
カッケえ問題なら本気で取り組みます………梨塾ガレージです。
CBR250R コンプリート制作 【梨塾ガレージ】

ガレージは全然カッコよくないわけですが。
ちなみにこの提灯作製案件は、蕎麦居酒屋月六亭そば行様よりご依頼いただきました(泣)ええ、ご存知のように梨塾ガレージは基本的にナンデモ屋ですが、店舗用提灯制作は初めてのことで

というわけで、前回ご紹介したようにCBR250Rのコンプリート制作依頼です。
昨年作ったモデルを参考にされてのオーダーでした。
クランクを割ることになったと同時に見事超採算割れも果たしたモデルでしたが、その分非常に納得のいく仕上がりにもなりました。

今回は前回の轍を踏まぬようにと、ベース車選択に力を注ぎ………

5000km未満の程度良車をセレクト。

全体的なチェックを済ませた後で………

定番部品の組み込み、並びに車体廻りのオーバーホールを行っていきます。

もちろんフロントサス廻りのオーダーと………

リヤの車高も調整し、梨塾ガレージが求めた適正値へ。

調整機構も導入します。

ある程度形になった時点で公道で軽くチェック、その後………

トミンモーターランドへ持ち込んでの実走テスト。

タイヤはOEM、しかも販売車のため絶対にステップなどは擦れないという慣熟条件ながらも、早々に28秒台をマーク………

「抜群の仕上がり」
のべつ辛口容赦梨本塾長らしからぬコメントを頂戴し、実走テストを終えます。

一見ノーマル車に………

モリワキ部品を組み込んだだけのように見えますが、見る人が見れば違いは一目瞭然(のはず?)

もちろんラップタイマーも専用ステーで設置。

モリワキANOスリップオンに………

レース用ではないバックステップキット………

更にイニシャルアジャスターと………

「採算厳しくなってもこれは絶対に装着して下さい」
という、ZETA製のブレーキレバー………

及びクラッチレバーへ。共に調整機構付きですが、何より
「それぞれ指先の触感が変わることで、バイクそのものの印象変化に大きく影響します(塾長)」
とのこと。ブレンボのマスター&レバーとはまた違う感触だそうですが、レバー類の質感が上がることでブレーキングやクラッチ操作も楽しくなるとか。

転ばぬ先の杖として………

モリワキスキッドパットも。カウルのくりぬきにはもの凄く拘っております。

オーダーを頂戴してから車両選択、実走テスト、セットアップ、完成まで含めおよそ2ヶ月程度かかってしまいましたが………

その分だけしっかりしたものになったと思います。普通はテスト走行などしないですものね………。
同時進行製作中のCBR250RR梨塾ガレージコンプリートと一緒にパチリ。目を惹くのは新型RRですが、これまでこの2台で徹底的に走り込んでいる塾長によれば………
「安心感、楽しさ、スキルレベルを問わず遊べる懐の広さでは未だ単気筒Rに分があります」
とのことでした。
なお、梨塾ガレージで把握している限り、250ccのスタンダードベンチチェックデータは以下の通りです。
※クランクシャフト換算値
CBR250RR………36PS前後
Ninja250………36PS前後
R25………33PS前後
CBR250R………27PS前後
CBRに関しては、単気筒と二気筒で実測10馬力前後違いがありますが、少なくともトミンモーターランドにおいては、先頃まで梨塾ガレージコンプリートのRに、RRは勝てませんでした。
74JKG CBR250R(エンジンノーマル、S/O EX +足回り+SC”A”) 27秒6
74JKG CBR250RR(エンジンノーマル、FULL EX +タイヤOEM) 27秒9

その後RRにタイヤを入れて(前後SC1)、更にMotoJPと梨塾ガレージで共同開発中のECUマップをインストールして27秒1までタイムアップ、更にバージョンアップを果たした今月、ついに………

恐らくナンバー付き二気筒250ccとしては、トミンモーターランド初の27秒切りという驚異的なタイムを出すに至りましたが………
「………それでもまだ”単気筒R”の楽しさの方が上。今後はRRも速さのみならず、この部分をもっと追求していきます」
とのこと。
競技車は狭義になりがちでつまらない―。これも以前から塾長がずっと一貫して口にしていることですね。

なお、大幅にクラスレコードを更新したRRには………

ご褒美として、こんなものが導入されることに。塾長の自腹購入でした(笑)。

カッケえかどうかも、梨塾ガレージ的にはもの凄く重要な要素ですからね。

引き続きこの後はNinja400のコンプリート作製に入る予定です。梨塾ガレージ的には、今季400cc以下でもっとも楽しみなモデルです。フルストックにタイヤだけSC1を履かせてトミンモーターランドのベストは26秒91。
すなわち現状のRRよりも100分の1秒速く、ファイナルも全然合っていないにも関わらず、トミンモーターランドにおける最高速は110kmkm/h前後と、スプロケを適正化したRRより4kmも速かったのです。

4月を目前に控えて、色々と活性化してきましたね。
今季梨塾ガレージのテーマは
「400cc以下のシングルやツインのコンプリート制作」
です。これまでの多気筒大排気量モデルに加え、400cc以下にも注力していきます。
40代~70代までが長期的に楽しめるベース車両を模索、梨塾ガレージ的に面白そうなベース車両は………
・ Ninja400
・ CBR250R(これまでのコンプリート+エンジンチューンバージョン)
・ CB250RR
などです。

「600cc以上のスーパースポーツには、ほとほと疲れた………」
「無理せずバイクで遊びたい」
「退職前に適正なバイクライフを構築したい」
そんな場合は、いつでもご相談下さい。また………
「自分のバイクは大丈夫?」
「タイヤ選択やサスペンション、FIマップのセットアップは?」
そんなときはまずサシ塾へ。次回4月3日(火)開催。お申し込みはこちらから。
・ 車両購入やオリジナルコンプリートの制作、フロントフォークや車体、エンジンのフルOH、各種バランス取り、適正チェーンやスプロケットのご相談、公道併用車のスポーツ走行用車体姿勢のご相談等、いつでも下記よりお気軽に。
【梨塾ガレージ 相談】まで
梨塾ガレージ 右から左度 ★★★★★★★☆☆☆………8点
※ 点数が多いほど難易度は下がります。

・ ガレージへの入庫、或いは納車ついでにお蕎麦はいかがですか?
・ 梨塾ガレージ姉妹店、蕎麦居酒屋 月六亭そば行営業中デス。
・ 蕎麦居酒屋 月六亭そば行
〒123-0841 東京都足立区西新井1丁目21-4Tel 03-5647-8419 sobike.nishiaraidaishi@gmail.com

【梨塾ガレージコンプリート 過去製作例。PC40以外はすべてナンバー付車両】

・ CBR250RR トミン 27秒17/最高速105km/h ※ 現在製作中

・ CBR250R トミンモーターランド 27秒62 同一パッケージ

・ 07CBR600RR BAZZAZ+brembo+モリワキ オリジナル実践パッケージ 25秒98(R:SC2)

・ S1000RR ※ トミンモーターランドリッターSSレコード樹立、ベスト25秒13

・ CBR250R ナンバー付ノーマルエンジン CBR250Rレコード樹立、ベスト27秒62

・ デイトナ675 ライトカスタムで大幅バランスアップ、ベスト25秒8

・ CBR600RR PC40 トミンモーターランド コースレコードホルダー、ベスト25秒12

・ CBR600RR PC37 ファインセットアップ実施で、まるで別物に。ベスト25秒47
・ 車両選択、手配からカスタムオーダーまで。
・ お問い合わせは>>こちらから。【梨塾ガレージコンプリートについて】
※ ご相談のみ、お見積もりのみ、カスタム内容のお問い合わせ対応はしておりません。
・ スーパースポーツからハーレーまで。涙あり、お笑いありの梨塾ガレージ日誌

※ 車両及び用品形態、年式、状態によって査定を行えない場合があります。
あなたがもしも本気なら………梨塾ガレージコンプリート制作依頼はこちらより。
タイトル 「梨塾ガレージコンプリート制作依頼」
※ 具体的なお話し以外は、お見積もりも含めてお断りする場合がございます。

「走り出したはいいが、なぜか調子悪い………」
そんなときこそ………
「梨塾ガレージでリフレッシュメニューはいかがですか」

① 【蘇れ相棒】 車体廻りフルオーバーホール
・ バイクは生もの。走りっぱなしではやっぱり言うことを聞いてくれません。車体OHは3万円より(消耗部品別)、予算に合わせて承ります。今年一気に開花するためにも、この冬のメンテが大事です(^^)ブレーキ回りやステム、リンク廻りから始まってもちろん全バラまで承ります。

一皮めくってみるとこんな状態………昨今、バイクの洗車スペース確保も難しいですからね、仕方ないことなんですが………。このような状態の車両をフルメンテすると、まるで違うバイクのように復活します。16シーズンでは、この方のマシンの車体フルOH+αを行い、その結果著しいタイムアップが見られました。
ここ二年ほど31秒台で推移していたのが嘘のように、一気に30秒0までベストタイムを更新されてました。

・ フロントフォークオーバーホール&バネレート見直し相談………メンテナンス目安1シーズン

・ ほっておくとフロントフォークオイルも、このようなゼリー状になることも………メンテナンス目安1シーズン

・ リヤサスペンションオーバーホール………メンテナンス目安2~3シーズン

・ ブレーキキャリパーOH………メンテナンス目安2シーズン

・スプロケット&チェーン交換、丁数&アクスルシャフト位置調整………メンテナンス目安1シーズン

・ステム廻りのメンテナンス………メンテナンス目安1シーズン

こうなってしまうと、ステアリングフリーな状態でも、フリーになりません。サシ塾で最も多いのが「ステアが非常に重い車両(塾長)」だそうです。何もしていなくとも、日々劣化していくとお考え下さい。
正常なステアリング担っていない場合………
1.なぜかフロントが巻く
2.なぜかリヤが出る
3.なぜか定状円にならず、バンキングも安定しない
などの症状が出ます。案外気付いていないだけかも………。

② 【あの日の自分を超えて行こう】 エンジンフルホーバーホール
・ 距離だけでなく、ある程度回して乗り込んでいるならそろそろOHも視野に………梨塾ガレージではお客様のニーズに見合ったプランニングで、手軽にOH作 業を承ります。もちろんレーシングエンジンメンテナンスもお任せ下さい。街乗りから選手権レベルまでフルカバーします。

・ 新車から5000km走行した、74JKGのCBR600RR(2012年型)のエンジン内部

比較的高回転を常用していても………

ヘッドやバルブ廻り、ピストンにはここまでカーボンが溜まります。シリンダー内壁にも、傷が。公道併用車両は、さらに酷いことになっているケースが多いですね。

全体的に真っ黒ですが………

梨塾ガレージOHメニューでは、ここまでピカピカに仕上げます。更に独自のノウハウで加工&コーティング。フリクションが激減します。15-16シーズンオフに施工。

同時にメタルも………

ミッションも細かく加工&修正を行います。消耗限度を過ぎたものは要交換ですが、なるべくそうしないための作業を行っています。ギヤ抜けが改善されることもしばしば。

最終的には、ここまで仕上げます。ただオーバーホールするだけではもったいないので、調整範囲内でのパワーアップメニューを実施、その結果、明らかなトルクアップとスムーズな吹け上がりを実現。
「新車時よりも実用域でトルクアップしました」
といった声も多数頂戴しております。16シーズンの74JKGのCBR600RRも、最高速はもちろんトルクフィーリングが激変しました。アベレージタイムの向上に加えて「サシ塾の30秒くらいの先導でも扱いやすくなった(塾長)」という思わぬメリットも。
ちなみにOHメニューを行ったリッターSSユーザーの方からは
「速くなりすぎて………(笑)」
なんていう声も。もちろんマフラーもカムもノーマルのまま。梨塾ガレージでは、カッコだけの扱いにくいセットアップは絶対に行いません。

③ 【理論武装】 趣味趣向品大人買いへの道………
・ バイク界のロレックスやブルガリともいえる、オーリンズ、ブレンボ、マグタン等々高級趣向品の数々。但しこれらは見て美しいだけでなく、乗って優れるか らこそ価値あるもの。
梨塾ガレージコンプリート号(GSXR1000、CBR600RR PC40 及び37、S1000RR等)にはすべて装着、しっかりと実績(他を圧倒するタイムと乗り心地)を残している逸品ばかり。塾生にも大好評の品々です。
但しこれらはすべて、見よう見まねのポン付けで機能するものではありません。すべて「バランスが命」です。
このバランスを知るには「適切なスピードレベルでの実走テストを繰り返し、その上で細かくセットアップを行いながら、タイムを詰めて乗り心地を改善」しなければなりません。バネレート選定や油面設定、車体姿勢やブレーキフルードとパットとマスターとホースの相性なども、とっても大事です。
「サシ塾で接する車両で、恐らくここを見て真似しただけの車両が多くいますが、残念ながらこれは見た目が同じだけでまったくの別物でした。せっかく高価な部品を入れているのにバランスを取らなければ、宝の持ち腐れです(塾長)」
これらの製品を右から左に装着するだけでは、楽しく安全に、そして速く走ることは出来ません。ご購入検討時には、ぜひご相談下さい。適切なセットアップ相談も承ります。
※ 梨塾ガレージでご紹介するのものは、これまでしっかりと走行テスト、及び結果の出ているものだけになります。

JBマグタン
74JKGのGSXR1000、CBR600RR、そしてS1000RRにも導入済みの超軽量マグネシウム鍛造ホイール。純国内生産ならではの、圧倒的な精度と信頼感。ノーマルホイールと同等以上の耐用性も魅力の逸品。某イタリア産、中国産とは全く異なる完成度です。
【Q&A】
Q:前後オーリンズを入れるか、JBマグタンを入れるか悩んでいます。塾長ならどうしますか?
A:後々のセットアップが二重になってしまうのと、対費用効果の両面から、先にJBマグタンを入れてから、前後オーリンズという順番にします。いずれかひとつなら、JBマグタンですね。ストレートスピードも激変しますから。

【 BAZZAZ ZFi TC 】
74JKGのS1000RRにも導入済みのBAZZAZ ZFi TC。FIのマッピング変更はもちろん、クイックシフター、さらにトラクションコントロールまで機能させられるサブコンです。
特にトラコンに関しては、スタンダードで装着されているモデルでも、導入すると激変します。もはやリッターSSには必須と言える最強アイテムですが、昨今はミドルSSへの導入もチラホラと。
「1000はもちろん、600でも、格段に安全性が上がる!」
但しこちらも実走を伴ったセットアップが必須です。ベンチ上のセッティングだけでは、実走でパフォーマンスを発揮できません。ぜひご検討下さい。
【Q&A】
Q:例えばS1000RRの純正トラクションコントロールと何が違うのですか?
A:パワーを間引くのがはるかに細かくなり、セットアップによっては実走中に体感できないほどスムースに前に出るようになります。純正装着のトラクションコントロールでこれを必要としないのは、今のところ(2017年初頭現在)、R1だけですね。
Q:2016年までのGSXR1000やCBR1000RR、及び15年以前のZX10R、CBR600RRやR6にも効果的でしょうか?
A:現在トラクションコントロールが装着されていない車両にとっては、もの凄く効果的です。装着されているものでも前時代的なものなら、間違いなくレベルアップします。

ブレンボ RCS19 マスターシリンダー(ブレーキスイッチ付き)
梨塾生定番、ブレーキ必須アイテムナンバー1。このマスターを導入すると、ブレーキ効力が安定するのはもちろんですが
「ブレーキングが楽しくなる」
と いう魔法のアイテムです。昨年から今年にかけて多くの方が導入し、大満足という感想をいただいております。もちろん公道走行車両にも最適、塾長はすでに 「PC37、PC40、GSXR1000K6、XL883R、S1000RR、デイトナ675すべてに導入済み」と見事なまでのハマリっぷり。こちらも塾生特価でご案内いたし ます。車種によっては非常に難しい専用フィッティングもお任せください。
【Q&A】
Q:ノーマルともっとも違うことはなんですか?
A:ディスクを指先で握っているようなフィーリングの良さと、後はタッチの安定感です。

ジャダーの悩みを解消!!ベスラ Super RJL XX シリーズ 取り扱い開始!!
ジャダーの出始めていた梨塾ガレージPC40にてテスト開始。なんとジャダーが収まりました。ノーマルディスクはもちろん、ブレンボディスクとの相性も良く、制動力、安定感もバッチリ。S1000RRにも装着し、すでに梨塾号全車両の「エースパット」となりました。ぜひご相談下さい!※ディスクの状態によっては、ジャダー解消しないこともございます。
【Q&A】
Q:他のレース系パットよりも2倍近く高価ですが、その分だけ耐用性はありますか?
A:耐用性というより、発熱温度による影響が非常に少なく効力は絶大、その上でディスクへの攻撃性が少ないことが最大の特徴です。確かに高価ですが、安いパットを使用して早期にディスク交換することになるなら、こちらの方がむしろ安上がりとも言えます。

ブレーキフルード G-Four355
スーパースポーツ乗りにとって、特に夏場以降は厳しくなるブレーキ問題。
・ タッチが安定しない
・ フェードする
・ すぐにエアをかんでしまう
などの問題を大幅に緩和してくれるのがこのブレーキフルードです。塾生特価工賃にて入れ替え承り中。ぜひお試しを。RCS19とのマッチングも良好です。
【Q&A】
Q:他のブレーキフルードとの一番の違いは?
A:高ストレス下における、タッチの安定性です。
開発日誌等、詳細は>>こちらから。

※ 対象商品の内容、価格は予告なく変更することがございます。
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