

2017年度 第12回 梨本塾 トミンモーターランド レポ6 K-RUN-GP Dクラス

17年度梨本塾、シーズン最後のレースを飾るのは………

エントリーユーザーが集うK-RUN-GP Dクラス。全9台がグリッドに整列。フロントローには701スーパーモト、SS900ie、そしてGSXR750。ポールポジションタイムは30秒453。

勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。

好スタートを切ったのは、3番手から飛び出した#66保坂GSXR750。

2番手に菅原701スーパーモト、3番手にはサードローから抜群のスタートを決めた工藤デイトナ675、4番手に木村SS900ie、5番手に吉村RSV4R4………

6番手に斎藤959パニガーレ、7番手に初参加の川島デイトナ675R、8番手に斉藤XSR900、9番手に新宅900SSと続く。

トップに立った保坂が………

レースを引っ張る格好で………

ファーストラップをクリア。

菅原………

工藤がこれに続き………

さらにその後方に木村、吉村、斎藤と連なる。

早くもワンツーが抜け出す。

3位争いが3台………

6位争いが2台、8位争いが2台と行った構成。

トップの保坂は、30秒台で逃げを打つ。

2番手の菅原も、ベストは29秒台前半だけにここは粘りたいところ。

序盤、もう一つペースの上がらない工藤の背後で、木村、吉村が激しくプレッシャーをかけていく。

保坂は17年シーズン、ベストは28秒台まで行ったものの、公式予選では29秒台止まり。後方菅原との公式ベストタイムには、それほど差がない。

同じく#63工藤も、ベストは28秒台。#67木村を挟んで吉村も過去28秒台をマークしているだけに………

この日のアベレージタイムはともかく、実力は拮抗している。

単独6位に斎藤959パニガーレ、7位には初参加の川島、8位に斉藤………

9位は新宅。

3番手の#63工藤が少しずつペースをつかみはじめたとき………

その後方で吉村が木村に仕掛けて………

2番手へと浮上。

更に工藤のインも狙っていく。

工藤もこれに気付いたかガスオンし………

早くも現れたバックマーカーをかわしていく。

トップは6争いの2台をラップダウン。

そして3位争いも………

バックマーカーを交えての攻防が始まった

バックマーカーをリズムよくかわしていく#66保坂に対し………

2番手の菅原701スーパーモトは、なかなか前に出られない。このまま差が開いてしまうのか、それとも―。
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バックマーカーを抜きあぐねている菅原の後方から………

猛烈に3位争いが迫ってきた。

このタイミングで何とか前に出たい菅原だったが………

バックマーカーに行く手を阻まれてしまう。

これに対し3位の工藤は………

リズム良く前に出ることで………

前方にいる菅原との差を………

どんどん詰めていった。

その差、約1秒まで迫る。

トップを独走するのは保坂。

そしてどうやら2位争いとなりそうなのは#50菅原と………

これを視野に捉えた工藤デイトナ675。

帝王コーナー進入でついに菅原を視野に捉えた工藤だったが………

ここで焦りが生じたか………

ブレーキングの無理がたたり………

危うくバックマーカーにぶつかりかけた。

ここでラインオフし………

その隙を突いて吉村RSV4Rが前に出ようとインにマシンをねじ込んだ。

しかし工藤も踏ん張り………

続く3コーナーで、再度ポジションを奪い返す。

レース後半に入り………

再び菅原は工藤に対し2秒近いアドバンテージを握った。

しかし工藤も………

諦めずに追走する。

完全に一人旅となったトップ保坂の後方で………

バックマーカーも入り乱れつつ………

またしても工藤が菅原に肉薄。

バックマーカーを先頭に………

激しい2位争いが再開される。

更にその後方から、吉村RSV4Rも追い上げてきた。

いよいよ保坂がファイナルラップに突入。

続いて2位争いの3台も。

最後の勝負所でもある帝王コーナー進入で、ついに菅原が勝負に出た。
それまで抜きあぐねていたバックマーカーを、ここでパッシング………

さらに挙手して合図を送る余裕を見せる。これぞ梨塾魂か、或いは後方の状況に気付いていないだけなのか。

これで万事休すと思われたが………

工藤もバックマーカーのインにマシンをねじ込み、最後のチャンスに望みをつなぐ。

トップ保坂が独走チェッカーを受けたその後方で………

最後まで続いた2位争い。辛うじて逃げ切ったのは菅原。3位に工藤、4位に吉村、5位に木村、6位に斎藤、7位に川島、8位に斉藤、9位に新宅と全員がゴール。

予選タイムでは、ポールポジションの菅原に対してコンマ4秒ほどビハインドを負っていた保坂。

しかし決勝ではうまいレース運びを見せて………

独走優勝を果たして見せた。

これで今シーズンは第二回、第六回に続き、三勝目。

初参加から一年二ヶ月で三回の勝利数となった。
おめでとう!

17シーズン最終戦、その最後のレースを終えた後の外気温はわずか6℃。
まるで1~2月並の寒気団に襲われたものの、全員が無事に決勝レースを終えることが出来た。
つづく。文中敬称略、ご了承ください。
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