2016年度 第12回 梨本塾チャンピオンズカップ トミンモーターランド レポ4 K-RUN-GP Bクラス
12月梨本塾、二つ目のレースとなるのは………
K-RUN-GP Bクラス。
全車がグリッドに整列。フロントローにはCBR600RR、GSXR1000、そしてCBR600RRが並ぶ。ポールポジションタイムは27秒266、ボーダータイムが28秒078と、その差は0.812秒。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好ダッシュを見せたのは………
予選3番手から飛び出した#24因藤CBR600RR。
#25石井GSXR1000を抑えて………
1コーナーに進入。
2番手には石井、3番手には皆藤CBR600RR、4番手に磯山R1、5番手に近藤1299パニガーレS、6番手に吉田ZX6R、7番手に下田S1000RR、8番手に山中CBR600RR………
そして9番手に中村R1と続く。S字から帝王コーナーにかけて、山中が下田の前へ。
トップは帝王コーナーから………
3コーナーへ。
ここで#8皆藤が石井のインを狙うも、前には出られず。悔しいクラスダウンだけに早く前に出たいところだが………
その後の最終コーナー立ち上がりでは、#22磯山に前に出られて………
つい焦ったか、ブレーキングミス。
リヤタイヤをロックさせたままラインブレイク。
「こういうシーンこそ、このブーツが威力を発揮します(塾長)」
リヤブレーキをリリース出来なかったため、スピードを殺しきれず………
あえなく登坂。
その間、集団はすべて前に出てしまった。
幸い転倒せずに済んだが、クラスダウンの悔しさが、僅か一周で倍増することに。
トップに立った因藤は、27秒2前後の快調なペースで飛ばしていく。やや間を開けて2位の石井………
さらに間を開けて、3位争いの磯山と近藤、そして吉田と続く。
予選よりも速いペースで周回する因藤。
今季筆頭成長株の石井だが、この序盤ペースには付いていくことが出来ない。
3位争いの2台は27秒中盤での攻防。
なんとか前に出たい近藤だが………。
その後方、単独5位には吉田ZX6R。
6位争いは山中と下田の2台。
単独8位は、午前Cクラスより唯一ジャンプアップしてきた中村R1。
先程コースアウトした皆藤は9位。
レース中盤へ向けて、因藤がどんどん後続を突き放す展開となり………
このままぶっちぎりの展開になるかと思われたが………
しかし後続も諦めない。
徐々にペースを掴み始め………
僅かずつアベレージタイムを引き上げている。
そして8位争いでは………
中村に追いついた皆藤が、3コーナーで仕掛けた。しかし前には出られず。
トップ因藤のペースが僅かに緩み、逆に2番手石井のタイムは上がった。
さらに27秒台前半にまでペースアップして………
2秒以上あった因藤との差を………
一気に詰めてきた。先月の再現なるか。
3位争いでは、この日午前交換したニュータイヤがようやく馴染んで来たか、磯山もペースアップ。
トップの因藤も、恐らく1コーナーブレーキング時に写り込む「影」によって、後ろに石井がいることに気付いているはず。
この石井の追い上げに引っ張られるように………
3位争いも加速していく。
石井の前を走る因藤も………
このCBR600RRに乗り換える前は、GSXR1000乗りだった。
その良さとウィークポイント両方を知っているだけに、石井にとっては少々やりにくい相手か。
レースは後半戦へ。
2017 第1回 梨本塾 1/29(日) 開催!
【割引受付中】
お申し込みは今すぐ>>コチラから。
2017 板橋シティマラソン 出走サポート イベント 2017年2月19日(日) 開催!!
トミンモーターランドでマラソン大会&フリー走行!!
梨塾マラソンズと梨本塾の融合、ジョギングとバイクでのフリー走行を織り交ぜたイベントを、トミンモーターランドで初開催します。
お申し込みは>>コチラから。
【梨塾ガレージコンプリート デイトナ675、開発完了】
→ご成約となりました
最高評価頂戴したPC37、さらにリッターSSレコードを大幅更新したS1000RRに引き続き、梨塾ガレージコンプリート第3弾は、ナンバー付き最強デイトナ675が完成。現在ご商談受付中です。
開発テスト、モデファイの記録詳細は>>こちらから。
購入ご相談等大歓迎です。いつでもお問い合わせ下さい。
【梨塾ガレージコンプリートS1000RR、開発完了】
【25秒13】 トミンモーターランドリッターSSレコード大幅更新!!
現行R1MやS1000RR、ZX10Rを完全凌駕。
現在最終パッケージ選定中、間もなく予約受付開始。
最高評価頂戴したPC37に引き続き、梨塾ガレージコンプリート第2弾は、世界にたった一台のS1000RRを目指して開発、リッターSSレコードを大幅更新し、同時走行していた梨塾ガレージCBR600RRをも上回るラップタイムをマーク。
さらに公道でのバランスも構築中。年内完成予定です。
開発テスト、モデファイの記録詳細は>>こちらから。
購入ご相談等大歓迎です。いつでもお問い合わせ下さい。
【 BAZZAZ ZFi TC 】
74JKGのS1000RRにも導入済みのBAZZAZ ZFi TC。FIのマッピング変更はもちろん、クイックシフト、さらにトラクションコントロールまで機能させられるサブコンです。特にトラコンに関しては、スタンダードで装着されているモデルでも導入すると激変します。
「もはやリッターSSには必須」と言える最強アイテムですが、昨今はミドルSSへの導入もチラホラと。
「600に入れれば、格段に安全性が上がる!」
ぜひご検討下さい。
【サシ塾もいいけど、手っ取り早く速くなるなら…ナシガレ?】
【………秘密兵器導入でよろしいでしょうか?】
・ そんな大人のご要望にも、もちろんお応えいたします………ナシガレで下記メニューはいかがでしょう?
① 【蘇れ相棒………】 車体廻りフルオーバーホール………
・ バイクは生もの。走りっぱなしではやっぱり言うことを聞いてくれません。車体OHは3万円より(消耗部品別)、予算に合わせて承ります。来年一気に開花するためにも、この冬のメンテが大事です(^^)ブレーキ回りやステム、リンク廻りから始まってもちろん全バラまで。
② 【もう一度あの日に還りたい】 エンジンフルホーバーホール………
・ 距離だけでなく、ある程度回して乗り込んでいるならそろそろOHも視野に………梨塾ガレージではお客様のニーズに見合ったプランニングで、手軽にOH作 業を承ります。もちろんレーシングエンジンメンテナンスもお任せ下さい。街乗りから選手権レベルまでフルカバーします。
③ 【理論武装】 趣味趣向品大人買いへの道………
・ バイク界のロレックスやブルガリともいえる、オーリンズ、ブレンボ、JBマグタン等々高級趣向品の数々。但しこれらは見て美しいだけでなく、乗って優れるか らこそ価値あるもの。
・ 梨塾ガレージコンプリート号(GSXR1000、CBR600RR PC40 及び37)にはすべて装着、すでに実績を残している逸 品ばかり。塾生にも大好評の品々。ぜひご賞味下さい。
・ 梨塾ガレージでは梨本塾生を対象に多品目激得販売取付を行っています。
・ 梨塾ガレージでご紹介するのものは、これまでしっかりと走行テスト、及び結果の出ているものだけになります。またそれぞれポン付けではなく、実走テストを繰り返した上で、独自の最適セットアップを行ったものです。
【 JBマグタン 】
74JKGのGSXR1000、CBR600RR、そしてS1000RRにも導入済みの超軽量マグタンホイール。純国内生産ならではの、圧倒的な精度と信頼感。抜群の軽さを誇りながら、ノーマルホイールと同等以上の耐用性も実現した魅力の逸品。
【 BAZZAZ ZFi TC 】
74JKGのS1000RRにも導入済みのBAZZAZ ZFi TC。FIのマッピング変更はもちろん、クイックシフト、さらにトラクションコントロールまで機能させられるサブコンです。特にトラコンに関しては、スタンダードで装着されているモデルでも導入すると激変します。
「もはやリッターSSには必須」と言える最強アイテムですが、昨今は「ミドルSSへの導入」もチラホラと。
「600でもきっちり仕上げれば、格段に安全性が上がる!」
こちらもベンチテストだけのポン付けでは、機能しません。高次元、幅広いレンジでの実走テストがベースです。
ぜひご検討下さい。
【 ブレンボ RCS19 マスターシリンダー(ブレーキスイッチ付き) 】
梨塾生定番、ブレーキ必須アイテムナンバー1。このマスターを導入すると、ブレーキ効力が安定するのはもちろんですが
「ブレーキングが楽しくなる」
と いう魔法のアイテムです。昨今多くの塾生が導入し、大満足という感想をいただいております。もちろん公道走行車両にも最適です。
塾長はすでに 「PC37、PC40、GSXR1000K6はもちろん、さらにXL883Rにも導入しちゃいました」と見事なまでのハマリっぷり。
こちらも塾生特価でご案内いたし ます。車種によっては非常に難しい専用フィッティングもお任せください。
【 ジャダーの悩みを解消!!ベスラ Super RJL XX シリーズ 取り扱い開始!! 】
ジャダーの出始めていた梨塾ガレージPC40にてテスト開始。なんと………見事なまでにジャダーが収まりました!
ノーマルディスクはもちろん、ブレンボディスクとの相性も良く、制動力、安定感もバッチリ。すでに梨塾号CBR600RR、S1000RRの
「エースパット」
となりました。値は張りますが、それ以上の安定感、安心感です。ぜひご相談下さい!
【 ブレーキフルード G-Four355 】
スーパースポーツ乗りにとって、特に夏場以降は厳しくなるブレーキ問題。
・ タッチが安定しない
・ フェードする
・ すぐにエアをかんでしまう
などの問題を大幅に緩和してくれるのがこのブレーキフルードです。塾生特価工賃にて入れ替え承り中。ぜひお試しを。RCS19とのマッチングも良好です。
【 ブレンボHPローター 】
制動力アップ、ディスク温度の安定化、タッチの向上などを目指すときの定番品。大径化もご相談ください。RCS19とのマッチングは「最強」です。
【 OHLINS FGK フロントフォークカートリッジキット 】
ラップタイムのみならず「抜群の感触」を得られる、究極の逸品。バネレート選択肢も広く、希望があれば減衰特性も変更可能。トミンモーターランドコースレコード(25秒12)ホルダーである梨塾PC40、そしてリッターSSレコードを大幅更新(25秒13)したS1000RRにも導入済みです。
但しポン付けでは機能しません。スプリング選定からダンピング設定、そして前後の車体バランス、車体姿勢まで含めてきっちり仕上げない限り、猫に小判です。高い次元、幅広いレンジでの実走テストを基本としている梨塾ガレージだからこそ、最適なセットアップをご提供できます。
フォークスプリング単体(ノーマルフォーク用)も取り扱っております。フォークオイルとともにぜひご相談ください。
【 OHLINS リヤショックアブソーバー各種 】
定番品です。しかしこちらの商品で意外なのは「サーキット走行はもちろんだけど、公道での乗り心地が格段によくなった」という感想が非常に多いこと。FGKとのセット導入割も実施中。梨塾号ではPC40にTTX、37とK6にはSUシリーズ、S1000RRにもTTX-GPを導入済みです。
【 パワーコマンダー & オートチューン 】
もはやFI車には必須アイテム?常用域のトルクアップにはこれが一番効果的!サーキット走行だけではなく、幅広いレンジに対応したマッピングで、あなたのマシンをさらに好みの特性に。こちらも梨塾号PC40には導入済みです。
【乗って楽しく見て楽しい XL883R】
「雰囲気ではなく、走りに特化したプロ仕様883R。ハーレー乗りも垂涎の逸品!?」
ハーレーダビッドソン XL883R スポーツスター 梨塾ガレージ コンプリート
最近はこんなのも作ってマス………吸排気系変更に伴い最適なサブコンマッピング(74JKGではあえてサンダーマックスを用いず、ダイノジェットPCⅤ+ オートチューンで独自調整を行っています)、バンス&ハインズの爆音を去勢し常用域でトルクアップさせるオリジナル消音サイレンサー、実践的な足回りセッ トアップ、秀逸なブレーキシステム………等々。ノーマルとは比較にならないトルク、そして走りやすさを実現しています。さらに日々進化中。883の特性を生かした、もの凄く楽しいマシンに仕上がっています。
ヒートデーモン入荷!まるで純正!? これでオールシーズン安心の最強グリップヒーター
74JKG スポーツスターXL883Rにも装着済みのヒートデーモン。ハンドル中通し配線のため、DIY作業ではハードル高め。すでに2シーズン稼働させてますがト ラブルもなく、厳冬期も頼れる存在です。ハンドルグリップなどはそのままで外径ももちろん変わらず。さらに見た目もカッコ良く、LEDレベルランプが泣か せます!現在数点在庫あり。お早めに(スポーツスターのみ対応です)。
梨塾ガレージコンプリート PC37 CBR600RR 改
2014~2015 シーズンにかけて、ほぼ一年を費やして開発、テスト走行を繰り返してようやく完成した珠玉の一台。採算度外視で高機能パーツを装着、さらにラップタイムと 快適な乗り心地を求めて、ようやく完成いたしました。世界に2台と存在しない、究極のCBR600RRです。
開発日誌等、詳細は>>こちらから。
ホンダヤマハスズキカワサキはもちろん、ドゥカにBMアプリリアも出来る限り対応しちゃいます。
さらにハーレーまで!? 日々奮闘の作業報告は………>>コチラから。
レースも後半に入ると、トップ争い………
3位争い………
そして5位争いが接近戦へ。
それぞれなんとか逃げたい、或いは前に出たいものの………
アベレージタイムが似通っており………
勝負を決定づけることが出来ない。
こうなれば当然前走車が優位だが………
しかしその分見えないプレッシャーにも晒されることになる。
単独7位は下田………
同じく8位は中村。
残り数周となったところで………
トップ因藤がスタミナ切れしたか、28秒近くまでタイムが落ちてしまう。
それでも懸命に力走するが………
若い石井はこれを見逃すまいと襲いかかっていく。
R1と1299パニガーレS、電子制御フル武装同士の戦いも続く。
ペースは落ちたものの、締めるところは締めている因藤に………
石井は翻弄される格好。
梨塾参加歴も長いだけに、その辺の戦略には長けている。最後の3コーナーも、きっちり首位を守った。
それぞれの順位争いも………
ファイナルラップへ。
最後にペースは落ちたものの………
スタート直後の1コーナーから首位を守り続けた因藤が………
真っ先にチェッカーへ。僅差の2位には石井。
3位争いを制したのは磯山、4位に近藤。
5位にはこのレースで27秒6までタイムアップした吉田、7位には復調気配の山中。8位に中村、9位に皆藤の順で全員が無事にゴール。
久々の勝利に喜ぶ因藤。
最後に勝利したのは2014年の6月大会Bクラス。
GSXR1000でも波に乗り始めた頃だったが………その後筑波サーキット最終コーナーで転倒を喫し、大怪我を負う。
今回の勝利は、その怪我から本当の意味での復帰ということにもなるだろう。
2016シーズンは、全9回の出場中、Aクラスでの出走は二回。しかもそのうち一回は26秒台を叩き出してのものだっただけに………
2017シーズンは、更にAクラスでの出走回数も増えそうだ。
おめでとう!
つづく。
文中敬称略、ご了承ください。
この記事の中に掲載されている写真の未圧縮原板(~5MB程度まで)を廉価販売しております。
2カット1セットで1000円~より。
ご希望の方は「掲載ページURL」「掲載写真のURL(分からない場合は掲載位置などでご指定ください)」と「ゼッケン番号 お名前」を添付して>> std_spd@hotmail.com までお問い合わせ下さい。
メールタイトルには「第○回梨本塾写真希望」と明記してください。
※ 写真によっては対応できないことがありますのでご了承下さい。
また、本記事に掲載されている写真は梨本塾参加者の方に限りブログなどでの二次使用可能とします。
その際は必ず以下梨本塾クレジットをお願いいたします。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
過去レポートも全部見れます>>公式レポートオールインデックス
過去リザルトも全部見れます>>公式リザルトオールインデックス
1080フルHDド迫力映像満載!>>K-RUN-MOVIE
うまくなるにはこの定番とも言うべき>>ウラメニューが必須!?
ウワサのニューマシンインプレッション>>Test the Bike.
2017 開幕戦 第1回 1/29(日) 開催!
【割引受付中】
google検索ワードに出てくる
【梨本塾 33秒】
これを察するに………
【梨本塾は33秒以上で参加しちゃいけないの!?】
というところだと思われますが………
そんな敷居は一切ございません。
35秒でも40秒でも、もちろん大歓迎です。
バイク乗りの皆さんに楽しく1日遊んで貰う場所、
それが梨本塾です。
「トミンで40秒を切れません………」
「筑波は2分を切れません………」
「もてぎで4分切れません………」
「鈴鹿は帰ってこれません………」
「まさしく梨塾レンジ。お気軽に遊びにいらしてください(^^)/」
梨本塾にはとんでもなく速い常連の方もいれば、
初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
また小難しいレクチャーや座学なども一切ありません。
あの方はもしかして………まさかの世界チャンピオンもお忍びでッ!?
トミンで40秒が切れません→OK
筑波で2分の壁が壊せない→NO problem!!
鈴鹿やもてぎだと、一周回って来れません→Welcome!
今さら聞けない!? 梨塾 FAQ
【初サーキットでも膝すれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
参加希望の方は今すぐこちらから>>次回お申し込みチェックを!!
繰り返しになりますが………
「梨本塾に一切敷居はございません」
初参加の方もぜひぜひお越し下さい。
「梨塾で会いましょう!」
梨塾ガレージってナニ?
最新ZX10RからR1M、S1000RRは元より………
CB400SFから………
R25まで。
ホンダヤマハスズキカワサキは
もちろん、ドゥカにBMアプリリアも
出来る限り対応しちゃいます。
さらにハーレーまで!?
その正体は………>>コチラから。
ツイート