

2017年度 第12回 梨本塾 トミンモーターランド レポ3 K-RUN-GP Aクラス

12年度最終戦、ひとつめのレースは梨本塾花形となるK-RUN-GP Aクラス。
精鋭ばかり9台がグリッドに整列。26秒台が二名、残り7名は27秒4から27秒7の間に集結する。

勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。

ポールポジションからウィリーでスタートダッシュを決めたのは………

#2柴899パニガーレ。トルクを生かし、ポーンと前に出る。先月とは逆の構図となったが………

そのままホールショットを奪取。2番手に篠塚CBR600RR、3番手に安野1199パニガーレS、4番手に山中CBR600RR、5番手に片岡R6、6番手に渡辺GSXR1000………

そして7番手に磯山R1、8番手に近藤1299パニガーレS、9番手に勝野S1000RRと続く。

3コーナーまでに………

順位は動かず………

そのままファーストラップをクリア。柴がリードを拡げる。

4番手争いは6台。

片岡が仕掛けるものの、山中がこれを許さず。

トップ3が快調に飛ばす中………

#4山中のペースが上がらず、4位争いは数珠つなぎに。

トップに立った柴は、26秒中盤というこの寒さの中では驚異的なペースで後続を突き放しにかかった。

#4山中も徐々にペースを掴みはじめ………

4位争いを牽引する形に。

7位争いは磯山と近藤。

逃げを狙った柴だったが………

レース中盤に向かってペースアップしてきた篠塚が………

その背後を完全に捉えた。

しかしこのホームストレートでの加速力は899パニガーレが勝るため、そう簡単には勝負に出られない。

単独3位は安野………

そして4位争いは………

山中、片岡、渡辺が激しく火花を散らせる。

その後方に、磯山、近藤。

一度は完全に背後を取られた柴だったが………

ここで再度篠塚を引き離すべく、ガスオン。
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27秒台中盤で推移する4位争い。

そして26秒台後半で展開されていたトップ争いは………

再び接近戦へ。

レース後半に入り………

いよいよ牙を剥き出しにするキング。

インフィールドに入るや………

コーナー毎に仕掛けていく。

しかし柴も昨年最終戦を再現すべく、レイトブレーキング。

その固く閉ざされたインをこじ開けるべく………

篠塚はさらにブレーキングを遅らせる。

しかしなかなかポジションは奪えない。

単独3位の安野、4位争いの山中、片岡、渡辺………

7位の磯山………

8位近藤まで、それぞれのポジションでの争いも続く。

そしていよいよ残り少なくなってきたところで………

キングが勝負に出た。3コーナー進入………

ギリギリのタイミングでインを奪って………

首位に浮上。

柴も外側で粘ったが………

万事休す。

トップ2はバックマーカーを視線に捉えつつ………

最終版へと突入。

満を持してトップに立った篠塚は………

更にガスオンして………

ペースを上げる。

追いつかれたバックマーカーも瞬時に状況を把握、レコードラインを譲るファインプレー。

この結果ストレスなく前に出た篠塚は………

僅か数周で柴との差を2秒近くにまで拡げて、最後の3コーナーを回る。

4位争い………

7位争いの2台が最終ラップに入る頃………

トップの篠塚は、カメラマンが追い切れぬうちに単独チェッカーへ。2位には柴。

単独3位に安野………

4位山中、5位片岡、6位渡辺、7位磯山、8位近藤、9位勝野の順で全員が無事にゴールした。

トミンモーターランドにおいてCBR600RRと899パニガーレでは、マシン的にほとんど差がないため………

「前にいる方が圧倒的に有利」であることは間違いない。

それを覆し、逆転優勝を果たしたキング篠塚。

例年最終戦では調子が上がらないことも多かったが、今季はしっかりと締めくくり、年間二桁となる10勝目をマーク。
これはすべてのクラスを含めても最多勝となる。

同時に参加9シーズンの中で、5年連続6度目のシリーズチャンピオンに輝いた。
圧倒的な速さと安定感、そして不屈の精神こそが梨塾キングたる由縁だろう。
この勢いは、まだまだ止まりそうにない。
つづく。
文中敬称略、ご了承ください。
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繰り返しになりますが………
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