
2016年度 第8回 梨本塾 トミンモーターランド レポ4 K-RUN-GP Bクラス

波乱のあったAクラスに引き続いて………

Bクラスがコースイン。

全車がグリッドに整列。

フロントローにはFZ750、1299パニガーレS、GSXR1000が並ぶ。
ポールポジションタイムは27秒016、ボーダータイムは28秒344。今回のBクラスには、午前Aからクラスダウンした4名も含まれており、より過酷なレースとなることが予想された。

勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。

好スタートを切ったのは、ポールポジションから飛び出した#6佐々木FZ750。もちろんスタートをサポートする電子制御など皆無。

まずは切っ先を制して………

トップで1コーナーへ。2番手には近藤1299パニガーレS、3番手に渡邉GSXR1000
4番手に因藤CBR600RR、5番手に磯山R1、6番手に山中CBR600RR、7番手に片岡R6………

さらに8番手に古溝GSXR1000、9番手に下田S1000RR、10番手には午前Cから唯一のクラスアップとなった川畑デイトナ675と続く。

屈辱のクラスダウンを喫した佐々木が………

「毎ラップタイムアタックします」と公言し………

序盤からリードを拡げて………

「ベスト更新」を目指して、2周目へと突入。

その背後には2番手の近藤1299パニガーレS。

さらにその後ろには渡邉GSXR1000、因藤CBR600RR、磯山R1と続く。

午前Bクラスだったライダーを、午前Aクラスのライダーが取り囲む格好となった。

序盤のトップペースは27秒中盤。

しかし後続もそれほどペースが上がらず………

佐々木がリードを保っている。

27秒4~5での「スローペース」で周回する中………

徐々に3番手の#25渡邉が………

トップ2との距離を詰めてくる。

しかしすぐ背後には………

Aクラス常連の因藤と磯山が控えており、予断は許さない状況。

屈辱を晴らすべく挑んだ決勝だが、変わらず27秒中盤ペースの佐々木。

しかし2番手の近藤も、同様にペースが上がらず………

すぐ背後にまで渡邉が迫った。

チャンスを窺う。

そして5位争いには………

やはり午前Aクラスだった#11の磯山と#8山中。
「シングルゼッケンが、Bクラスで5位争いをしている場合ではない」というように、磯山にプレッシャーをかけ始める。

レース中盤に差し掛かると、佐々木と近藤の差は約1.5秒ほどまでに拡がる。

そのすぐ後ろに、渡邉、因藤が迫る。

いよいよレースは、折り返しを迎えた。
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佐々木と近藤の差が、さらに開き始めようとしたそのとき………

GSXR1000K6に乗る渡邉が………

1299パニガーレSを駆る近藤のインを………

ズブリと突き刺す。

これで渡邉は2番手に浮上したが………

トップの佐々木とは、すでに2秒近い差が。

これを挽回するには………

少しタイミングが遅すぎたか。

佐々木は変わらず、27秒中盤ペース。

しかし渡邉は、ここから一気にペースアップしていく。さらに………

#10因藤も、近藤のすぐ背後に付けて………

プレッシャーを与えていく。

前に出られるか。

それまでトップの佐々木と2秒近くあった差を、一気に1秒ほど削り取ってきた渡邉。

さらに3位争い………

5位争いも………

接近戦へ。

2番手の渡邉もさらにペースアップし………

佐々木を追いかけている間に、なんと26秒6という凄まじいベストタイムを刻んで………

2秒ほどあった差を、すべて削り取って見せた。

「Bクラスのレースで26秒6!?」

会場には一瞬どよめきが起こるが………

さらに渡邉はトップを奪うべく………

佐々木の背後に張り付く。

3位争いの近藤と因藤………

5位争いの磯山と山中も同じような展開に。

得意のレイトブレーキングで揺さぶりをかける因藤。しかし近藤も必死にこれを防ぐ。

ここへ来て、ようやく佐々木にも火が付いたか………

それまでの27秒中盤ペースから………

時折26秒台に入れる快走を見せる。

そしてトップ争いは………

ついにバックマーカーの背後へ。

これが絡めば或いはと思われたが………

残念ながら、これがファイナルラップ。

なんとか佐々木が逃げ切って………

トップチェッカーへ。素晴らしい走りを見せた渡邉は2位。

そして最後まで続いた3位争いは………

僅かに近藤が前でゴール、4位に因藤。
5位争いを制したのは磯山、6位に山中、単独7位に片岡、8位に古溝、9位争いは下田が制し、10位に川畑の順で全員がゴール。

「26秒6!?マジか………」
「てへっ。やりました」

終盤までの展開は微妙なものだったが、最後の最後に26秒台をマークして、なんとか面目を保った佐々木。
クラスダウンではあるが、6月のAクラス優勝に引き続いてのシーズン2勝目。ひとつのシーズン中に、AクラスとBクラス両方で勝利することが非常に珍しい。

現在のメンバーの中では………

最古参となるベテランの一人だが、まだまだ成長中である。
おめでとう!
つづく。
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2016 第9回 9/25(日) 開催!
【直前受付中。今週唯一の晴予報】
google検索ワードに出てくる
【梨本塾 33秒】
これを察するに………
【梨本塾は33秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居は一切ございません。
35秒でも40秒でも、もちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく1日遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
「もてぎで4分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」

梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。

あの方はもしかして………まさかの世界チャンピオンもお忍びでッ!?
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!

今さら聞けない!? 梨塾 FAQ
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。

梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>次回お申し込みチェックを!!
繰り返しになりますが………
「梨本塾に一切敷居はございません」

初参加の方もぜひぜひお越し下さい。

「梨塾で会いましょう!」



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