2018年度 第2回 梨本塾 トミンモーターランド レポ5 K-RUN-GP Cクラス
2月梨本塾………
3つめのレースとなるのは………
K-RUN-GP、Cクラス。各車フリー走行を終え、グリッドに整列。
フロントローにはCBR600RR、GSXR1000R、そしてGSXR1000。ポールポジションタイムは29秒484、ボーダータイムは30秒875。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは、ポールポジションから飛び出した西村CBR600RR。
続いて古溝GSXR1000R、更にその後方にはセカンドローからジャンプアップした嶋村Ninja250SL、4番手には藤澤R25、3番手スタートの山田はやや遅れて5番手、6番手に石森CBR600RR、7番手に梨本亮CB400SF、8番手に八木ZX6Rと続く。
トップ集団は3コーナーへ。
首位西村を筆頭に、古溝、嶋村、藤澤………
山田、石森………
梨本、八木と続く。
トップに立った西村だが………
2番手の古溝と共に、クラスダウンを喫しているだけに………
このクラスではぶっちぎり優勝を狙いたいところ。
だが低温路面のせいか、思ったよりもペースが上がらない。
30秒前後のスローペースであれば………
後続も………
離れてくれない。
6位争いを一歩リードするのは石森CBR600RR。
それぞれアドバンテージを持てぬまま、レースは折り返しへ。
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15周という短いレースながら………
グリップしてくれない路面に悩まされ………
思ったようにペースが上げられない。
それでもなんとか前走車を抜こうと………
プッシュするものの………
抜くまでには至らず。
600ccが1台、リッターSSが2台、250ccが2台というトップグループだが………
果たして勝負の行方は―。
一方6位争いは、石森の後方に梨本と八木が追いついた。
今回のCクラストップグループは………
主にそれぞれのベストタイムが………
28秒台前半から………
29秒台前半といったライダーで占められている。
この「もうすぐBクラス」といったゾーンこそが………
もどかしく、しかし楽しいタイム帯でもあり………
そして上のクラスに上がるために、もっとも勉強にもなる時間でもある。
このタイム帯であれば………
マシンによる運動性の差こそあれ、実質的なハンデはほぼなく………
レース巧者であれば………
ライバルに対して………
きっちり勝ちきれるはず。
しかし今回のように………
実力が伯仲してしまうと………
なかなか次の一手が見えてこない。
手近な場面に良策が見つからぬと、人の視線は更に近く手前に集中する。。
しかしそれでは、誰かの前に出ることは難しくなってしまう。
いよいよトップグループは………
ファイナルラップに突入。
ここで再び山田GSXR1000が仕掛けるが………
藤澤のインは割れず。
順位は動かぬまま帝王コーナーから………
3コーナーへ。
トップ西村が、きっちりラインをセーブ。
結局スタートから………
一度も首位を譲ることなく………
最終コーナーへ。
西村、古溝………
嶋村、藤澤、山田の順で………
チェッカーへ。
最後まで諦めなかった#46山田だが、逆転ならず。
そしてこちらも最後まで続いた6位争い。
最後は梨本、八木の両名が石森の背後に迫ったが………
順位は変わらぬまま、ゴールラインへ。
1位西村、2位よ古溝りも嬉しそうな3位嶋村と4位藤澤。
「なんだかなあという感じです」
クラスダウンで優勝、しかも決勝中29秒台はごく僅かと、思ったようなレース運びが出来なかった西村。
前回優勝は昨年10月だが、このときはBクラスでの勝利だった。
Cクラスでの辛勝には苦笑するしかないが、勝ちは勝ち。
この勝利を糧に、来月以降は再びBクラスで活躍してくれるだろう。おめでとう!
つづく。文中敬称略、ご了承ください。
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今さら聞けない!? 梨塾 FAQ
【初サーキットでも膝がすれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
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繰り返しになりますが………
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