して２秒以上のアドバンテージを築く。
最年長７６歳梨本亮も懸命に追いすがるが、差は開く一方。
その後方３位争いでは、前を走る工藤に対してプレッシャーをかけていた＃７１岡だったが………
焦りが生じたか、１コーナーでブレーキングミス。なぜかカメラ目線？
ここでラインブレイクしてしまい………
後続にもパッシングされてしまう。
３０秒台で周回を続ける古溝。
これに対して２番手の梨本は３１秒台中盤………
さらに３番手工藤は３１秒台後半といったペース。
その後方では４位争いが３台に膨らむ。
７位争いは＃６４増田と八木。
トップの古溝は早くもバックマーカーをパス。
２番手梨本との差は５秒近い。
６番手まで落ちてしまった＃７１岡。その後方では………
＃６８八木が１コーナーで増田の前へ。
これで７番手に浮上する。
ＺＸ６ＲでははじめてのＫ－ＲＵＮ－ＧＰとなったが、徐々に慣れつつあるようだ。
増田もなんとか抜き返したいところ。
３番手工藤の背後には林が迫るが………
すでに失格処分が下されている。
そしてその林の後方から………
初参加の濱が詰め寄るが………
ここではブレーキングミスだったようで………
ラインブレイク。
なんとか後続にはパスされずに、元のラインへ。
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レース中盤以降、４番手以下を大きく引き離した工藤。
しかしトップの古溝は、さらに２番手以下を大きく引き離している。
４台に膨れあがった４位争いは………
ネイキッド２台にスーパースポーツ２台。
次々現れるバックマーカーをパスしながら周回を重ねる古溝。
８位の増田の後方につき………
３コーナーでインへ。
そして４位争いでは、＃７０濱が前へ。
実質的に林ＥＲ－６ｎは失格になっていたが、見た目の順位でもしっかりと４位のポジションへ。
増田と根岸による８位争い。
古溝はいよいよファイナルラップへ。
４位に出た濱はさらにペースアップ。
さらに＃７１岡も………
１コーナーで林の前へ。
古溝が終始安定したペースで単独チェッカーへ。
２位には梨本亮ＣＢ４００ＳＦ。
同じく単独３位には工藤デイトナ６７５。
４位には濱、５位には岡、その次にゴールした林は失格となり、以降ひとつずつ順位が繰り上がって６位に八木、７位に増田、８位に根岸、９位に島田の順で全員がゴール。
古溝にとっては、昨年１２月以来半年ぶりの勝利………
そしてこのＲ２５での記念すべき初優勝となった。
おめでとう！
そしてレース開始早々に失格となった林ＥＲ－６ｎから、塾長はキツ～イお灸が？
つづく。
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2016 第8回 8/28(日) 開催！
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【梨本塾 ３３秒】
これを察するに………
【梨本塾は３３秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居は一切ございません。
３５秒でも４０秒でも、もちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく１日遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。
「トミンで４０秒を切れません………」
「筑波は２分を切れません………」
「もてぎで４分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください（＾＾）/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
トミンで４０秒が切れません→ＯＫ
筑波で２分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 ＦＡＱ
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
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初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
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