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今年もこのシーズンがやってきた。

東日本大震災が起こった2011年、「梨本塾でも何か出来ることを」と考えその一環として始めたチャリティツーリングも、今年でいよいよ6回目となる。

過去最長不倒距離となった昨年の教訓を生かし、今年は快適な東北ツーリングルートとなった。


2016 梨本塾 GOHOKU TOUR レポート ①

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GOHOKU TOUR直前、連日日本列島は、狂ったような熱波に襲われていた………。

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空調施設のない梨塾ガレージもモロにこの影響を受け、夜の9時を過ぎても33℃オーバーという、もはやゲンチーメカの死活問題に発展しかねない暑さ。

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しかし参加される皆さんの行いがいいせいか………

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GOHOKU TOUR当日はどうやら涼しそうという予報に安堵。

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目下世間は、お盆休みとリオ・オリンピック真っ最中。GOHOKU TOUR当日朝は、内村航平選手が個人金メダルを奪取。

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ちなみにリオ・オリンピックの応援お姉さんとして一躍時の人となったのは、昨年梨本塾にも参加された石川さん。この後の日本人選手たちの大活躍、そしてメダルラッシュの一助となられていた。

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GOHOKU TOUR当日午前6時前、東北自動車道もそこそこの混雑状況。

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久喜辺りから断続的な渋滞となるものの、すべての車が停車してしまうほどではなく、そこそこ流れていた。

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大谷PAが混むだろうと予測した塾長は………

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先に一つ前の都賀西方PAにて朝食。かき揚げ天そばセットミニ高菜めし(730円)を朝食に。繁盛記に女性二人だけで厨房を回す気合いに感服したとか。そのお味は………

「結果的に、二日間でこれが一番おいしい蕎麦だった」

とのこと。なんという身も蓋もないコメント(笑)

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そこから30分ほど、大谷PAには続々と塾生の姿が。

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渋滞はあったものの、九割方が時間前に集合する辺り、さすがK-RUN戦士たち。

「遅刻一分罰金イチマンエン」


かつての梨塾レーシングには、このような鉄の掟があったが、その精神は連綿と引き継がれている。

大遅刻をしたのは某月刊モーターサイクリストの某五十嵐編集長のみ(笑)

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日本橋起点とすると、大谷PAまではおよそ140kmほどになる。

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三重県や愛知県からの遠征参加や、現地自転車参加も含め………

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今回集まるライダーは………

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全20名。

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梨本塾内ではAクラスからDクラスまで。さらにかつての塾生サポーターの姿も。

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例年のGOHOKU TOURに比べ………

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非常に快適な気温で………

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気持ちのいいツーリング日和となりそうだ。

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午前8時過ぎに大谷PAを出発………

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若干の渋滞を抜け、徳次郎にて日光宇都宮道路接続………

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そして料金所では………

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ETC組と現金組に分かれて………

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待機。

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早速注目を集めていたのは………

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ハーレーダビッドソンのロードスター。普段はスーパースポーツな塾生も、この日はスポーツスター各種に興味津々。

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日光ICで下道に降りて………

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全車給油。

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「K-RUN-GPみたいに、きっちり付いてきてよ?」

「え?やだよ」


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その後霧降高原の大笹牧場キャンプ場に到着。大谷PAからはおよそ50kmほど。

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例年この時期であれば「オアシス」だが、この日は下界も涼しく、ここでは25℃前後と寒いくらい。

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「それでも暑いよりは全然いい」

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休憩中にジャケットを脱がないGOHOKU TOURも珍しい………。

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時間が早いせいか、それほど他のバイク乗りは集まっていなかった。

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人気のロードスターの前で。

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「ところで、なんで霧降高原って言うんですかねえ………」

「………霧が降りてくるからです」


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じゃあそろそろ………

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恒例のアレを始めますか。

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「ッショイ!」

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「ッショイ!!」

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「っしゃあ~!」

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「ッダッシャ~!!!」

「およよマジか………」

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「ッショイ………」

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「ッショイ………………」

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「………ショイ」

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「かっは~………」

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「また夜勤が………」

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ということでジュージャン記念すべき第一回のルーザーは藤澤選手に。

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「ゴチんなります」

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休憩後、大笹牧場から県道23号を経て国道121号へ。

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そのまま北上し、道の駅たじまに………

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11時前に到着。

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昨年とは比較にならないほど行程にゆとりがあるからか………

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参加塾生も皆が余裕の表情。

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しかしあぐらを掻いてばかりいると………

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「邪魔だ邪魔だ~!」

とやられるのでご注意を。K-RUN中はもちろん公道でも「視野は360度」

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道の駅たじまは、2013年GOHOKU TOUR時にも立ち寄った場所。

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大笹牧場からここまでは、40km強、小一時間といったところ。

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今回もこのときの往路ルートをほぼ踏襲しているが………

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実際にはこの先の国道352号で左折しているため………

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289号線を経由するのは初めてとなる。

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「ここでソフトクリームじゃんはやらないの?」

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そしてここからまた121号を北上し………

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ルート本来の289号を左折せず、121号を会津田島駅方面へ行った先、踏切を越えて左側にある「富じ亭」へ。

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地元で評判の大店。

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蕎麦好きの多い塾生にとって………

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ドンピシャか。

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後続も次々に合流。

しかしこのシーン、まるで教習所の「危険予測ビデオ」に出てきそうな場面だが………大丈夫か!?

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大丈夫なのか!?

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うわわわわ………

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ふぅ~………

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ひょいッ。

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なんとかセーフ(笑)

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その西側には………

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南会津の夏山が色濃い。

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「暑くなってきましたね」

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それでも気温は30℃前後だ。

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「食べるゾ~ッ」

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文字通りのツーリング日和。

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それも、年に何度もないような最高のコンディション。

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先程の道の駅たじまから富じ亭までは、17kmほど。

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団体客用の奥座敷にチェックイン。

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このとき、すでに通常席は満員に。

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さあて、何を食べようかなあ。

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八木選手オーダーは、三人前はあろうかという二合そば(1300円税抜)。

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下田選手はかつ煮定食。

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塾長は味噌カツ+ざる蕎麦(小)。

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名古屋とは真逆に近い方面だが………

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「味噌カツは、どこで食べても案外ハズレがありません」

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天ざるも人気。

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山本選手は「アタリ!」割った卵には、黄身が二つ入っていた。

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お腹いっぱいになった後は………

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眠気覚ましに………

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すぐそばのセブンイレブンでコーヒーブレイク。

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もちろん即座にじゃんけん開始。

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っしょい。

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ひゃっは~!

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っしゃ~!

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っしょい!

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っしょい。

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うへッ。

ルーザーは初参加の岡選手、

かと思いきや、このとき店内にいた未出走選手が二名。

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神様下田選手と松本選手降臨。

っしょいッ!

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ダ~ッ………結果は変わらず。

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なんだかなあ~(笑)

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おいしいコーヒーをいただき、出発。121号から駒止峠バイパス(289号)を経て沼田街道(289号)へ接続。

駒止湿原にも立ち寄りたいところだったが、昨年の東北豪雨災害により通行止めが続いている。

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只見で左折して252号へ。只見川沿いを南西に下っていくと、すぐに只見湖が見えてくる。

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写真奥にあるのが、田子倉ダム。昼食の富じ亭からは、北海道のような快走路を経ておよそ60kmほど。

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山間の中に、長閑な風景が拡がっている。

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都会の夏とは、まったく違った趣き。

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この先は、日本有数の出力を誇る水力発電所へとつながっている。

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多くのツーリングライダーが行き交う252号線。

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この休憩所は、只見湖界隈ではもっとも止まりやすい。

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ライダーにとっては、こういった木陰がとても嬉しい。

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ノボリ通りに………

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おいしかったプチトマト。

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「………トマトの味がする!」

「………トマトだからね」

「いや、そういうことじゃなく!」


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「塾長、S1000RRとR1MとGSXR1000の違いを聞きたいんですけど………」

「883とロードスターとダイナの違いだね」

「………」


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さらに252号を登って………

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田子倉湖の真上へ。

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長大なダム湖が一望できる。写真左手のダムを介して、只見湖と接続している。

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この252号からも、例年は万年雪が残る山が見られるが………

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今年は異常なほど雪が少なかったらしく………

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この後の行路でも確認出来なかった。

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降雪量が少なければ………

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その分雪代が減ることとなり………

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つまり川の水が減って………

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水も栄養もダムに落ちないそうだ。

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このため「伝説の大岩魚」などで知られる奥只見湖(銀山湖)などでも………

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それほど魚影は多くないらしい。

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一行はその眺望に感嘆しつつ………

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そろそろ琥珀色の液体にも思いを馳せながら………

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周囲を散策。

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ここでも暑さはなく………

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時折涼しい風が通り抜けていった。

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ちなみにこの只見~奥只見界隈は………

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希少なイヌワシの生息地としても知られているが………

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この後、只見線と平行する魚沼までの区間で………

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それらしきツガイを発見。

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実際それが鳶なのかイヌワシなのか定かではなかったが

「いつもは姿を見せないイヌワシが会いに来てくれた」

と興奮冷めやらぬ塾長だった。

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いくつものスノーシェッドをくぐり抜け………

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252号線のワインディングを下りきって、魚沼界隈へ。

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越後須原駅は、只見湖から45km弱ほど。

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上り下り………

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すなわち会津若松方面、及び小手方面ともに………

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日に四本しかない東日本旅客鉄道。

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絶景の秘境路線と言われるが、2011年の新潟福島集中豪雨により被災。現在は寸断箇所があり………

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その補修にかかる費用が85億円にも登るとされているため………

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復旧目処は立っていないようだ。先に紹介したダムとも絡む複雑な話のようである。

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紅葉期の只見線。

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真冬の只見線。

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そして真夏の只見線。真冬はともかく、紅葉期まではバイクツーリングでもその絶景を享受出来るはず。

あと40分ほど待てば、ちょうど小出行きの普通列車が来るとのことだが………

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駅目前のスタンドにて全車給油。

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翌日メインルートの352号は、途中ほとんどGSがないため………

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ここでしっかり入れておきたい。

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ちなみに越後須原駅前にあるのは、このJAのガソリンスタンドと、Aコープのみである。

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頼みの綱のAコープも、午後7時には閉店するとのことで………

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「………その後の飲料はどこで入手すればいいのだろうか」

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「コンビニくらいあるでしょう?」

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「ない」

「ないの?」

「聞けば、ここからバイクで10分ぐらい行かないと、ないらしい………」

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「マジすか………」

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夜の早さに驚愕しつつ、須原駅から30秒ほどで本日の宿泊所「一力旅館」に到着。

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歓迎板には「梨本塾」ではなく「梨本様」(笑)

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東京から、トータル走行距離350km前後。うち高速道路は150km程度。

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初日ルート一覧(大谷PAより)。

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一力旅館に入るなり………

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お風呂もそこそこに早速宴会開始。

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ここまでの無事故を祝して………

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琥珀色で乾杯。

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新鮮なお刺身に………

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サザエや海老、茄子の和え物………

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山菜の煮物に………

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小鮎の塩焼き………

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お肉と野菜の焼き物。

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どれもおいしくいただいた。もちろん大人気だったのは「お米」。魚沼産だけに、何杯もおかわりする姿も。

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例によってto the windなライダーが圧倒的に多い塾生は………

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この日もなんと大瓶60本弱を消費。アルコールを摂取しない人もいるため、軽めに見ても一人3本以上。

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「染みいりますな」

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そしてこちらは「あみだくじ」ゲーム。

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K-RUN-GPグリッド表に似せて作られたそのあみだは………

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トリックが施してあり、開くと………

「ゴーストレート」

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つまりあみだになっていない、あみだくじだった。

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入賞者3名にはペリカが。

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「君たちは残念賞だッ!」

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宴もたけなわとなりましたが………

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お開くこともなく、千住大橋から北千住へ移動するかのように二次会へと移動。

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近隣(といっても徒歩10分ほど)に、一軒だけ開いているお店を見つける。

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ここで再びSUHARA8時間耐久レースのスタートが切られるのだった。

松山千春の大空と大地の中で、ジュリーの勝手にしやがれ、ラルクのハニー等、日本の名曲がエンドレスレインされる。


つづく。



文中敬称略。ご了承下さい。

2016 梨本塾チャリティツーリング GOHOKU TOUR

今回集った募金はすべて、梨本塾募金箱に収めさせていただきます。

送金先は、東日本大震災の被災地、並びに本年度災害等で被災された地域とします。

2016 GOHOKU TOURに参加された方はこのページにある写真をご自由にお使い下さい。

その際リンククレジットの挿入をお願いいたします。 写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/

なおGOHOKU TOURに参加された方で「こんな写真あるよ」「自分のブログにもレポートしたよ」と言う方はぜひコメント欄にリンクをお願いいたします。


写真 : 梨本塾オフィシャル 中尾選手 川畑選手 竹浦選手 他

※ 参加された方がご自身のブログ等で使用するのはOKとします。その際以下クレジットをお願いいたします。写真提供梨本塾:http://kei74moto.client.jp/

2015年 GOHOKU TOUR

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2012年 GOHOKU TOUR

2011年 GOHOKU TOUR


梨本塾東日本大震災復興支援活動