２０１８年度 第５回 梨本塾 トミンモーターランド レポ３ Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰ Ａクラス
５月梨本塾、一つ目のレースとなるのは………
Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰの花形、Ａクラス。
フリー走行を経て、全車グリッドに整列。
フロントローにはＺＸ１０Ｒ、８９９パニガーレ、ＣＢＲ６００ＲＲが並ぶ。ポールポジションタイムは２６秒４２１、ボーダータイムは２７秒０９４と僅か０．６７３秒の間に全１０台が入る超接戦。
勢いよく日章旗が振り下ろされて、決勝がスタート。
好スタートを切ったのは、２番手から飛び出した＃２柴と、二列目５番手からジャンプアップした＃１篠塚。
しかし１コーナー進入では、アウト側の＃１尾崎とイン側の＃６山中に挟まれる格好となり………
そのブレーキングで………
山中と篠塚が接触。山中はイン側ゼブラに逃げ、篠塚は外側へ。
幸い転倒には至らず………
両者共に持ち直す。
しかしその間にトップ２は早くも逃げる格好へ。
山中はリカバリーしたものの………
篠塚は接触によってブレーキレバー位置が変わってしまったため、これを修正。
トップ３は柴、尾崎、山中………
これより１秒半ほど遅れて、４位の篠塚、５位斉藤、６位片岡、７位駒澤、８位濱、９位安野、１０位緒方と続く。
キングの思わぬ失速に、後続も戸惑いを隠せない。
そんな後続の混乱を知らず、柴はトップを快走し………
２周目には早くも３秒近いリードを築き上げる。
この遅れを取り戻すべく、篠塚がガスオン。
後続もこれについていこうとペースアップ。
得意のスタートダッシュでトップに立った柴８９９パニガーレは………
２６．７～８辺りのラップアベレージで………
レースを牽引していく。しかしすぐ背後には、まだ余力のありそうな尾崎ＺＸ１０Ｒが張り付く。
久々のフロントロースタートとなった２０１２年度Ｋ－ＲＵＮ－ＧＰチャンピオンの山中も………
トップの２台と………
ほとんど変わらぬペースで周回。
２６秒台中盤から後半と言ったアベレージタイムだけに………
この３人全員にチャンスがあると言っていいだろう。
「鬼」の居ぬ間に………
シーズン初勝利を狙いたいところ。
一方でスタート直後のアクシデントから遅れを喫した篠塚………
その影響を受ける形になった斉藤も………
徐々にペースアップして、トップ３に近づいていく。
柴が２７秒フラット辺りまでペースダウンしたために、４位グループが追いつく展開に。
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梨本塾 トミンモーターランドコース レコード一覧
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・ ＣＢＲ２５０ＲＲ トミン ２６秒９２／最高速１０６ｋｍ／ｈ ※ 現在製作中
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・ Ｓ１０００ＲＲ ※ トミンモーターランドリッターＳＳレコード樹立、ベスト２５秒１３
・ ＣＢＲ２５０Ｒ ナンバー付ノーマルエンジン ＣＢＲ２５０Ｒレコード樹立、ベスト２７秒６２
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レースも中盤を過ぎ………
徐々に疲れが見え始める時間帯。
しかしトップ柴は懸命にアクセルを開いて………
首位をキープ。
残り周回数が少なくなってきたことで………
尾崎、山中も………
仕掛けに入るが………
順位は動かず。
４～５位に篠塚斉藤を挟んで、６位に片岡………
７位駒澤………
８位濱………
９位安野………
１０位緒方と、それぞれが同一周回で争う。
８９９パニガーレ、ＺＸ１０Ｒ、そしてＣＢＲ６００ＲＲの首位争い。
ホームストレートで効率的にもっとも速いのは８９９パニガーレ、その次がＣＢＲ６００ＲＲ、意外にもＺＸ１０Ｒが速いのはインフィールド。尾崎ＺＸ１０Ｒのウィリーポイントは、やや手前過ぎる？
同じくＣＢＲ６００ＲＲと６９０ＤＵＫＥ Ｒとの争い。実はホームストレートが速いのは低中速加速のいい６９０である。しかも疲れにくい。
それぞれの思惑を胸に………
レースはいよいよ………
ファイナルラップへ。
スタートからトップを守った柴を………
なんとか攻略しようと………
＃３尾崎が詰め寄るが………
３コーナーでもインを割れず。
柴がトップを守って最終コーナーへ。
１秒差にまで追い上げた４位グループも、順位は変わらず。
２０周に渡ってトップを死守した柴が、フロントタイヤを浮かせながら最後のフル加速。
尾崎、山中もガスオンするも………
順位は動かぬまま………
チェッカーへ。
１位柴、２位尾崎、３位山中。
４位争いを制したのは篠塚、５位に斉藤。
以下６位片岡、７位駒澤、８位濱、９位安野、１０緒方の順で全員がゴール。
前回も競い合った二人。今回は１ポジションずつアップした。そして………
「………大丈夫でしたか？」
「ん？（ガッチリ当たったけどね………）」
「………大事なくてよかったです」
「………まあね（アイテテテ）」
というチャンピオン同士の会話があったとかなかったとか。
いずれにしてもシーズン５回目にして………
Ａクラスでは初めて、キング篠塚以外の勝者が生まれることに。
柴にとっては、身体的にやや厳しい中での、今季初勝利。
前回優勝は、昨年８月大会。
２０１７シーズンはこの一勝に留まったが、１８シーズンは更に勝ち星を増やせるか。
今後の更なる活躍に期待したい。
つづく。
文中敬称略。ご了承下さい。
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初めてサーキットに来られる方もいますが………
経験やスキルレベルによる敷居は一切ありません。
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あの方はもしかして………まさかの世界チャンピオンもお忍びでッ!?
トミンで４０秒が切れません→ＯＫ
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今さら聞けない!? 梨塾 ＦＡＱ
【初サーキットでも膝がすれちゃう!?】
なんていう話もあったりなかったり………。
必要なときに必要なアドバイスだけを受ける、後は自由に走りまくり。
これが梨本塾の基本的なスタンスです。
初心者の方、女性の方、サーキット初走行の方まで楽しめるのが梨本塾。
もちろん膝が擦れなくても、ハングオンできなくても大丈夫。
サーキット初走行でも問題ありません。
ぜひぜひ遊びにいらしてください。
梨本塾は、申し込みが早いほど参加費はお得です。
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繰り返しになりますが………
「梨本塾に一切敷居はございません」
初参加の方もぜひぜひお越し下さい。「梨塾で会いましょう!」
梨塾ガレージってナニ？
2017 ＧＳＸＲ１０００Ｒ………
2017 ＣＢＲ１０００ＲＲ ＳＰ………
Ｓ１０００ＲＲ………
ＺＸ１０Ｒ………
Ｒ１Ｍといった最新スーパースポーツの基本特性を、徹底的な走り込みとタイムアタックでしっかりと把握した上で、ファインセットアップを施工。
「スタンダードでどれが一番速いのか？」
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「公道併用する際の留意点とバランスポイントは？」
これらを踏まえつつ、一般ライダー視点でモデファイしております。
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