2017年度 第12回 梨本塾 トミンモーターランド レポ5 K-RUN-GP Cクラス
17年度12月梨本塾、3つめのレースとなるのは………
K-RUN-GP、Cクラス。
全9台がグリッドに整列。フロントローにはR1、CBR600RR、R1Mが並ぶ。ポールポジションタイムは29秒265、ボーダータイムは30秒422。トップから7番手までのタイム差は、僅かコンマ3ほど。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは、ポールポジションから飛び出した八木R1。
2番手に中尾CBR600RR、3番手に妹尾R1M、4番手に山内1198S。
5番手に石森CBR600RR、6番手には最後尾から好ダッシュを決めた喜多TZR250R、7番手に伊藤Ninja250、8番手に山田GSXR1000、9番手に梨本亮CB400SFの順で1コーナーへ。
帝王コーナーまでの間に、山内1198Sが3番手へと浮上。
そのまま一周目をクリア。1~3位集団と………
4位以下とに分かれる格好。
トップに立った八木は………
いち早くペースアップして………
後続を突き放していく。かつては26秒台をマークしたことがある2番手の中尾だが、負傷から久々の復帰走ということもあり、これについて行けない。逆に後方から山内に追いつかれてしまう。
4位争いの首位を走るのは妹尾R1M。その後ろに石森、喜多、伊藤、山田、梨本。
トップの八木のラップペースは29秒台中盤といったところ。
2位の中尾………
3位の山内もほぼ同じペースだが、僅かずつ遅れている。
気温と路面温度がもう少し高ければ………
全体のアベレージタイムはコンマ5秒ほど上がりそうだが………
やはりそれほど無理は利かない状況のようで………
それぞれのライダーは、慎重に駒を進めている。
その中で距離を詰めていた6位争いでは………
帝王コーナー進入で、喜多が痛恨のミス。
その隙をついて、伊藤と山田がそれぞれワンポジションアップ。
喜多もコースオフせず………
素早い復帰を果たした。
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トップを快走する八木R1。レース後半に入っても、ペースダウンしていない。
やや距離を置いての2番手争いは………
大ベテランの中尾と………
山内。さらにそこから距離を開けて………
4番手の妹尾。
この妹尾を追う石森に………
伊藤が追いついてきた。
完全に視野に捉える。
7位争いは山田と喜多。
単独9位には、最年長梨本亮77歳。
1~3位がやや間を開ける中で………
4位争いは3台に膨れあがる。
先月このクラスでぶっちぎり勝利を果たしている#43妹尾だが………
今月は後続から責め立てられ………
4位を死守できるかどうかの展開に。
一方トップの八木は………
バックマーカーをラップダウン。
その後方で………
いよいよレース最終版ということを知り、各車が更に間合いを詰めていく。
後続に3秒以上の差を付けた八木がファイナルラップへ突入。
4位争い………
7位争いも、順位を変えぬまま20周目へ。
スタートから終始安定したペースで走りきった八木が、そのままチェッカー。
接近戦の2位争いを制したのは#29中尾、3位に山内。
激しいバトルが続いた4位争いは………
結局#43妹尾が逃げ切った。5位に石森、6位に伊藤。
7位に山田、8位に喜多、9位に梨本の順で、全員がゴール。
シーズン最後のレースを無事に終えたことに、安堵する。
八木にとっては、今季二度目の勝利。
前回はDクラスでの優勝だったが………
今回は実力通り、きっちりCクラスで勝ち星を挙げた。
自走かつロッソコルサで走る数少ないリッターSS乗りだけに、初参加のライダーにも参考になるはず。
「自走なのに、なぜか冬に強い」
ベテランライダーだが、16年シーズンは年間5勝をマークし、ランキング4位につけるほどの実力。
18年シーズンも、春にかけてもう一暴れしてくれそうだ。
おめでとう!
つづく。文中敬称略、ご了承ください。
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今さら聞けない!? 梨塾 FAQ
【初サーキットでも膝がすれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
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繰り返しになりますが………
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初参加の方もぜひぜひお越し下さい。「梨塾で会いましょう!」
梨塾ガレージってナニ?
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2017 CBR1000RR SP………
S1000RR………
ZX10R………
R1Mといった最新スーパースポーツの基本特性を、徹底的な走り込みとタイムアタックでしっかりと把握した上で、ファインセットアップを施工。
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